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【aviver】マキシマムシャツ(2作目・スキッパーアレンジ)

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【aviver】マキシマムシャツ(2作目・スキッパーアレンジ)

先日も作った型紙で2作目のシャツです。気に入ったので2枚目! 結局今回も凄い柄ですが (笑) ちょっとアレンジ。

型紙・サイズ

aviver の「マキシマムシャツ」Free Mサイズ。たっぷりギャザーを寄せた風の通るシャツ。裾がラウンドカットなのも個人的にポイント高いです。

生地・材料

リバティの2008年秋冬限定柄「Rosie’s Garden」。輸入 1.5m ですが既にどこで買ったか覚えていません…。リピートの大きいクラシックな柄で、かなり好きなんですが服にはちょっと使いにくいイメージ? 先日の Bird Song 同様、ググってもこの柄で服作ってる人を見つけられませんでした…。

衿とカフスと前開きは家にあった綿の平織り。裁断開始してから生地が足りないという事実に気づき (死)、裏台衿は身頃と同じ生地になっています。袖口のボタンは貝製 11mm。

アレンジ・補正

前回旅先にまで持って行ってボタン付けする羽目になったので (自分が勝手にやっただけですが)、今回は楽をするためスキッパーシャツにアレンジしています。aviver にスキッパーシャツの型紙もあるのですが、別にタブ要らないし…すいません。リバティは裏が綺麗じゃないので袖をまくりたくないんですよね。

前身頃はCFを合わせて「ワ」裁ちします。開き部分はCFより 1.5cm 内側にカットし (つまり左右で 3cm の間が空く)、開き止まり (自分のみぞおちの辺り) は半径 1.5cm の円にします。で、その開きを、幅 6cm に裁った前立てでくるみます (縫い代 1cm;つまり出来上がり幅 2cm)。硬くなってしまったので芯なしでよかったかな。もしくはバイアスに裁つとか。

上衿と台衿も前立ての端と合うようカットしています (台衿は下 5mm・上 3mm、上衿は 3mm)。裁断で間違え、やたら微妙な切り落としになってます…。

前開きに対して丈が長すぎるので裾から 10cm くらい短くしています。単純カットだとカーブが不自然になったため目分量でライン引き直しました。袖も 7cm 短くし、カフスも 2cm 幅にして8分袖にアレンジ。元々ゆとりがあったので袖口は広げていません。

作業手順の工夫・変更等

今回も根気の続くうちに細かいところを作っています (衿と行って来い始末)。シャツを作る時はいつも後ヨーク2枚で前の肩を挟みつけるのですが、このパターンはやけに縫いにくかったのでテキスト通り2枚重ねて前と縫い合わせ、ロック始末しています。

感想

スキッパーの流行のピークは過ぎたと思うんですが、定番になりつつある…よね!? ボトムを間違えるとオバサン服になりそうなので、先日作った Turquoise とコーディネートしたいと思っています。それよりも「ボタンないから簡単の筈!」と思ったら全然楽じゃなかった…。裁断パーツは増えるし、開き止まりの縫いは結構難しかったです (切り込みを遠慮なく一杯入れるのがポイント)。

作業の反省としてはやはり、衿作りを何度も間違えたこと。台衿の先を前立てに合わせてカットしたのですが、縫い代つけずに切り落としてしまい急遽仕様変更しています (当初は前立ての端が丁度 CF でした)。更に、台衿の表側と裏側を間違えてやり直しています。まあ仕上がりに影響なければいいのです! あと、ギャザーのムラが酷いです。丁寧につけたつもりでも結局駄目なんだよな…自分の場合、合印が10個くらいないと均一に寄せられないっぽい (←ダメすぎ)。

次回以降のアイディア

スキッパーアレンジが気に入ったのでまた作ってみたいと思います。今回裁断ミスした衿の型紙、元の型紙と別に作り直しておこう…。

あ、後ろからの写真ボケてる…御免なさい!

マキシマムシャツ(アレンジ)横から
マキシマムシャツ(アレンジ)後ろから

【たまねぎ工房】12SS-B01 Ruby(2作目)

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【たまねぎ工房】12SS-B01 Ruby(2作目)

いつもに増して皺だらけの写真…。風薫る5月!を目の前にして、新緑に映える白地のブラウスを作りました。

型紙・サイズ

たまねぎ工房「Ruby」9号A袖。昨年リバティで作って玉砕したパターンです…が、このパターンの実力はこんなもんじゃない筈! 苦手なタックの練習も兼ねて再挑戦することにしました。袖は広がるBよりコンパクトなAの方が好きです。Bはもっと薄手の布で暑い季節用かな。

生地・材料

生成りの麻平織り生地。もう随分前、私が無印良品の麻カーテンを漂白剤で脱色していたことを覚えている方はおいででしょうか。実はこれ、その時脱色していたカーテンです。まだ黄ばんでいたため今回再度ハイターに投入。かなり繊維痛んでるだろうな…。カーテンだった割には薄手です (だから遮光カーテンに交換したんですけど)。

無地ですが布目が動くので裁断には気を使いました。でも袖口カーブの三つ折りは前回のリバティより楽でしたね…。

アレンジ・補正

前回失敗したものの1つが見返しでした。周辺のロック始末に手こずりヨレヨレになったんです。今回はパターンを 1.5cm 広げてみました。端はロックではなく 5mm 折ってステッチで押さえています。表への固定はラグランダーツ上に落としミシンで留めるだけ…にする筈でしたが、実は「まつり」が見返しのめくれ防止だけでなくタックの安定にも寄与してるんですよね。なので結局、CF付近は手まつりする羽目に。

前回の失敗その2が後ろのループ。モチベーションが切れて手抜きになっただけですが…。今回は糸ループではなく共生地ループをつけてみました。細い四つ折りにしたテープを叩きつけただけ。本来なら見返しとの間に挟むべきなのですが、すっかり忘れてて後付けです。

作業手順の工夫・変更等

特にありませんが「前回より丁寧に」をモットーに作業しています。どんだけ前回雑だったんだ…。

感想

うーん、やっぱり綺麗じゃないな…タックが左右で非対称。縫製難易度は★1つ (一番簡単なレベル) なのですが、正確な裁断が前提なので全体としてはそう簡単じゃないと思います。パーツ数は少ないのでそこは楽だったけど。

出来上がった服はナチュラル系。自分がナチュラル系の服を着ると如何にも「身なりに気を使ってない人」になるので危険なのですが (笑)、今の季節なら爽やかに見えそう…ということにしておこう。実は今回この生地にした理由の1つが「洗い晒しでもそれっぽいから」です (だからそれが駄目なんだってば)。アイロン難しいですよねこの服! それよりまだ多少黄ばんでるような? 蛍光増白剤入りの洗剤に叩きこんだ方がいいのでしょうか…。

そうそう、前回作った時に「自分に似合わなそう」というコメントを書いてましたが、実は結構コーディネートに重宝しています。やや怒り肩気味に見えるので、ボトムはほっそりしたものがいいですね。

次回以降のアイディア

次こそB袖? 大柄で夏っぽいブラウスにしてみたいです。その場合袖は肘辺りでぶった切りたい。それより生地がまだ少し余ってるのですが、こちらはどうやって消費しよう…。

Ruby横から
Ruby後ろから

【たまねぎ工房】12SS-P02 Turquoise

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【たまねぎ工房】12SS-P02 Turquoise

いつもながらパンツは適当な写真で済みません (でも今回はちょっと工夫した…皺だらけなのはさておいて)。冬の間は暖色や茶系コーデばかりしている私。しかし暖かくなると途端に白だの紺だの無彩色だのを着たくなります。そんなわけで今回もまた寒色系の生地…て、「色」の問題なのかこれは?

型紙・サイズ

たまねぎ工房 12SS-P02「Turquoise」。何で私はここの型紙を1年遅れで作る癖がついているのだろう…。タックが特徴的なショートパンツ。110×1m で作れるので少々高い生地でも使いやすいです (この生地はそこまで高くないけど)。

生地・材料

楽天市場で購入した和紙混紡のラメデニム (平織りに見えるけど…)。既にこの生地で帽子が出来てますが、本来はこっちの着手が先です。そっちのレポでも書いたけど黒地に銀色の線が走っている生地…と認識してたら届いてびっくり、銀色の方が表側じゃなかろうか。悩んだ挙句「肌に触れる方にラメを少なめにした方がいいだろう」と、このサイバーなショートパンツになった次第。ほつれにくくて意外と扱いやすい生地でした。が、多分縮むだろうと水通ししたら盛大に色落ちしてびっくり…当分白い服と一緒に洗えないな。

ファスナーは安心と信頼の YKK ジーンズ用。詰めるの面倒なので最初から 11cm のものをネット通販で買いました…て、孝富かよっ。我が家から徒歩10〜15分の実店舗には 20cm しかないのに (詰めサービスもやってない筈)、楽天市場店では長さ指定で買えるんですねぇ。長いの買ってきて自分で詰めることも考えましたが、不慣れで時間かかるし休日しか買いに行けないし、買った方が早いかなということで。ボタンは家にあったものを適当に。

アレンジ・補正

パターンはデフォルト。生地が分厚くてもたつきそうだったので、裏ベルト端はテープくるみではなくロック始末にしています。

股ぐりは左右別々にロック始末しておき、縫い合せてから割るのがデフォルトです。が! 間違えて縫い合せてから一緒にロックかけちゃったい。しょうがないのでジーンズ同様、左に倒してステッチで縫い代押さえてます。脇は割ってるのにね…。

作業手順の工夫・変更等

前パンツ脇のロックミシンは、ポケットをつけてから袋布・向こう布と一緒にかけてます。また、布が厚くて同寸じゃ返りが足りなそうだったため、裾切替の縫い代を少し狭めて幅出ししています。バイアステープで切れば簡単かも。

感想

実はパンツ作りでベルトループつけ作業が大嫌いな私です。なのでこのパターンはベルト不要な点が嬉しい! ファスナー付けも嫌いですが、表に出るステッチさえちゃんとマークできれば怖くありません。縫製も比較的簡単で、一番大変だったのはファスナーの調達でした (笑)。

今回の大失敗はベルトです。御覧の通り、何故か端の幅が右と左で全然合っていません (爆)。通常ならやり直すところですが、この生地解くだけでもかなり体力が要るんです…。ギラギラだし厚みがあって目立ちにくいから放置!

実は幅の合っていないベルト端

出来上がった服については…まあこの長さじゃどのみち会社用にはならないから (汗)。サイバーな見た目よりも生地が硬い方が問題で、前タックの収まりが悪いのが気になります。ベルトの接着芯も表だけでよかったな。履き心地も良くないですが洗濯繰り返すうちに柔らかくなってくれるのでしょうか…。

見た目は恰好よくていい感じ! イメージ通りに出来ました。モノトーンで涼しげに着こなしてみたいです。オープントゥのブーツとニーハイ風ストッキングが欲しくなってきた (笑)。

次回以降のアイディア

簡単だし用尺少ないので何着か作ってみたいです。この丈ではどのみち休日服にしかならないから変な柄布で遊んでみたいな。でもやっぱりパンツは裁断で心折れそうです…誰か裁断作業だけ好きな人とかいませんかね!?

Turquoise斜め後ろから

【Mパターン研究所】B0100 シャツ #3

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【Mパターン研究所】B0100 シャツ(3枚目)

以前からずっと定番のシャツ型紙を探しています。今回は手持ちの型紙で一番定番っぽい形のシャツパターンを補正して作りました。でも1月に作り始めて何で今頃掲載…。

型紙・サイズ

Mパターン研究所「B0100 シャツ」MPL 5号 (廃版)。廃版告知が出た時は「このパターンがまさか」と驚いたほどのド定番。衿はB (ワイドカラー)、袖は長袖にしました。そう言えばこのパターン作るの3回目なんですが、2作目はここに掲載してなかったでしょうか (元から体型に合わない上、洗濯で縮んだので未掲載…)。

そういやつい先日、MPL 監修の書籍『手の女』が発売になりました。付録のシャツ型紙が「B0100 の修正版」らしいので気になる方は要チェックです。前身頃にもダーツが入ったり、カフス付き七分袖がなくなってカフスなし五分袖になってたり、「修正」と呼ぶには随分変わっちゃったなーという印象ですが。

手の女(ひと)~買えば何でもあるのに、なぜ、あなたはつくるのですか~

手の女(ひと)~買えば何でもあるのに、なぜ、あなたはつくるのですか~ [edit]

  • 単行本(ソフトカバー)
  • 伊藤まさこ、根本きこ、大橋利枝子、中川ちえ、塩山奈央、星谷菜々、トミヤマトモミ
  • 有限会社 MPL
  • ¥ 1,890 (定価)
  • 在庫切れ (Amazon価格)
  • 0 (私のおすすめ度)
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  • 在庫切れ
    (価格・在庫状況は7月8日 9:35現在)

生地・材料

リバティの「Scarlet」タナローン。エターナル柄ですが色は限定なのかな? CHECK & STRIPE の予約販売で買ったものです。当初からシャツを作る目的で購入したもので、もう1色紺色を持っています。

今回は白のオックスで衿とカフスと剣ボロを裁断し、クレリック (正式には丸衿らしいけど) にして見た目を軽くしました (柄合わせサボったという説もある)。ボタンは近所で買ってきた 10mm の貝ボタンです。

アレンジ・補正

以前作った時キツかったのと、あと自分の前肩体型に合わせて補正しました。操作は以下の通り。実際は元のパターンを方眼紙に写したものを使ってます。元パターンは失敗した時のために残しておかないと。

前身頃幅出し
 身頃の幅出しと肩幅出しを同時にやります。まずはヨークの肩先を 5mm 延長 (&袖ぐりも微妙に引き直す)。次に、前身頃を肩の間で 5mm 広げます。これで左右各 5mm ずつ、計 1cm 幅出し完了。体型的にやや反身なので後身頃は幅出ししていません。
前肩補正
 「前肩体型=SPが前にある」なので、まずは肩線を前に回します。ヨークと前身頃のパターンの肩縫い代をカットし、テープで突き合わせて貼ります。SPを元の位置より 1cm 前に取ってカッターで切り離し、縫い代をつけ直せば完了。あくまで自分の肩とヨーク切替え線を平行にするための処理です。AHの引き直し等はしていないので立体的形状は変わっていない筈。

次に袖。SP (ヨークの印の間にある合印ってSPだよね…?) を 1cm 前に出します。で、これに合わせてAHの付け線を長さが変わらないように引き直します。あと、先ほど身頃側の SP をずらしているので袖山の合印 (ヨークと前身頃の接ぎ部分) も忘れずにずらしておきます。

肩周りのアップ。写真じゃ分かりにくいと思いますが…。

B0100補正後の肩周り

デザイン的には左右共に左前身頃パターンを使い「前立てなし三折り」にしています (元の仕様が好きじゃないので)。柄生地なので前立てのステッチは省略。この他、飾りのコバステッチを幾つか省略しています。

剣ボロ部分にはボタンをつけ、カフスを折って着易いようにしています。普通はもっと肘寄りにボタンホール作るのでしょうが、リバティは裏が綺麗じゃないのでカフスぎりぎりで折り返せるよう手首の近くに。

カフスアップ
カフスアップ (折り返してみた)

作業手順の工夫・変更等

今まで袖を先に筒にしてから身頃につけていたのですが、今回はマニュアル通り袖ぐりを縫ってから袖下〜脇を続けて縫ってます。てか今までその手順だと知らなかった…orz

感想

袖が剣ボロのシャツは久しぶりでした (お陰で片方は3回もやり直した)。コバステッチのいい練習になったんじゃないかな (死)。あと実は今回、衿を2度作り直しました (要するに今ついてるのは3つ目)。ぜーんぜん衿が返らず「布が分厚いせいだ」と思ってパターン修正しようとしたら…台衿側と外側を間違えて付けてるじゃないかーーー!! 2回目までも間違ってたらしい…orz 台衿の先が縫い代始末サボったせいでもたついてますが、前立てが歪むことなく付けられたので合格にしておこう。

衿のアップ

肩を補正してもまだ少し、首の付け根から肩先に皺が残っています。私の肩はかなり前に出ていて、これ以上自分に合わせて補正すると服のシルエットが崩れそうなので止めておきます。前身頃の幅はこんなものかな? 出さなくてよかったような気もするけど。

全体的にはまあまあ気に入っています。うるさくなりがちの柄布もクレリックにすれば着易くなります。春先に1枚で着てもいいかも…て、色合いが全然春じゃないんですけどね (だから作り始めたの1月なんだってば)。

次回以降のアイディア

色違いでもう1着クレリック作りたいな。剣ボロは面倒なので行ってこい始末に変更してしまうかもしれません。七分袖の方も袖山を補正して作りたいです。あと『手の女』のシャツもいずれ作ってみたいと思います。

B0100シャツ横から
B0100シャツ後から

【WHISTLE@】mom #2

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【WHISTLE@】mom (2個目)

暖かくなってきて (気が早いけど) ショートパンツでも作ろうと思い、ギラギラしたデニムっぽい生地を手に入れました。ところが、一通りパーツを裁断したら生地が大量に余っている!

勿体ないのでその生地でまた帽子を作りました。この前のが可愛くなってしまったので今回はマニッシュを狙ってます。写真は後側からの撮影 (下の写真も)。

型紙・サイズ

WHISTLE@「mom」。裁断が超面倒臭くて、縫う方は超簡単なクロシェ。後述しますが特に何もしなくてもリバーシブル仕様になります。

生地・材料

楽天で通販したラメデニム…と思ったら、これラメ糸が全面に出てる方が表なんじゃないの!? 「和紙」が入ったちょっくら珍しい素材です。30番の黒の糸持ってなくて、裁断してから孝富に買いに行きました…。

どっちを表にしても使えそうな生地だったので、裏も共生地で取ってリバーシブルにしています。ベルト布だけは頭周りのサイズに影響しそうだったので表側 (銀ギラの面) にのみつけました。両面厚い生地にしたため、今回は接着芯を使っていません。

「mom」リバーシブル仕様のもう1面

アレンジ・補正

リバーシブルにするため、縫い代の押さえステッチを裏側にもかけています (でも殆どデフォルト)。返し口のまつり綴じも心持ち丁寧に。あと前回同様、バイアステープが少し広めです。

作業上の工夫・変更等

生地がバイアステープを取れる長さでなかったため両脇で接いでます。ちょっと縫い代間違えて裁断してしまい、継ぎ目が片方変なところにありますが気にしてはいけません。

感想

作ってる最中は「UFOか!?」と思ってたんですが、意外とかぶったら普通でした (笑)。でも晴れた日は太陽反射してギラギラしそう。この帽子はサイズベルトがないため本体にファンデ (自分はBBクリーム派だけど) がついてしまうので、何個か作って交替でかぶるといいと思います。勿論汚れた方は手洗いね!

次回以降のアイディア

流石に3個目はもう少し間を置いて作ると思います…。次は柄生地で作りたいな。あとワイヤーをバイアスの中に入れるのもやってみたいです。

【WHISTLE@】mom

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【WHISTLE@】mom

紫外線の気になる季節がやってきました。今使ってるのが痛んできたため新しい帽子が欲しいのですが、某所で見かけた素敵なクロシェは結構いいお値段。しかもよく似たシルエットをどこかで見たような…?

という訳で、そのどこかで見たパターンで帽子を作りました。まあ単に作りたかったんですよね (いつもの通り)。

型紙・サイズ

WHISTLE@「mom」。日差しから顔を守れる、かぶりの深いクロシェ。ブリムの縁はバイアス縫い付けになってます。

生地・材料

メインは10オンス (?) のデニム。先日ライダースジャケットを作った時の残りです。ちなみに糸も残り物なんですが、途中で足りなくなりそうなのに気づき下糸に他の色を使っています。下の写真は後側上方から撮ったもの。

mom後から

裏はリバティのシティポプリン「Rose Marie」(輸入物)。これまた以前ワンピース作った残りです。デニム生地があまり残らなかったため仕方なく裏ブリムを別生地使いにしたのですが、内側が明るい色の方が多少なりとも顔写りがいいかなという考えもあります。

裏地をチラ見せ

アレンジ・補正

バイアステープがデフォルトより数ミリ広いです (カットする時適当に切ったため)。サイズ調節しないので紐やベルトは通していません。

作業上の工夫・変更等

ブリムは表裏共に芯を貼っています。ガチガチにはしたくなかったので R200 くらいの布帛芯。あとバイアステープを伸ばし気味につけると縁が立つということなので、ほんの少し立ててみました。顔を隠すような帽子だと視界がちらちら遮られるせいか、目が疲れて頭痛を起こすんですよね…orz

先日のライダース制作でステッチの目 (2.5mm) が小さく感じたため、今回は 3mm で縫っています。まあこの辺は臨機応変に。

感想

ライダースジャケットの制作でロータリーカッターを痛めたらしく、裁断で苦労させられました (実は同じタイミングで糸切ばさみも壊れていたという)。そもそもバイアス裁断って布目が取りにくいので苦手です。でも一旦切ってしまえば後はサクサク縫えるかと。縫製では裏側の返し口を綴じる作業が一番難しかったです。

裏生地が可愛い柄のため、デニムだけどフェミニンな服の方が似合いそう。自分の普段の服装を考えると無地の方がよかったかな。

次回以降のアイディア

真夏用にブリムをもっと大きくしてもいいかな? 明るいトーンの生地で作ってもいいですね。チェックなどの柄も面白そう (家にあるクラフト系のコットン使えないかなと画策中)。

【Mパターン研究所】J0310 ライダースジャケット

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【Mパターン研究所】J0310 ライダースジャケット

御免なさい、写真は未完成のうちに撮ったものなので鳩目が一部ついてません…。

時々無性に大物を作りたくなります (アウターは基本的に「大物」と思ってます…)。年末はコートでしたが年が明けてからはジャケット、しかも3枚目! 一昨年の末に生地だけ買ってあったのをいい加減片付けたいなと。ずっとリバティ消費計画遂行中だったのですが、薄手のリバティよりこういう嵩張る生地の方が部屋狭くしてるよね…。

10日で出来ると踏んでたのですが、花見行ったり出張行ったり歯医者行ったりで半月かかってしまいました。でもこの気温ならまだ着られる筈。

型紙・サイズ

MPL の「J0310 ライダースジャケット」4号。現行品ではなく随分前に廃番になった方です。チンフラップやベルトのついたハードな雰囲気のジャケット。でも裏ついてないので実際これでバイク乗ったら寒そう。

生地・材料

孝富で買った10オンスデニム…だと思うんですが記憶が曖昧です。色の薄いデニムがあまり好きじゃないので黒や濃紺ばかり買ってしまいます。まあ紺色がマイブーム中だし!

今回は着心地を考えて袖に裏地をつけてみました。先日ハイネックシャーリングブラウスを作った残りのキュプラ/綿です。色はさておいて柄が適当すぎますが、まあデニムのジャケット腕まくりして着ることもあるまい…。

表地の縫製はスパン30番で、ステッチもそのまま同じ糸でかけています。縫いのアラが目立たぬよう、生地と同系色で少し明るいくらいの色にしました (でももう少し明るくてもよかったか)。Wステッチにしたら糸の消耗が激しく、今回は一番小さいサイズで3個使っています (何度も解いたしね…)。

今回はオカダヤで調達したタックボタンを使ってみました。バックルもオカダヤです。比翼に隠れるボタンは平らな物 (いつものヒントで購入)。鳩目は前にトレンチ作った時の残り。

アレンジ・補正

型紙が4号なので幅出しも考えましたが、型紙多くて面倒臭いのでゆとりがありそうなので今回はそのまま。前肩補正もしませんでした。

袖裏は表のパターンをそのまま使い、縫い代を 7mm にして 5mm キセをかけただけ。袖開きは下図のような感じ (クリックで拡大します)。開き部分を作った後でそれぞれ筒にし、表裏一緒に身頃やカフスと縫い合わせています。

袖の構造図

あとバックルが重くて落ちてたので横 (服本体ではなくベルト側) にループをつけてます。3×12.5cm の生地を輪にして4つ折りにしただけ。でもやっぱり収まり悪いのでバックル付け替えるかもしれません…。

作業上の工夫・変更等

袖が大変そうだったので一番最初に作っています。小物もなるべく早い段階で作っています (が、やたら時間かかった)。あと今回はWステッチにしたため、なるべくまとめてステッチをかけられるようにしました。

AHの伸び止めテープは生地の表側に、縫い代の中に隠れる幅で貼っています。裏側であろうとテープが出るのはあまり好きじゃないです。タックボタンを使う場合、裏衿のボタンは表と縫い合せる前につけるのを忘れずに!

感想

3月中に完成すると思ってたら比翼裏用のボタン買ってなくて4月に持ち越してしまいました。大変だったけど比較的扱いやすい生地の上、裏地もないので (自分で袖裏でっち上げましたが) 幾分気楽だったかな。

ステッチ幅はいつもの癖で 2.5mm にしたのですが、もっと広くすべきでした。Wステッチの間隔は目分量なので場所によって違うけど気にしない!…で下さい。縫製はまだまだ下手くそです。

今回は何故か左右を間違うミスが多発しました (表衿と裏衿も間違えた)。あと、比翼作りで地味に苦労しました。布が厚すぎて 5mm を綺麗に折れなかったので内側の端はロック始末で妥協しています。タックボタンは全体的に取付けが甘いです。特に前開き一番上! 一番目立つ場所なのに不良品が混ざってたようで、抜けないけどくるくる回る状態。外す方法があればやり直したい。

今回の大ポカは袖裏です。実は一方の内袖だけ布目を間違えて裁断しまい、布が足りなくて切り直しも出来ずそのまま縫ってます。あと見て見ぬふりしてますが、チンフラップが型紙と全く違う形になったのは何故!?

反省点を多々残しつつ何とか縫い上げて、とにかく達成感だけは凄いです。頑張ったので肌寒いうちに活用しないと。シルエットは予想 (もとい他サイト様レビューからの想定) より細く、肩周りだけでも幅出ししておけばよかったかな。まあ怒り肩気味のパターンなので幾分楽ですけど。個人的推測ですが「バイク乗るためのジャケット」なのでハンドル持つのに邪魔にならないよう怒り肩になってるんじゃないかな。

次回以降のアイディア

もし作るなら明るめの色で。コーデュロイなどもよさそう。でもしんどかったので当分作らないと思います…。

J0310横から
J0310後ろから

【たまねぎ工房】10AW-B01 Tao #3

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【たまねぎ工房】10AW-B01 Tao (3枚目)

今年の春は紺色 (と白) がマイブームです…とはこの前も書きましたね。今回は柔らかい無地の布でシャツを作りました。

型紙・サイズ

たまねぎ工房「10AW-B01 Tao」9号。身頃と袖が続いているドルマンシャツ。2回続けて丸衿にしたので今回は角衿。何故か毎春1枚ずつ作っていますが深い意味はありません。

生地・材料

既にどこで買ったのかすら覚えていない綿ローン…だよねこれ。薄くて艶があり、リバティのタナローンよりも柔らかいです。ボタンは別のシャツに付ける予定で買っていたプラスチック製。多分いつものヒントで買ったもの。

前回はふらし芯として共布を挟んだりしたのですが、今回は黒い接着芯を使っています (多分 R200)。くたっとして形が定まらない感じだったので敢えて厚めのものを。

作っている途中でミシン糸を切らしてしまいました。家の在庫で生地と色が似てるものを適当に使ったんですが、手芸店で入手しやすいフジックスではなくトップバリュのPB商品だったという…。大分時代に買ったもので (多分)、今の家の近所で手に入らないので似たような色で誤魔化す羽目に。

アレンジ・補正

デフォルトです。当初は衿やカフスにコバステッチを入れようと思っていましたが、生地が柔らかくて雰囲気に合わないので結局そのまま。

作業上の工夫・変更等

いつも通り、衿と行って来い始末は最初に作っています。

感想

これまで行って来い始末は表側だけ袖口スリット開きに固定してから裏側を折り込んで縫っていたのですが、今回は練習を兼ねて、テープで開きをくるみ表裏一気に縫い付けてみました。が…開き止まりが縫い外れたり縫い目が落ちたりと散々! まだまだ練習が必要なようです。

やけに裾の三つ折りに苦労して、一旦全部やり直しています。毎度思うんですが Tao の裾カーブはとても縫いにくい! 三巻ラッパがあれば楽なのにと思う半面、手でも折れないものが道具だけで折れる筈もないような (「綺麗に折れない」という以前に「ツレて折れない」なので)。なのでいつも、6mm の筈の三つ巻き幅はもっと細くなっています (しかもカーブ部分と直線部分で明らかに違う)。

もう少し折が密でハリのある生地の方がいいような気もするのですが、2年連続ふんわりした布で作ってしまいました。とはいえ去年のボイルよりはしっかりしている気がします (目が詰まっているからかな)。春先より初夏に着たい仕上がり。

次回以降のアイディア

このペースだとまた1年後になりかねんな…。昨年作った時に「透けない白」とか言ってた記憶があるのですがいつになるやら。でもまた作ると思います。

スイマセン、後ろ姿の写真が完全にピント合ってないです…orz

Tao横から
Tao後から

【Mパターン研究所】B0325 ハイネックシャーリングブラウス #2

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【Mパターン研究所】B0325 ハイネックシャーリングブラウス(2枚目)

先日作ったパターンを同じ布 (の色違い) でもう1枚。日曜日の朝と夜でささっと完成させてしまいました。パターンどころか使ってる布まで同じなので、細かい点は前作のレポートも併せて御覧下さい (大したこと書いてないけど)。

型紙・サイズ

MPL の「B0325 ハイネックシャーリングブラウス」4号 (廃番)。ゴムでギュッと衿ぐりを寄せた布帛ブラウス。つい最近1作目を作ったばかりです。

生地・材料

先日の生地と色違い。キュプラ/綿の混紡だったと思います。この春マイブームの紺色で、先日作った白杢のジャケットに合わせたかったのです。ゴムは先日使った残りをそのまま使ってます。

アレンジ・補正

前回はカフスに芯を貼ったのですが今回は横着して貼りませんでした。まあ、デフォルトでも貼る指示ではないので (前回は念のため貼ったもの)。あと前回やや長いと思った衿を1段縮め、ゴム2段にしています。あ、そうだ! これは単なる裁断ミスなんですが…1.5cm 幅の筈の外側フリルが 1cm 幅になってますorz

前回と同じく、縫い代を詰めるのと裁断時のCF・CB広げで 1.6cm ほど幅出ししています。着脱さえ気を付ければ4号デフォルト幅でも大丈夫そうですけど。

作業上の工夫・変更等

特になし。衿周りはテレビで WBC オランダ戦を見ながら作業してました (笑…HR攻勢で余裕展開だったからね)。

感想

暑がりなのでタートルは冬の間しか着ない人間なのですが、ゴムシャーリングだと首に貼りつかないので幾分鬱陶しくないかも。簡単だしコーディネートしやすいので春の間活用したいです。

衿を詰めて作ってみるのが今回の目的だったのですが、ゴム2段だと少し頼りない気がします。外側フリルにゴム通すとどんな感じなんだろう? 見た目はやはり、肌が出る方が首がすっきりしています。高い衿の方が日焼け対策にはなるけどね!

次回以降のアイディア

ダメ元でリバティをバイアス裁ちして作ってみたいです (消費目的…)。

B0325横から
B0325後から

【たまねぎ工房】12SS-J01 Sapphire

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【たまねぎ工房】12SS-J01 Sapphire

3月になって急激に暖かくなりました。春用アウターを持っていない私、慌ててジャケットを製作。

型紙・サイズ

たまねぎ工房「12SS-J01 Sapphire」9号。着ていて楽なショールカラーのニットジャケットです。テーラードより作りやすそうという理由で選びました。

生地・材料

「ニット工房.com」で通販した T/C (混率不明) のダンボールニット (180円/m!)。この春はモノトーンと紺色が気になってます (世間の流行とズレまくっていることは自覚してます…冬の間寒色系を避けてた反動ですね)。真っ白だと蓮○さんみたいで気恥ずかしいのでグレー寄りの杢生地。ポリエステル混紡なのはその方が肘が抜けにくいような気がしたからですが、実際どうなんだろ?

裏地は同じ店で買ったニット用のもの (素材は?)。あまり色の選択肢がなかったので、淡色で違和感のないものを選びました。これがまた透け透けでビックリ! せめてミシン糸の色を合わせるべきだった…orz

透け透けのニット用裏地

ボタンはいつものヒントで買った水牛製です。芯はニット用ではなく、トマトで買った R200 っぽい布帛接着芯。

アレンジ・補正

CBや見返しの端は本来バイアステープによるパイピングですが、Origa はここで玉砕したのでロックミシンにしてしまいました。ウーリー糸を使い、細かい針目でかけた「何ちゃってパイピング」。お陰で完成も1日早かったです (笑)。でもやっぱり縫い代伸びてますね。CBや裾がヘロヘロしてるし段差は乱れてるし…。裾は伸ばしたくなかった (寧ろカーブなので少し縫い縮めたかった) ので、裏にウーリースピンテープを縫い込んでいます。

パイピングの代わりにウーリー糸でロック

作業手順の工夫・変更等

ジャケットやコートの部分芯は芯の型紙を作っておくと便利です。後身頃CBと前見返しの見返し線は、縫い合わせる前に布端をウーリー糸でロック始末しています (念のためメスは下ろしておく)。

AHのHBテープは「縫い代からはみ出ないように表に貼る」なんですが、途中まで気づかず裏に貼ってました…。まあ表からは見えないからやり直さない!

感想

楽な着心地でかっこいいジャケットになりました。形はかっちりしてますが身頃は1枚なので、販売サイトの文章通り「カーディガン以上 (ウールの) ジャケット未満」という感覚です。インナーはシャツよりもタートルや開きの大きなTシャツが似合いそう。裏地がついてるので袖がもたつかないのもいい感じ。

パーツは多いのですが裁断はそこまで大変ではありませんでした。間違ったパーツを何枚も作ったけど (今回特に多かったです…見返しとその芯は同じ向きで2枚切ってしまいフラップは裏にまで芯を貼ってやり直し)。芯貼りテープ貼りは面倒でしたが、これはジャケットだから仕方ないですね。

縫製では身頃と見返しの衿の縫い合わせに気を使いました。テープ貼ってない見返し側が伸びるので (芯だけじゃ全然止まらん) 注意深く縫い進める必要があります。逆に、難しそうだった衿の落としミシンは一発で決まり一安心。残念ながらボタンホールは少し伸ばしてしまいました。おまけに糸の色が合ってない! 生成じゃない白か、グレーでもよかったかな。

次回以降のアイディア

次作るなら濃色でしょうか。衿やフラップの縁にパイピングを飾っても面白いかも。身頃の切り替え線にステッチ入れてもいいですね。

Sapphire横から
Sapphire後から