先日も作った型紙で2作目のシャツです。気に入ったので2枚目! 結局今回も凄い柄ですが (笑) ちょっとアレンジ。
型紙・サイズ
aviver の「マキシマムシャツ」Free Mサイズ。たっぷりギャザーを寄せた風の通るシャツ。裾がラウンドカットなのも個人的にポイント高いです。
生地・材料
リバティの2008年秋冬限定柄「Rosie’s Garden」。輸入 1.5m ですが既にどこで買ったか覚えていません…。リピートの大きいクラシックな柄で、かなり好きなんですが服にはちょっと使いにくいイメージ? 先日の Bird Song 同様、ググってもこの柄で服作ってる人を見つけられませんでした…。
衿とカフスと前開きは家にあった綿の平織り。裁断開始してから生地が足りないという事実に気づき (死)、裏台衿は身頃と同じ生地になっています。袖口のボタンは貝製 11mm。
アレンジ・補正
前回旅先にまで持って行ってボタン付けする羽目になったので (自分が勝手にやっただけですが)、今回は楽をするためスキッパーシャツにアレンジしています。aviver にスキッパーシャツの型紙もあるのですが、別にタブ要らないし…すいません。リバティは裏が綺麗じゃないので袖をまくりたくないんですよね。
前身頃はCFを合わせて「ワ」裁ちします。開き部分はCFより 1.5cm 内側にカットし (つまり左右で 3cm の間が空く)、開き止まり (自分のみぞおちの辺り) は半径 1.5cm の円にします。で、その開きを、幅 6cm に裁った前立てでくるみます (縫い代 1cm;つまり出来上がり幅 2cm)。硬くなってしまったので芯なしでよかったかな。もしくはバイアスに裁つとか。
上衿と台衿も前立ての端と合うようカットしています (台衿は下 5mm・上 3mm、上衿は 3mm)。裁断で間違え、やたら微妙な切り落としになってます…。
前開きに対して丈が長すぎるので裾から 10cm くらい短くしています。単純カットだとカーブが不自然になったため目分量でライン引き直しました。袖も 7cm 短くし、カフスも 2cm 幅にして8分袖にアレンジ。元々ゆとりがあったので袖口は広げていません。
作業手順の工夫・変更等
今回も根気の続くうちに細かいところを作っています (衿と行って来い始末)。シャツを作る時はいつも後ヨーク2枚で前の肩を挟みつけるのですが、このパターンはやけに縫いにくかったのでテキスト通り2枚重ねて前と縫い合わせ、ロック始末しています。
感想
スキッパーの流行のピークは過ぎたと思うんですが、定番になりつつある…よね!? ボトムを間違えるとオバサン服になりそうなので、先日作った Turquoise とコーディネートしたいと思っています。それよりも「ボタンないから簡単の筈!」と思ったら全然楽じゃなかった…。裁断パーツは増えるし、開き止まりの縫いは結構難しかったです (切り込みを遠慮なく一杯入れるのがポイント)。
作業の反省としてはやはり、衿作りを何度も間違えたこと。台衿の先を前立てに合わせてカットしたのですが、縫い代つけずに切り落としてしまい急遽仕様変更しています (当初は前立ての端が丁度 CF でした)。更に、台衿の表側と裏側を間違えてやり直しています。まあ仕上がりに影響なければいいのです! あと、ギャザーのムラが酷いです。丁寧につけたつもりでも結局駄目なんだよな…自分の場合、合印が10個くらいないと均一に寄せられないっぽい (←ダメすぎ)。
次回以降のアイディア
スキッパーアレンジが気に入ったのでまた作ってみたいと思います。今回裁断ミスした衿の型紙、元の型紙と別に作り直しておこう…。
あ、後ろからの写真ボケてる…御免なさい!