いつもながらパンツは適当な写真で済みません (でも今回はちょっと工夫した…皺だらけなのはさておいて)。冬の間は暖色や茶系コーデばかりしている私。しかし暖かくなると途端に白だの紺だの無彩色だのを着たくなります。そんなわけで今回もまた寒色系の生地…て、「色」の問題なのかこれは?
型紙・サイズ
たまねぎ工房 12SS-P02「Turquoise」。何で私はここの型紙を1年遅れで作る癖がついているのだろう…。タックが特徴的なショートパンツ。110×1m で作れるので少々高い生地でも使いやすいです (この生地はそこまで高くないけど)。
生地・材料
楽天市場で購入した和紙混紡のラメデニム (平織りに見えるけど…)。既にこの生地で帽子が出来てますが、本来はこっちの着手が先です。そっちのレポでも書いたけど黒地に銀色の線が走っている生地…と認識してたら届いてびっくり、銀色の方が表側じゃなかろうか。悩んだ挙句「肌に触れる方にラメを少なめにした方がいいだろう」と、このサイバーなショートパンツになった次第。ほつれにくくて意外と扱いやすい生地でした。が、多分縮むだろうと水通ししたら盛大に色落ちしてびっくり…当分白い服と一緒に洗えないな。
ファスナーは安心と信頼の YKK ジーンズ用。詰めるの面倒なので最初から 11cm のものをネット通販で買いました…て、孝富かよっ。我が家から徒歩10〜15分の実店舗には 20cm しかないのに (詰めサービスもやってない筈)、楽天市場店では長さ指定で買えるんですねぇ。長いの買ってきて自分で詰めることも考えましたが、不慣れで時間かかるし休日しか買いに行けないし、買った方が早いかなということで。ボタンは家にあったものを適当に。
アレンジ・補正
パターンはデフォルト。生地が分厚くてもたつきそうだったので、裏ベルト端はテープくるみではなくロック始末にしています。
股ぐりは左右別々にロック始末しておき、縫い合せてから割るのがデフォルトです。が! 間違えて縫い合せてから一緒にロックかけちゃったい。しょうがないのでジーンズ同様、左に倒してステッチで縫い代押さえてます。脇は割ってるのにね…。
作業手順の工夫・変更等
前パンツ脇のロックミシンは、ポケットをつけてから袋布・向こう布と一緒にかけてます。また、布が厚くて同寸じゃ返りが足りなそうだったため、裾切替の縫い代を少し狭めて幅出ししています。バイアステープで切れば簡単かも。
感想
実はパンツ作りでベルトループつけ作業が大嫌いな私です。なのでこのパターンはベルト不要な点が嬉しい! ファスナー付けも嫌いですが、表に出るステッチさえちゃんとマークできれば怖くありません。縫製も比較的簡単で、一番大変だったのはファスナーの調達でした (笑)。
今回の大失敗はベルトです。御覧の通り、何故か端の幅が右と左で全然合っていません (爆)。通常ならやり直すところですが、この生地解くだけでもかなり体力が要るんです…。ギラギラだし厚みがあって目立ちにくいから放置!
出来上がった服については…まあこの長さじゃどのみち会社用にはならないから (汗)。サイバーな見た目よりも生地が硬い方が問題で、前タックの収まりが悪いのが気になります。ベルトの接着芯も表だけでよかったな。履き心地も良くないですが洗濯繰り返すうちに柔らかくなってくれるのでしょうか…。
見た目は恰好よくていい感じ! イメージ通りに出来ました。モノトーンで涼しげに着こなしてみたいです。オープントゥのブーツとニーハイ風ストッキングが欲しくなってきた (笑)。
次回以降のアイディア
簡単だし用尺少ないので何着か作ってみたいです。この丈ではどのみち休日服にしかならないから変な柄布で遊んでみたいな。でもやっぱりパンツは裁断で心折れそうです…誰か裁断作業だけ好きな人とかいませんかね!?