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沖縄行ってきました [2]

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日をまたいでの更新でスイマセン (只でさえ旅行から時間経ってるのに)。沖縄旅行記録の続編。食べ物とお土産の記録です。

1日目は夜に那覇入りし、そのままゆいレールで県庁前まで出て居酒屋「わたんじ」で食事をしてきました。ぐるなびで「地元の人がよく行く店」とあったのと、あと立地の関係で選んだお店です (夜遅いし雨だったからね)。「おすすめメニュー1品無料」のクーポンで頂いたモヤシもずく炒めが大変美味しかった! 写真は iPod なので荒くて御免なさい。

わたんじ・オリオンビール
わたんじ・海ぶどうとジーマーミ豆腐
わたんじ・もやしもずく炒めとフーチバー
わたんじ・島らっきょう
わたんじ・ミーバイの握り

朝食付きのホテルだったので、2日目・3日目共にホテルで朝御飯を食べています。宿泊したのは「スーパーホテル那覇」。セルラースタジアム那覇に最寄りということで選んだのですが、バイキングはそこそこ満足できる内容でした。ホットサンドメーカーが置いてあったのはなかなか! 私は基本的に朝は米なので食べてませんけど…。

ホテルの2日目朝食バイキング

2日目昼は牧志公設市場の近くにある「ソーキそば専門店 田舎」で“てびちそば”を頂きました。頼んだのは小盛り400円だけどテビチは小さくない! ただ卓上のコーレーグース、すっかり唐辛子の色が抜けてて全然辛くなかったなぁ。仕方なく横にあった七味唐辛子を振り掛けて食べてました (^^;)。

てびちそば

同日の夜は、本当は市場で何か買ってホテルに持ち帰るつもりだったのですが、「あかさたな」という小洒落た料理屋さんを見つけたのでそこで済ませました。沖縄料理の小鉢を数点組み合わせたセット (千円) が約10種類! 迷った挙句、グルクン (白身魚) のから揚げがついたセットにミミガーを単品で頼みました。から揚げ美味しかったです! ちょっと食べにくかったけど。

あかさたな・沖縄そばとミミガーとジーマーミ豆腐
あかさたな・ラフテーとグルクンの唐揚げ

あと写真残してないのですが、市場通りのお店で2口サイズくらいのサーターアンダギーが10個350円だったのでホテルに持ち帰りました。実はこれが3日目、セルスタでのおやつになっていたという (笑)。

3日目昼はセルスタの屋台で適当に済ませたので写真なし。夜は帰りの飛行機の中で沖縄料理を詰め合わせたお弁当を食べました。好物のゴーヤや昆布を現地で食べられなかったので、せめて弁当でささやかな抵抗を。

弁当パッケージ
弁当の中身

では最後にお土産紹介です。全部自分用ですいません (会社で私が沖縄に行ってたことを知る人はいないはず…)。国際通りの「塩屋」(まーすーや) さんの、ごはん塩と島とうがらし塩 (濃さ3)。ごはん塩はハイビスカス味! ハイビスカスティーで知ってはいましたが、酸味が赤紫蘇に似てるんですよね。島とうがらし塩は本気で辛い! ペペロンチーノ作るのによさそうです。写真はもうちょっと下にて。

首里城のミュージアムショップでは手ぬぐいとストラップ。手ぬぐいは縁起がよさそうな四爪龍の柄 (写真撮ってなくて御免なさい)。ストラップはシーサー作家・高林奈央さんのものだそうです。初めて聞くお名前ですみません (ググったら同姓同名のタレントさんがヒットした…て別人だよね?)。ちょっと抜けた感じがチョー可愛い! 再訪することがあれば友人知人の分も買いたいな (実は買わなかったことを少し後悔している)。

ストラップ

そして空港では、前日手に入れ損ねたコーレーグースと生もずくを買いました。生もずくは市場の方が安いと思います…海ブドウなんて3倍の値段ついてたもん。ちなみに冷蔵庫で1か月、冷凍すれば半年もつという話でした。コーレーグースはタバスコの代わりに使うといいそうです。使い切ったら泡盛を注ぎ足せば繰り返し使えるとか。まあ私の場合、中の唐辛子を別に使ってしまいそう。生もずくはまあ写真要らんよね…?

コーレーグースと塩2本

あー、これ書いてる間にももう一度行きたくなってきた! 那覇は未知の素敵な場所でした。とはいえ暑い季節は苦手だし観光客多そうなので、本州だと寒さが厳しいこの時期に再訪したいと思います。ほら、ローシーズンは必要マイルも少なく済むしね (笑…また特典航空券狙いか!)。

沖縄行ってきました [1]

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首里城正殿 (ベタな写真ですが)

写真整理に手間取ってしまった。2か月に1〜2回の頻度でしか飛行機に乗らない私、しかも今年に入って出張が減り、陸マイラーとなりつつあります。が、それでも特典航空券と交換できるくらいに貯まったので2月22〜24日のローシーズンに行ってきました! 南国沖縄!!(※那覇市内のみ)

訪問の順序は以下の通りです。予定通りの時間配分には出来ませんでしたがスポット的にはクリアということで。

22日
  • 沖縄入り、ホテルに荷物を置いて外出
  • 居酒屋「わたんじ」で夕食
23日
  • ホテルで朝食後、国際通りへ
  • 牧志第一公設市場〜「ソーキそば専門店 田舎」で昼食
  • セルラースタジアム那覇 (巨人対広島オープン戦)
  • 再度市場通りへ (「あかさたな」で早めの夕食)
  • ホテルのテレビで WBC 壮行試合・日本対オーストラリア観戦
24日
  • ホテルで朝食後チェックアウト、首里城へ
  • 玉陵 (たまうどぅん)
  • 真珠 (まだま) 道〜金城町石畳を散歩
  • 徒歩を断念し、バスで識名園
  • セルラースタジアム那覇 (巨人対楽天オープン戦;昼食も)
  • 空港へ直行し帰京

元々「巨人のオープン戦やってるな」というのが沖縄旅行を思い付いたきっかけなのです…。とはいえ24日の午後は普通に観光に充てる筈が、ルーキー菅野の対外試合デビュー戦と知って着いてから予定変更した次第。ちなみに23日は早々に内野指定席を取っていたため、予定を動かせませんでした…。

野球の方はさておき (試合見ただけだし…サイン貰う暇もなかった)、訪問場所の印象など。那覇市内のほんの一部しか見ていないので間違っていたら申し訳ないのですが、良くも悪くも観光産業が中心の街なんだなと思いました。国際通りは似たような土産物店が多かったし (すいません)、牧志公設市場も完全に観光地化していて、築地みたいなの想像していくと拍子抜けするなーというのが正直な感想です。でも個性的な土産物店も一杯ありましたし、市場は見慣れない食材ばかりで楽しかったですよ (試食も一杯させてもらいました…笑)。市場の人達の方言も相まって独特の雰囲気がありました。ただ若い人は綺麗な標準語だったな (^^;)。今回は時間がなくて路地まで立ち入る時間がなかったのが残念。次は色んな道に突撃しよう。

国際通り (ナンバープレートぼかしてます)
牧志第一公設市場

観光を短縮してしまったのが悪いんですが、やはり2日目の首里城〜玉陵〜石畳〜識名園はもっと時間かけて回りたかったです。壮大な石造りの宮殿や王墓、中国風の回遊式庭園は見応えたっぷりでした。首里城は有料区域より無料区域の方が、人が少ないこともあって厳かな雰囲気でした。これもまた時間がなかったのが (以下略

首里城・弁才天堂
首里城・龍潭
首里城・何門?
首里城・正殿前

首里城からすぐの場所にあるのが王家の墓・玉陵。3つに分かれた室内の真ん中で洗骨し、身分によって左右に分けて安置されるのだとか。地面から建物まで全て石造りの空間にはただただ圧倒されました。首里城よりもこちらの方が印象強烈。まあ「お墓」というのも理由なんでしょうけど。

玉陵

真珠道〜金城町石畳はその名の通り、石畳が敷き詰められた急勾配の坂道です。私は下る形で歩いたのですが、上ってくる人がいてビックリ。かなりハードだぞ! それどころか沿道には普通に民家が立っていて「こんなところにお住まいなのか」とただ唖然としてしまいました…。この道も是非再訪したいスポットです。脇に入ったところにも色んな発見がありそうでした。でも夏の訪問は丁重に御辞退申し上げたい (笑)。沿道には樹齢300年の大アカギなる巨木があり、スケッチしている方がおいででした。

首里金城町の大アカギ
石畳の途中 (どの辺か忘れた)

首里城〜識名園は 3〜4km と聞いていたので歩くつもりが、時間が足りずバスに乗ってしまいました (石畳に苦戦したため)。ターミナルで乗り継ぐ必要がありましたが無料の乗継券がもらえたのは有難い。着いたら中で結婚式を挙げているカップルが。どうやら中の御殿をレンタルできるらしいです (※史跡ではなく復元だからと思われ)。六義園や小石川後楽園のような和風の回遊式庭園とは雰囲気が違っていて楽しめました。正門が復元工事中だったのだけが残念。園内ではないのですが近くに識名霊園という墓地があり、セルスタに向かうバスの車窓から眺めることができました。沖縄の墓石って家みたいな形をしていてかなり特徴的! それが一面に並んで建っているのは壮観でした (写真なくてすいません…個人のお墓だからね)。

識名園

余談ですが実は3日目の道中、履いてた靴を壊してしまいました…。このコースは地面が石敷きの部分が多く、脚に相当な負担がかかります。ピンヒールは厳禁、クッション性の高い靴が宜しいかと。識名園などは土の地面もあるので足を覆う靴の方がいいかな。

さて、少し長くなったので沖縄で食べたものとお土産の記事は次に送ります。

【aviver】FB-0125 マキシマムシャツ

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【aviver】FB-0125 マキシマムシャツ

暖かくなったら1枚で、今の季節は薄手のタートルの上に羽織って着られるシャツを作りました。まあ、使い道のなかった生地で遊んでみたのです。

型紙・サイズ

aviver の「マキシマムシャツ」Free Mサイズ。発売当初はピンと来なくて見送ったのですが、洋裁ブロガーの皆様が作っているのを見て欲しくなったパターンです。そのせいで「作りたい」と思った時に品切れだったという… (再販で買ったのですが、その時も残部2での駆け込み購入でした)。ギャザーを寄せてゆったりさせた羽織のシャツ。

生地・材料

リバティのシーズナル「Bird Song」輸入生地。桜に鶯…かな? 和風の柄です。Shaukat で買ったのですが、一番欲しかった色が早々に売り切れてしまい、仕方なく入手したこの色が使い道のないまま眠っていたという…。昨年の Josephina 同様、この時期に合わせてこの柄を使ったということで。

柄のリピートが大きく全部の柄を合わせるには生地が足りなかったので、身頃CFのみ重視して他は適当です (ヨークや衿は地の目が違うため鳥が入らないように裁断しています)。他の人が同じ柄でどんな服作ってるかググったけど作例ぜーんぜん見つけられなかった (笑)。

上衿と台衿の外側には少し硬めのバイリーン芯を貼ってます。ボタンは 13mm の貝ボタン。

アレンジ・補正

デフォルトです。aviver とたまねぎ工房は「補正せずに作っていい店」と思い込んでおります。

作業手順の工夫・変更等

工夫ではないのですが…某ミシン屋さんにホリデーヌの「ボタン付け押さえ」を注文したのにいつまで経っても届かないので、未完成のシャツを旅行先に持って行ってテレビ見ながら手縫いで11個つけました。ところが! その針と糸が思わぬところで大活躍。沖縄旅行中にブーツの金具が壊れてパーツが落ちてしまい仮止めが必要だったのです。普段ソーイングセットを持ち歩かない人間なので不幸中の幸いでした…orz

ちなみに、旅先に余計な荷物を持っていくのは悔しいのでボタンをつけた翌日に早速着てました (チャコは無理矢理水で消した)。ほら、柄だけなら「かりゆし」っぽいし (笑)。

感想

パーツが大きいこともあり裁断が大変でした。柄は変に合わせないよう苦労しました。どうせ合わないのだから散らした方がいいという考えです…が、左斜め後ろから見たとき左袖と後身頃左側に同じ柄が来ていることに気づいてショック!

難易度はまあ想定の範囲内ですが、ところどころ縫い代が 1.3cm になってるのに気付かず 1cm で縫ってしまい、泣く泣く縫い直しています (ヨークと身頃のギャザー縫合せ部分です…飾りステッチ入れてから気づいたので一旦解きました)。

大きな柄でもこなしてくれる優秀パターンだと思います。面積が大きいので淡色の方がすっきりするかな? 着る際はウエストをベルトでマークするとよさそうです。旅行先では上からウエストポーチを巻いてました (笑)。

次回以降のアイディア

白く透け感のある生地で作ればヘビロテ服になりそうです。でも次はまたリバティかな。襟とカフスの生地を変えてクレリック風にしてもいいかも。

マキシマムシャツ横から
マキシマムシャツ後ろから

【aviver】FB-0009 ギャザーシャツ #2

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【aviver】FB-0009 ギャザーシャツ2作目

最近シャツばかり作っています (ボタンがついてないので未掲載ですが)。細かいパーツが多いけどシャツが好きなのです。リバティ消費にも丁度いいし (←ここ本音)。今回は以前作った型紙で2作目のシャツ。

型紙・サイズ

aviver の「ギャザーシャツ」9号。開襟、パネル切り替えに胸元ギャザー、タックのない細身の袖というキャリア風コンパクトシルエットのシャツ。

生地・材料

(多分 Shaukat で買った) リバティ「Rose Marie」。大人気だった柄ですね。以前ポプリンでシャツワンピースを作っていますが今回はタナローン。水彩っぽい掠れたプリントのお陰で何度も表裏を間違えそうになりました (笑)。

衿に硬めの芯を貼る予定がすっかり忘れてて R100 にしています。ボタンはウォームグレーのプラスチック。色選び間違えた気がする…。

アレンジ・補正

柄に上下の向きがあるため上衿と台衿の表側は地の目を90度変更しています (裏側は正しい地の目です)。今回もヨークは省略し、後身頃とくっつけて1枚で裁断。衿のコバステッチも省略…もとい、忘れましたorz あと袖ぐりにステッチを入れて縫い代を押さえています。

作業手順の工夫・変更等

身頃を先に縫い合わせて後から袖をつけるパターンですが、今回は面倒で袖山を先につけてます (でもこのパターンはきっと後から袖をつける方が綺麗)。あと上衿を縫い合せる時、縫い代を少しずらして返りが入るようにしています。

感想

うるさくなるかと思いきやカッコいい出来栄えになりました! 遠目だと水玉っぽいし。ただパターン選択はちょっと失敗。尺が足りないと思ってこのパターンにしたのに 30cm くらい余ってしまいました。クレリック等にすれば MPL の B0100 みたいなオーソドックスなシャツを作れたかも。

1枚目を作った時に「前立てが異様に硬くてボタン閉めにくい」みたいなこと書いたんですが、こんな細い前立てを縫い代も始末せず作った自分が悪かったようです。余分な縫い代をカットするよう手順書にさらっと書いてあったのを見逃してた…。今回は前回雑だったギャザーを心持ち丁寧に縫ってみました。出来に反映されているといいのですが。

最近ミシンの糸調子を取るのに苦労しています。下糸が緩すぎ! 怖くて手を付けていないのですが、ボビンのねじを締めた方がいいかもしれない…。

次回以降のアイディア

多分また作るでしょうが、我が家にある他のシャツパターンに比べて用尺が特殊なので、合う生地があったら作りたいと思います。今は在庫減らしが最優先課題なので「布の在庫に合わせてパターンを選択している」状態です…。

ギャザーシャツ横から
ギャザーシャツ後から

【たまねぎ工房】10SS-C01 Fujiko

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【たまねぎ工房】10SS-C01 Fujiko

年末に買っておきながら放置していた生地を今シーズン中に消費せねば!という訳で、この季節まだ重宝する防寒インナーを作りました。キイヤボディは下半身が作られてないので写真がこんなで御免なさい。

型紙・サイズ

たまねぎ工房「Fujiko」Mサイズ。ブリファーの型紙って他で見たことがないような気がする。着たこともないのですが一度作ってみたかったので。衿ぐり始末がまだ下手なのでA衿のタートルです。

前に準備しておいたMサイズの型紙があったためそれを使ったのですが、ベア天みたいな伸びる生地ならSサイズでいいような気がします。暇を見てそちらも作っておこうっと。

生地・材料

新宿ユザワヤで入手した「ハーベストスエード」なる 2way ニット。アクリル57%・レーヨン38%・ポリウレタン5%の混率で、厚みがあってもっちりしてて暖かいです…が、高かった! ググったら東レの素材を使用した発熱生地らしいです (ヒートテックのお仲間ということでしょうか)。組織は天竺かな? ポリウレタンという素材は空気中の水分で劣化していくので長期保存は厳禁です。さっさと使って着倒すのが吉かと。

今回は脚ぐりと袖口にストレッチレースをつけてみました。ショーツ部分はプラスナップ。

アレンジ・補正

ショーツ部分はCBをワにして脇に繋ぎ目を移動し (要するに前後に分けた)、上身頃とくっつけています。袖はレースをつける関係で 6cm カットしました。9分袖にしたはずが自分の腕の長さだとほぼ長袖…orz

ストレッチレースはレジロンでジグザグ叩きつけ (本体の方は裁ちっぱなし)。袖口は95%くらいのレースを伸ばし付けし、脚ぐりは同寸です。実はレースをつけたのは装飾目的じゃなく、ニットの端始末が下手だから (…)。

作業の工夫・変更等

袖口レースは袖下縫い合せ前の平らな状態で縫いつけ、袖下を縫った後に袖口の縫い代をステッチで押さえました。脚ぐりレースは脇を縫い合せた後につける必要があるため、必然的にクロッチ作りが最後になっています。

感想

ブリファーという服を初めて作ったのですが、裾が出ない安心感はいいですね。でも次は単なるババシャツになりそうな予感。クロッチ大変だったんだもん! 今回はプラスナップを打ったのですが、ファスナップを縫いつける方が圧倒的に楽なんじゃなかろうか (位置決めも楽だよね)。。

脚ぐりのレースに締め付け感は全くありません。むしろ脚から離れて浮く仕様っぽい。素材の伸びのせいか全体的にゆったりした着心地です。レーヨン混素材なので洗濯で多少縮んでくれることを期待します。

そういや実は以前にも練習で Fujiko を作ったことがあるのですが (あまりに悲惨で未公開)、その時の教訓をもとに今回はがっちり待ち針を打って肩を縫いました。この曲線は伸びる生地だと楽勝なんだな…前あんなに手こずったのは何だったのだ。

次回以降のアイディア

ゆとりがあるのでB衿半袖で作って春先〜初夏のアウターにしてもいいかも。あとブリファーシャツ (ボディシャツ?) が欲しいんですよね。布帛に Fujiko ショーツを伸ばしつけすればいいのかな。

Fujiko後ろから

【たまねぎ工房】11SS-P02 Black Spinel

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【たまねぎ工房】11SS-P02 Black Spinel

キイヤボディに着せられないため吊るし、且つ試着ジワの出てる写真ですみません。まだまだ寒いけど立春も過ぎて気分は春へと向かっています。ふんわりしたトップに合わせるためのスキニーパンツを作りました。

型紙・サイズ

たまねぎ工房 11SS-P02「Black Spinel」9号。ストレッチ生地で作る布帛の超スキニーパンツ。一度も作ったことのないまま2年も寝かせてたことに我ながら呆れつつ、まだまだスキニー需要は健在なので。

生地・材料

ユザワヤで調達した T/C ストレッチ (PU混)。アイボリーとグレーの糸を平織りにしてあります。推奨生地より伸びないと思いますが、ネット情報では多少伸びが足りなくてもはけるということだったのでゴーサイン。

ステッチはデニム用ステッチ糸 (20番手) でやるつもりが、全く糸調子が合わず30番に変更しました。ポケット口や飾り前開きのステッチはまだ20番で縫ってるのでガタガタです。ベルトの上側コバステッチは2回やり直しましたが、まだ汚いのでギブアップ。

アレンジ・補正

特になし。ポケットに飾りステッチ入れてみようかと思いましたが、早く作りたくて結局無地のままです。そうだ、自分の脚に合わせて裾を 3.5cm カットしてます…。

作業手順の工夫・変更等

特になし。前後縫い合わせは内側を先にやる手順で、そのため飾りステッチが内側にしか入りません。ここを逆にすれば外側に入れられるかな。

感想

裁断さえ頑張れば簡単に出来る服でした。その裁断も芯貼りが殆どなくて楽! 平日2日間の作業で完成するとは思わなかったです (通常裁断で2日かかるので…て、柄生地ばかり縫ってるせいですが)。推奨より伸びない生地を使ったため、はくのに大いに難儀します。膝は余裕で曲がるけど、太ももがキツくて引っかかるし足の付け根はうまく曲げられないので椅子に座りにくい…。でもはく。

急いで作ったこともありステッチが汚いのは反省点。次はもうちょっときちんと作りたい。個人的にレギンスというアイテムが好きじゃないので、布帛のスキニーパンツのパターンは非常に有難いです。買った方が安いけど好きな生地で作れるのが自作の醍醐味ですよね。ショートブーツやブーサンと合わせたいな。

次回以降のアイディア

淡色で作ったので次は濃色で作りたいです。ラメストレッチデニムなどどうだろう。あとニットだと縫製が楽らしいので試したい (布帛の方が好きだけど…ニットは膝が抜けそうで気になる)。丈を短めにカットしてもいいですね。自分にはレギンスの代わりなのでベルトループ省略してもいいかな。

Black Spinel裏から

『いまある素材で作るヴィンテージからの服作り』No.5 バイアスカットのトップ

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『いまある素材で作るヴィンテージからの服作り』No.5 バイアスカットのトップ

市販のソーイング書籍にも時々「おっ」と目を引く素敵なものがあります。今回は手始めに、簡単なブラウスを作ってみました。縫う方ではなく型紙作りの練習です。なので盛大に時期外れなのは目をつぶってください…。

型紙・サイズ

『いまある素材で作るヴィンテージからの服作り』No.5「バイアスカットのトップ」。ソーイング書は大抵、最初に手に取った瞬間に買うか買わないか決めてしまいます (なのでここ数年は発行直後に買った本が多いです)。この本も一目惚れでした。No.5 はこの書籍の中で一番簡単…もといシンプルなパターン。名前の通りバイアス地で裁つ布帛ブラウスです。

生地・材料

Shaukat で買った輸入リバティです。靴ブランド Manolo Blahnik とのコラボ柄でイギリス限定…らしいですが詳細は不明 (柄に名前あるのかな?)。自分ではめったに買わないトロヘルっぽい色なのでドキドキしながら作りました (笑)。135㎝ 巾×1.5m が 20cm くらい余りました。もっと詰めればあと 10〜20㎝ はケチれるかも。柄合わせはしてあるようで実はろくに合ってないです。輸入リバにありがちですがこの生地も柄が地の目とズレてたので…と言い訳。

アレンジ・補正

デフォルトです。パターン写したら身頃が正バイアスになっていなかったので、(只のミスと判断し) 正バイアスに修正しています…が、結局、裁断で歪んで後ろが正バイアスになってないのは内緒。

アレンジではないのですが、衿ぐりの落としミシンを今回コバステッチに変更しています (一度落としミシンで仕上げたのですが汚くて縫い直しました…)。バイアステープが短くて引っ張り気味につけたら裏側に回る幅が不足してしまったのです (恥)。

作業手順の工夫・変更等

先日、「たまねぎ工房」の店主様が Twitter で市販書籍の型紙データ化について言及されてたので試しにやってみました。コンビニの複合機でA3サイズに畳んだ型紙をスキャンし、Photoshop で貼り合わせて各パーツを見やすく並べ直してから Illustrator でトレス。「パスのオフセット」で縫い代をつけ (このためにわざわざトレスしたの!)、タイル印刷で出力…という塩梅。オフィスコンビニ等の大判スキャンサービスを使えばもっと簡単なのでしょうが、著作権法の問題が心配だったため自力でコピーした次第です。やってることは書籍の自炊と同じだし。

感想

これは簡単で量産もしやすい!…ですが、バイアス地のせいか縫い目があまり綺麗じゃないです (いや、糸と針が合ってないだけか)。襟ぐりバイアス布の寸法を「自分で測れ」という仕様なのはマイナスですね。それくらい本に寸法書いとけやー!と、長さ足りなくて苦労した恨みを述べてみるなど。

輸入リバティは硬いのでバイアスにすれば多少柔らかいシルエットが出るかと期待したのですが、前身頃や袖のギャザーが膨らんで焦りました。なので写真撮る前に一度洗濯して落ち着かせています (が、全然改善してない)。適当に作った割にいい感じのブラウスになりました。特に柄は想像以上に大人っぽくて気に入った! 今見たらもう品切れっぽいけど…。

書籍では裾をパンツの中に入れて着ているようです。横方向のボリュームもあるので、外に出すなら 5〜10cm カットしてもいいかもしれません。

次回以降のアイディア

大柄のチェックなどどうだろう? 無地でトロみのある生地でも大人っぽく出来そう。柔らかい生地ならバイアスにしなくてもいいと思います。あと別パターンですが同じバイアスブラウスということで、たまねぎ工房の Novita なども作り比べてみたいです (実はこっち作ったことない…)。

バイアスカットのトップ横から
バイアスカットのトップ後から

【たまねぎ工房】10AW-J01 Origa

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【たまねぎ工房】10AW-J01 Origa

出来映えが気に食わないので「作った」という報告だけで御勘弁。デスクワーカーで社外へ出張に出ることも殆どない私、手持ちのスーツを処分してしまいました。いい歳してリクルートスーツみたいだったんだもん。それに普段も着られるものじゃないとクローゼットのスペースが勿体ないし。

とはいえ今のままじゃ社内出張にさえ困るので、簡単な (筈の) パターンでジャケットを作りました。他のこと (買い替えた iMac セットアップとか風邪とか) に時間を取られ、中断を挟んでの完成です…て、先月完成したものを今頃掲載してるんだけど。

型紙・サイズ

たまねぎ工房「Origa」9号。ポケットがポイントのノーカラージャケット。一番最初に作ったジャケットが MPL のシェイプドテーラードで、その手間にうんざりしてしまったため今回はノーカラーにしました。1枚袖かつ2面構成、玉縁ポケットや袖口開きといった面倒な部分なしと、初心者でも比較的簡単に作れるパターン…だった筈なんだけどな。

生地・材料

「アザトいのうえ」さんで購入したウールのヘリンボンです。メンズスーツにはよく使われる織りですがレディス、特にノーカラーのジャケットではあまり見ないので敢えて使ってみました。尤も、先日のコートもヘリンボンだったので「只のマイブーム」という話もあります…。滑らかなスーツ地かと思っていたら嵩がありフカッとした質感でした。これは秋冬限定かなぁ。模様が曖昧な方を表にしています (裏表間違えて右袖2枚切ってやり直した…)。

裏地はリバティのシーズン柄「Timothy Ronald」輸入生地 (写真なしで御免なさい)。以前 Aquamarine 作った時の残りです。スイマセン、柄合わせはサボりました。袖はトマトで買ってきたキュプラ。

バイアステープはナイロンの既製品。家に在庫が豊富で色が合うのがこれだけだったという話です。幅が4つ折りの状態で 1cm ありました…指定より幅広な上、そのせいで家にあったバインダー押さえが使えず見苦しい仕上がりに。却ってロックミシンの方が綺麗だったかもしれない。

飾りリボンはいつもお世話になってるヒントさんで。このお店ではいつもボタンばかり買ってるけどリボンも沢山あります。今回はコスト重視で 336円/m の安いものを。2m しか買わなかったら袖口には飾れませんでした…。

アレンジ・補正

パターンはデフォルトです。当初飾りなしでシンプルに仕上げるつもりだったのですが、モチベーションが上がらなかったためリボンを叩きシャネル風ジャケットにしました。目分量でつけたためちょっと「いびつ」です (特にポケットが目立つ)。

作業手順の工夫・変更等

ほつれやすい生地だったので裏より先に表を縫い合わせています。作業中に糸印がどっか行くことが多いからという理由もある…。

背中心は縫ってから縫い代をバイアステープでくるむ順番なのですが、非常に縫いにくかったです (一部歪んでるのもそのせい)。先にくるんでおいた方がいい気がするけど、縫い代幅が狂うと大変だからなんだろうか?

感想

正直、義務で作った服のため当初モチベーション維持に苦労しました。気に入った生地を使ったので最後まで辿り着いた感じです。しかも出来上がったら肩が狭い! あと袖がとても細いためか、自分の腕のねじれがそのまま露骨に出てしまいます。

今回は集中して作業できなかったこともあり、縫いが非常に汚いのが反省点です。ロックミシンですらボロボロでした…。パイピング始末も悲惨で「脱いでも可愛い」には程遠い出来栄え。更にリボン付けで縫い縮めてしまったらしく、見返しと前身頃を縫い合わせるのが大変でした。出来上がったら前立て上方が外側に反り返ってるし (星止めで解消できないか検討中)。

反省ばかりじゃ進歩がないので勉強になったことなど。今回のパターンは袖山の処理が「目から鱗」でした。以前 Dita を作った時に袖ぐり縫い代が表に響いて困ったんですが袖山だけでも割ればいいんですね。あとポケット、最初に裏だけ叩きつけて表をまつる作り方も初めてでした…て、Dita もこうじゃなかったか (いつも省略してたんです…)。

次回以降のアイディア

今回撃沈だったので次作るか微妙です…。同じサイズで作るならもっと薄地で裏なしの夏ジャケットにしたい。秋冬用なら数パーセント拡大します。

トロイメライ

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トロイメライ

 コミックマーケット83の幻の新刊 (要するに出なかった…)『トロイメライ』の表紙絵です。タイトルも入った絵は初めて出したかな。表紙絵なので上の画像は左半分です。裏表紙 (右半分) も含めた大きい絵はこちら

 今回冬コミで当サークルの漫画の本が完売してしまうのが見えてたため、漫画の新刊を出そうと思っていたのですが…秋口に腰を痛めて全く原稿に手をつけられない時期がひと月ほど続き、モチベーションが完全に切れてしまって発行断念したという経緯です。収録予定だった話は映画『冥界死闘篇・炎の絆』の後日談。幸福な夢は醒めれば悲しい夢でもある…というコンセプトの物語でした。うちの黒鵺が夢魔という設定もあり、「夢」に翻弄される蔵馬を描きたかったのです。なのでタイトルも『トロイメライ』。

 この絵を描きながらずっとリピートしていた曲が Klaha の「Märchen」。著作権的問題で引用はしませんが、大雑把に書くと花咲く季節、運命の人と再会…という歌詞です (超適当)。で、もう1曲リピってたのが蔵馬のキャラソン「NIGHTMARE」。うちの黒鵺の種族を決定づけた曲でもあるのですが (笑)、夢の中から“あなたの声”(当然これは黒鵺だろ!) が蔵馬を呼ぶというシチュエーションが「Märchen」と重なり、夢の中、花の森の中で黒鵺 (の幻) が蔵馬を手招く…というこの絵になったわけ。ちなみに収録する予定だった漫画のタイトルは「The End of the Dream」でした。これは LUNA SEA の12月発売のシングルです (笑)。あと、もう1本黄泉の話を入れる予定でした。こちらのエピソードは『邂逅』に吸収するかも。

 この絵を描き上げてからメイン機の iMac を買い換えたため、この絵は前のマシンで描いた最後の絵になりました。ペン入れは CLIP STUDIO PAINT PRO、色塗りは Photoshop です。今回は気分的にアニメ塗りにしたのですが、絵のイメージに合ってたかは微妙…もとい、普通にいつもの厚塗りにすべきだったか。もやのような効果 (肌や蔵馬の髪などにうっすらグラデーションがかかってるヤツ) は Flaming Pair 社のプラグイン「Aetherize」です。

完売報告 (130119追記)

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 コミックマーケット83で「桜恋唄」にお立ち寄りの皆様、本当に有難うございました。新刊なしで申し訳ございませんでした。取合えずイベントレポ (というか報告) はこちらの記事にて。

 その記事にも書きましたが、今回『Radical Couple』が完売となりました。今までお買上げ頂きました皆様、どうも有難うございました! という訳で2012年12月30日23時現在、当サークルの通販可能な発行物は小説本のみとなります。ちなみに『鏡の森の君』はラスト1冊です。また当面『邂逅 第三巻』以外の発行物の再版の予定はございません (この本のみ第四巻発行前に再版の可能性があります…が未定です)。全て1桁の在庫となっておりますので、お買い求めのお客様はお早めに御注文お願いいたします。次回イベント参加は未定ですので通販を御利用頂ければ幸いです。

[20130119追記]『鏡の森の君』も完売しました。現在残っている既刊は『邂逅 第二巻』『邂逅 第三巻』と『嵐 -TEMPEST-』の3冊です。これまでお買い求め頂きました皆様、本当に有難うございました! あ、気が乗れば『邂逅 第一巻』ごく少部数再版する、かも…?