【たまねぎ工房】10SS-C01 Fujiko

【たまねぎ工房】10SS-C01 Fujiko

年末に買っておきながら放置していた生地を今シーズン中に消費せねば!という訳で、この季節まだ重宝する防寒インナーを作りました。キイヤボディは下半身が作られてないので写真がこんなで御免なさい。

型紙・サイズ

たまねぎ工房「Fujiko」Mサイズ。ブリファーの型紙って他で見たことがないような気がする。着たこともないのですが一度作ってみたかったので。衿ぐり始末がまだ下手なのでA衿のタートルです。

前に準備しておいたMサイズの型紙があったためそれを使ったのですが、ベア天みたいな伸びる生地ならSサイズでいいような気がします。暇を見てそちらも作っておこうっと。

生地・材料

新宿ユザワヤで入手した「ハーベストスエード」なる 2way ニット。アクリル57%・レーヨン38%・ポリウレタン5%の混率で、厚みがあってもっちりしてて暖かいです…が、高かった! ググったら東レの素材を使用した発熱生地らしいです (ヒートテックのお仲間ということでしょうか)。組織は天竺かな? ポリウレタンという素材は空気中の水分で劣化していくので長期保存は厳禁です。さっさと使って着倒すのが吉かと。

今回は脚ぐりと袖口にストレッチレースをつけてみました。ショーツ部分はプラスナップ。

アレンジ・補正

ショーツ部分はCBをワにして脇に繋ぎ目を移動し (要するに前後に分けた)、上身頃とくっつけています。袖はレースをつける関係で 6cm カットしました。9分袖にしたはずが自分の腕の長さだとほぼ長袖…orz

ストレッチレースはレジロンでジグザグ叩きつけ (本体の方は裁ちっぱなし)。袖口は95%くらいのレースを伸ばし付けし、脚ぐりは同寸です。実はレースをつけたのは装飾目的じゃなく、ニットの端始末が下手だから (…)。

作業の工夫・変更等

袖口レースは袖下縫い合せ前の平らな状態で縫いつけ、袖下を縫った後に袖口の縫い代をステッチで押さえました。脚ぐりレースは脇を縫い合せた後につける必要があるため、必然的にクロッチ作りが最後になっています。

感想

ブリファーという服を初めて作ったのですが、裾が出ない安心感はいいですね。でも次は単なるババシャツになりそうな予感。クロッチ大変だったんだもん! 今回はプラスナップを打ったのですが、ファスナップを縫いつける方が圧倒的に楽なんじゃなかろうか (位置決めも楽だよね)。。

脚ぐりのレースに締め付け感は全くありません。むしろ脚から離れて浮く仕様っぽい。素材の伸びのせいか全体的にゆったりした着心地です。レーヨン混素材なので洗濯で多少縮んでくれることを期待します。

そういや実は以前にも練習で Fujiko を作ったことがあるのですが (あまりに悲惨で未公開)、その時の教訓をもとに今回はがっちり待ち針を打って肩を縫いました。この曲線は伸びる生地だと楽勝なんだな…前あんなに手こずったのは何だったのだ。

次回以降のアイディア

ゆとりがあるのでB衿半袖で作って春先〜初夏のアウターにしてもいいかも。あとブリファーシャツ (ボディシャツ?) が欲しいんですよね。布帛に Fujiko ショーツを伸ばしつけすればいいのかな。

Fujiko後ろから