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【たまねぎ工房】09AW-D02 Dita #3

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【たまねぎ工房】09AW-D02 Dita #3

これまで布帛で作ってきたワンピースを在庫のニットで作ってみました。実は春先に裁断を始めたのに今まで放置していたものです。夏の間全然ミシン触らなかったしね…。

型紙・サイズ

たまねぎ工房 Dita 9号 98% 出力A袖。パネルラインが特徴的な、シックな形のワンピース。今回はニットなので小さ目に出力しています。

生地・材料

「布の店ブーケ」さんで買った綿 100% 鹿の子ニット。先日 Balloon を作った生地の色違いです。赤いドレスは気分が上がりますね! とはいえ真っ赤じゃなくくすんだ色味なので普段使いにいい感じ。

縫い糸とステッチ糸はレジロンです。ポケット裏は T/C ブロード (実は他の服に使った残り物)。ファスナーはコンシールではなく、ジーンズ用ファスナーを 9cm に詰めてもらったもの。パンツ作るために買った筈なんだけどなぁ。

アレンジ・補正

身頃を 5cm (縮小してるので実質 7cm くらい?)、袖を 10cm をカットしています。丈を詰めたので裾・袖共にスリットは省略。

CBのファスナーはもう少し長くてもよかったかな。店主様のアレンジを真似て外側に叩いてます。上 (襟ぐり側) だけは身頃と見返しの間に挟んでいますが、布に厚みがあるので表に叩きつけるべきでした。

後ろのファスナーアレンジ

作業手順の工夫・変更等

CB以外、身頃の縫い合せはロックミシンです。CB&袖下以外の縫い代と後ウエストダーツは 2mm の端ステッチで押さえました。CB縫い代は割っていますが、補強のため裾から上に向けて 14cm をステッチで押さえています。裾はロックミシンで縮め気味に始末してからミシンでまつりました (手抜き)。

生地が厚手なので (袖口や裾の) 折返し部分の縫い代は互い違いに倒しています。このためステッチは裏に来る部分には入れていません。

感想

最大の難関はポケットでした。ツレてしまい左右とも縫い直しています (左まだツレてるので直すかも)。裏地を縫いつける時に上がり線より一回り小さく縫うのがコツでしょうか。見た目統一のため、周辺にステッチ入れた方がよかったかな。あと縫い代始末サボったらアタリが出てしまった…orz

ポケット拡大

あとよく見ると前身頃の地の目が歪んでます。そのうち捻じれてくるんじゃないかなこの服。全体的に縫いも綺麗じゃないし、ニット縫製はまだまだ修業が必要そう。

少々丈を詰めすぎたものの (縮小分考えてなかった…)、パターンとニット地との相性がいいのか今まで作った Dita の中で一番綺麗に着られます。特に上半身のラインが綺麗! 綿ニットなので秋のうちに沢山着ておこうっと。ロングブーツと相性良さそう。

次回以降のアイディア

作るなら次もニットかなぁ。ちなみにB袖作る気は当分ありません…。

Dita横から
Dita後ろから

サントリードリームマッチ2013観戦

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サントリー ドリームマッチ2013

 去る7月29日、東京ドームで開催された「サントリードリームマッチ2013」を観戦してきました。プロ野球OBで編成されたザ・プレミアム・モルツ球団 (以下プレモル) vs. 東北・ジャパン ヒーローズ (以下ヒーローズ) の夢の対決。ネットから応募した無料観戦チケットに無事当選したのです。もっとも「20,000組御招待」だからクジ運弱い私でも当たったんですが…。当選ハガキ1枚につき2名まで観戦できるところ、平日夜に誘えそうな知人いなかったので1人でふらっと行ってきました (^^;)。ダイジェストは「サンデーモーニング」等で放送されるでしょうが、一足お先に簡単なレポート…もとい観戦日記を。

 実は私、東京ドームでの野球観戦自体が初だったので次回訪問用に覚書き。まず「TVで見るより狭いなぁ」というのが正直な印象です。ライブだと何度も来てるのですが…広さ以上に閉塞感があるのかなぁ。食べ物は (食べてる暇がなかったため) 23番ゲート近くの「い・か・金」でイカ焼き (「ドーム焼き」と銘打ったチーズ入り) と唐揚げ買っただけで済ませました。こういうものはたまに食べると滅茶苦茶美味しい! まあドームの中にも立派な売店あったのは拍子抜けでしたが。ドーム内は空調ばっちりで涼しかったです。でももう2, 3℃上げたらもっとビールが売れただろうな。

 それでは以下、印象に残ったシーンのみ敬称略で失礼します。スコール三唱 (デンマーク語の乾杯) と榮倉奈々嬢の始球式で幕が開けた今年の一戦。5連敗中でこれ以上負けられないヒーローズは工藤公康と古田敦也という新メンバーを迎え、しかも1回表からいきなり桑田真澄-古田のガチバッテリー! 桑田は当日最速 133km/h のスピードボール (この中では…) をアウトローにびしびし投げ込み2回をさくっと完封。プレモル達川光男に「当たったふり」を許さない徹底した外角攻めでした (笑…今年は結局死球演技ありませんでした)。攻撃でも初回から1アウト満塁で満塁男・駒田徳広! HRとは行きませんでしたが2人が帰ってくるタイムリーでヒーローズあっさり先制。ちなみに打ち込まれたプレモル側先発は宮本和知。ズムサタでつつかれるぞー。

 対するプレモルもパフォーマンスでは負けていません。ヒーローズ槙原寛己に対しバース・掛布・岡田の元阪神クリーンアップをぶつける熱い打線 (すいません、かなり端折る上に前後します…)。バックスクリーン3連発の悪夢再びと思いきや、見事3者凡退で槙原のリベンジ完成>< 初回の2点が重い雰囲気の中、両軍合わせて唯一のホームランを「魅せて」くれたのはプレモルの曲者・元木大介! ヒーローズ定岡正二から放ったソロはレフトスタンドぎりぎりに飛び込む「ドームラン」(^^;)。場内この日一番の大歓声でした。やはりHRは野球の華ですね!

 初回のプレモル桑田に続き、ピッチングで沸かせたのはプレモル村田兆治とヒーローズ佐野慈紀でした。村田のマサカリ投法から繰り出される最速 129km/h の剛速球に場内騒然! 何だこの63歳、もっと若い面々が 100km/h 前後しか出せないのに! 球速も注目ですが、独特のタメを作るフォームを見てたらふとヤクルトの新人・小川の40年後を想像してしまいました。投球動作だけで歓声が上がる投手は貴重ですね。一方の佐野慈はお約束の「ピッカリ投法」(振りかぶるついでに帽子を取り、輝く頭皮で打者を幻惑?する投法) でプレモル打線を手玉に取ります。今年は頭だけでなくグラブも金色に輝いていて、打者はおろか審判までが投球を見失うシーン (パフォーマンスともいう) が…。試合後に元木が「バッターと審判が見えないボールを何故キャッチャーが取れる!」と愚痴って笑いを誘っていました。ちなみに最後にマウンドに立っていたのも佐野慈でした (何度も再出場可の特別ルール有)。桑田かと見せかけてそれかい!

 大小ネタを挟みつつ、試合は東北・ジャパン ヒーローズがザ・プレミアム・モルツ球団の6連覇を阻止して 4-2 で勝利。MVP は打に守に活躍したヒーローズ古田敦也、敢闘賞はHRのプレモル元木大介が受賞。「高齢化」を指摘されたプレモルが、トレードだの元阪神・金本知憲の獲得 (これは試合中のプレモルGM・張本勲コメントですが) だのをぶち上げつつ次回リベンジを誓ってお開きとなりました。ちなみにこの日はプレミアム・モルツが1杯400円で提供されていて、閉会式で売上総数が 51,400 杯だったことが報告されました。売上の一部は東北の子供達の野球振興に使われるそうで、私も1杯貢献させて頂きました~。

 さあ来年の会場は何処だろう? 都内だったらまた是非観戦したいと思います。一人参戦でも充分楽しかったけど次は同伴者募ろうかな (笑)。

【たまねぎ工房】13SS-D02 Jasmine(スカートのみ)

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【たまねぎ工房】13SS-D02 Jasmine(スカートのみ)

今頃になってテールカットスカートが気になっています。職場の近くが学生街のため通行人観察で若い世代の流行が分かるのですが、テールカットはまだ少数で…て、まさか下火? いやいや私はこれから作って着ますよ!

作ったのはもう2週間くらい前。完成直後に引っ掛けて穴を開けてしまい闇に葬る予定でしたが、結局着てるので記録残しておきます。あとパターン買った当初は「SEW ALONG ’13」(6月開催) にも参加予定だったのですが、ソーイング熱が下火だったので見送ってしまいました…。ま、まあチャリティに参加したということでお許し下さい><

型紙・サイズ

たまねぎ工房「Jasmine」9号。タンクトップとテールカットスカートのコンビワンピース…ですが、スカート目当てで買いました。今回も最初はタンクも作ろうと頑張ったのですが、バインダー始末が出来なくて! たまねぎ工房さんのテキストはいつもバインダー始末の工程があっさりしてるのですが、他の人は簡単に出来るものなんでしょうか…。

生地・材料

裏がキュプラの透け防止裏地 (ベンフリートの黒)、表はポリエステルのニットチュールです。ポリエステルチュールは静電防止加工されていますが、それでもキュプラの方が安心ですね。吸湿性もあるし。ウエストは 40mm の平ゴム。

アレンジ・補正

一番長い内側チュールはデフォルトの裁断線 (仕上がり線ではない) でカット。外側チュールは 5cm、裏地は 9cm (※裾は 5mm 三巻きなので仕上がりで 10cm) カットしています。要は仕上がりサイズで裏地→外側チュール→内側チュールの順に 5cm ずつ長くなる寸法。着丈はゴムの幅やウエスト位置で変わるため適当です…。あと外側スカートの裾を少し切り開いた方が内側スカートから浮いて綺麗かなと思いましたが、どんな仕上がりになるか想像つかなかったので結局同形で。

ウエストは平ゴムに直付けです (一度やってみたかったため)。想像以上に伸びてしまい、一度つけたゴムを 20cm カットする羽目になりました… (50cm くらいのゴムでジャストウエスト)。

作業手順の変更等

スカートアレンジですが、まず各スカートの脇をそれぞれ縫い合わせます (裏地は縫い代をロック始末して後ろへ倒し、チュールは裁ちっ放しで割る)。裏地スカートは裾を 5mm の三巻きで始末しておきます。次にスカート3枚を順に重ね (裏地スカートは縫い代がある方を肌側に)、端始末を兼ねてウエスト一周をロックミシンで縫い合わせます。予め輪にしておいたウエスト用平ゴムとスカートのウエスト縫い代を 1cm 重ね (当然ですがスカートが内側ね)、ゴムを伸ばしつつ一周コバステッチで縫い合わせて出来上がり。

あと、いつものことですがキュプラの裁断は苦労させられます。布目が平気で動くので今回はとうとう洗濯糊を持ち出してしまいました。ただ効果は期待した程には…というのが実情 (多分足りなかっただけ)。結局、糊付けした布を洗濯機で脱水した後、縦に二折りにした際に表に来る半分のみアイロンをかけ (熱で乾く)、もう半分は濡らしたままにし、その半分に折った状態でワ裁ちしました。こうすると濡れた側の摩擦で乾いてる面もあまり動かないし、型紙もそこまで濡れずに済みますので。勿論、以上の方法は「キュプラは絶対水洗いしない」という主義の方にはお勧めしません。

感想

ニットチュールは初めて縫う素材だし (90番の糸で縫い目細かくしてゆっくり縫えばどうってことなかったけど)、裏地ヘムは強いカーブで巻くの難しいし、おまけに得意とは言えないゴム伸ばし付けとハードル盛り沢山。でも一番大変だったのは案の定キュプラの裁断でした…。

実は裏地の裾三巻がへろへろなのですが、はいてしまえばアラの目立ちにくい服です。シンプルに無地のタンクと合わせるのがいいかな…て、それなら最初からワンピで作れよって話。個人的にはリバティで作った Iggy と合わせたいです。Zirconia もいいかな? それよりうっかり空けた穴はどう補修したらいいのでしょうか…。

次回以降のアイディア

スカートは落ち感のある生地の方が好みですが、リバティ (輸入物のタナローン) が沢山あるのでバイアス地で裁断してみようと思います。でも一重だと頼りないから裾にフリルやレースを付けた裏地を仕込もうか。まあ、当分先だと思います…それまでテールカットが生き残ってるといいなぁ。

Jasmineスカート横から
Jasmineスカート後ろから

【たまねぎ工房】10SS-B01 Iggy(4枚目)

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【たまねぎ工房】10SS-B01 Iggy(4枚目)

写真が皺だらけなのは最早デフォルトと思って下さい (こら)。私の夏の制服…ではないですが、定番にしている型紙で今年もまた1着作りました。あまりに同じパターンばかり作っているので今回はちょこっとアレンジ。

型紙・サイズ

たまねぎ工房「Iggy」11号。上腕をすっぽり覆いつつ体から離れる袖がこの時期室内でも屋外でも大活躍。今年もまた1枚増やしてしまいました。11号なのは9号だと袖口が肘に当たるため (洗濯で縮んだだけかもしれないけど…)。

生地・材料

リバティの「Small Susanna」。Shaukat で通販したクラシック柄。リバティを買う動機として「柄が好き」と「柄単体はそうでもないけど色によってはツボ」というのがあるんですが、これについては完全に後者です。Small Susanna は同系色でまとめた色付けよりマルチカラーっぽい方が可愛いと思う (と言いつつ実は黄色系持ってるんですが)。地は白だと思ってたら薄いグレージュで、届いた時ビックリしました…。

衿ぐりと袖口は以前 Tao を作ったのと同じ生地です。リバティに比べても薄く柔らかいので袖口の切替え布はしっかりした芯を貼っています。

アレンジ・補正

パターンは昨年作った、11号を 5cm 延長し裾幅を広げたもの。但し、切替え布の幅を狭く (5cm → 2.5cm) したので袖は少し短めです。

今回一番の変更点はCFでワ裁ちし、かぶりのブラウスにしたことでしょうか。ペラペラするのが嫌で今まで作った Iggy も前開けて着ることないですし。前開きを省いたらシンプルすぎたので衿ぐりをバインダー始末に変更しています。アレンジなしのパターンをそのまま使って裁断したため、衿ぐりは縫い代含んだ状態が仕上がり線になってます。エポレットは省略。

作業手順の工夫・変更等

特になし。工夫ではないのですが、バイアステープが衿ぐり一周にあと 5cm足りず、左肩に2箇所継ぎ目があります…。

感想

ボタンつけやボタンホール開けがないため1日半でさくっと完成 (ギャザーはやはり大変でしたが)。好きなパターンに好きな柄。着るのが楽しみなブラウスになりました。リバティの中でも定番というか有名というか、色んなところで使われている柄ですよね。

柔らかすぎたためか、ちょっと衿ぐりのバイアステープがヨレてしまいました。あと少し浮いてる…バインダー始末はやっぱり難しいです。あ、衿ぐりに伸び止め貼ってない!

次回以降のアイディア

久しぶりに9号 (本来のサイズ) で作りたいです。無地も新鮮かな。

Iggy横から
Iggy後ろから

【たまねぎ工房】10SS-B02 Novita

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【たまねぎ工房】10SS-B02 Novita

とっても簡単に作れるはずなのに今まで一度も作ったことのなかったパターンで夏のブラウスを作りました。最近のマイブームは「バイアス」!

型紙・サイズ

たまねぎ工房「Novita」9号。バイアス仕立ての夏のトップス。今まで作らなかった理由の1つは、用尺が微妙で丁度いい生地がなかったから…なんですが、指示書の用尺は多めに見積もってあるのが常だし家の在庫で行けるだろうと。案の定、135cm × 1m で充分裁断できました (柄合わせしてないけどね)。袖をつけたのも生地が充分あったからです。実はまだシュシュ作れるくらい余ってる (笑)。

生地・材料

リバティの2012年春夏柄「Widdas Waltz」。当時とっても惹かれて購入したのですが、今見ると何でこの色買ったんだろう…好きだけど似合わない (涙)。涼しげでもないし! 実は「柄合わせ不要っぽいから Novita にしよう!」と買って1年放置していた生地。

アレンジ・補正

衿が立ってると扱いにくそうだったので、バイアステープを作って見返し始末にしました。今気づいたけど伸止めテープ貼り忘れたような。

裾と袖端は巻ロックでとにかくお手軽に。我が家のウーリーに濃い色しかなくて普通の糸使ったのですが汚い…ウーリーの方が縫い目が詰まるのでうまく誤魔化されるんですね。

作業手順の工夫・変更等

特になし。裾と袖口の巻きロックは筒にしてからかけてます。

感想

とにかく簡単! しかし似合わない (泣)。まあこれは生地の選択に起因するのでパターンそのものには納得です。ふわっとして風通しも良さそう。裾のひらひら感はちょっと前 (今も?) に流行ったぺプラムに通じる気が。

袖をつけたことで案の定「裃」チックなシルエットになってしまいましたが、これは織込み済なので構いません。むしろ誤算は袖の裏が丸見えなこと。表裏のあるリバティではどのみち袖なしの方がよかったですね…。あと尻デカなので長めの後身頃が引っかかってもたつきます。リバティと摩擦の少ない素材のボトムをはく他に対策思いつかない…。

次回以降のアイディア

バイアス裁断苦手なのでニットで作りたいです。袖だけシフォンにしても可愛いですね。もしくは身頃もシフォンで裏を付けるとか。あと、ショップブログにあった「丈を伸ばしてマキシワンピ」をやってみたいです。

Novita横から
Novita後ろから

【たまねぎ工房】10SS-D02 Leia#2

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【たまねぎ工房】10SS-D02 Leia#2

今回は色をなるべく近づけるため Photoshop で変な補正かけてます。光の当たり具合が不自然な写真で済みません。

私は (一般的な愛好家の方々とは方向性が違いますが) リバティが好きで毎シーズンちょこちょこ買い集めています。買いすぎて在庫になっているため今季は自重中ですが、そんな中でも欲しい柄はあるもので…今季唯一購入した限定柄でワンピースを作りました。

型紙・サイズ

たまねぎ工房「Leia」9号。ビスチェ風のハート形切替えが特徴的なワンピース。前回「しばらく作らない」宣言をしていたのですが、しばらく経ったので作ってみました (笑)。

ところで前に作った時の記事で「盛夏の服なのに秋冬品番」と書いていたのですが、これ販売サイトの表示ミスですね…。型紙には「10SS」になってたのでこの記事はそちらに合わせました (発売時期的にその方が正しいはず)。

生地・材料

リバティの2013年春夏限定柄「Tresco」。大抵ケチって Shaukat で外国産を通販するのですが、地の目とプリントのズレに散々苦しんできたので今回は国産を買いました (新宿ユザワヤで購入)。アパレルでも使われたためか白系は早々に売り切れています。でも、黒の方がよくね!? 黒地に華やかなネオンカラーが大人っぽい雰囲気。ちょっとアレンジしたけど用尺 2.1m くらいでした。

切替はショッキングピンクの綿サテン。柄に含まれる色で一番しっくり来たのです。実は緑色も候補でしたが顔写りがよくなかったので…。黒は無難だけどつまらないしね。

アレンジ・補正

スカート裾を 5cm (実際は折り返しや縫い代分も考慮し 8cm) カットし、巻ロック始末の 10cm フリルをつけました。なのでスカート丈が 5cm 長くなってます。去年も Opal の裾にフリル付けてますが、このアレンジだとリバティのひらひら感が生かせてお気に入り。裾折らなくていいしね (笑)。

フリルの作図も以前 Opal でやったのと同様。裾の長さを図り、内側の円周がそれと同じ長さになるようなドーナツ形を描いて4等分し縫い代をつけたものです (作図は Illustrator)。4等分になったのはそうしないと裁断できなかったためです…。

作業手順の工夫・変更等

工夫は特にないんですが、久しぶりに作ったら思いっ切り縫う順番間違えてしまいました…順番守らないと袖ぐり縫えないんだよね。間違いといえばもう1つ、最初のうち切替え布の表側と裏 (見返し) を取り違えていました。芯貼った方が表じゃん!

あ、アレンジというほどではない変更があった。ゴムを以前より少し太めのものにしました。細いと食い込む感じがして好きじゃないのです。

感想

華やかなワンピースが出来ました。これで会社に行くのはちょっと厳しいですが、上に真っ黒いジャケットでも羽織っておけば大丈夫かな。アフター5に変身!みたいな (…)。このパターンはちょっと二の腕が目立つ気がするので、そういう意味でも羽織があれば安心です (切替えまで隠してしまうとつまらないのですが)。

縫製は今回もペンタイプのスティック糊が大活躍。切替え部分は以前より楽に縫えました。が、何故か押さえのコバステッチが決まらず (布端からの距離にムラが出てしまった…集中力の問題だと思うけど)、数回やり直しています。

次回以降のアイディア

好きだけど切り替え布作りが難しいので、作った後はいつも「当分作りたくない」になるパターン。今回も当分見送りです…。

Leia横から
Leia後ろから

春のバラフェスティバル@旧古河庭園

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旧古河庭園・ライトアップ

 バラは薔薇と漢字で書く方が耽美な雰囲気を醸し出していて好きです…と、どうでもいい前置きはこの辺で。昨日土曜日、旧古河庭園に薔薇の観賞に行ってきました。この時期「春のバラフェスティバル」と銘打ってライトアップや演奏会などの催しが開かれているのです。

 どうせなら日光の下でも薔薇を見たいなと、明るいうちに園内に入り暗くなるまで待機という作戦に打って出ました。その方が色も分かるし写真が撮りやすいので。しかし少々遅かった! 18時過ぎに園内に入ったのですが、先に洋館を見ていたら日本庭園の奥が締め切られてしまったんです。手前側は夜も入れるけど、水辺はやはり危険ですからねぇ。

旧古河庭園の日本庭園

 以下は明るいうちに撮っておいた写真。品種名はメモってないので訊かないで下さい…。

旧古河庭園の薔薇1
旧古河庭園の薔薇2
旧古河庭園の薔薇3
旧古河庭園の薔薇4
旧古河庭園の薔薇5

 途中からhsurさんと園内で合流。お会いするのは昨年秋の六義園に続いて2回目です。今回も楽しい時間を過ごさせて頂きました☆ 真っ暗になってからの写真は hsur さんのブログ (以下リンク↓) で御覧下さい。

【たまねぎ工房】09AW-D01 Balloon

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【たまねぎ工房】09AW-D01 Balloon

年が明けてからシャツだのジャケットだの面倒なものばかり作っていました。私は完成品を着ることより作ることの方が楽しい人間なので作り甲斐のあるパターンが好きなんですが、時間かかる物ばかりだと布の在庫がなかなか減らない…。

という訳で今回は「嵩張る布をなるべく簡単に減らす」というコンセプトの下、在庫のニットを縫いました。目に見えて在庫の体積が減るので気分いいです (笑)。

型紙・サイズ

たまねぎ工房「Balloon」9号 98% 出力 (ニットなのでいつもより小さ目)。ショップの初期のパターンで結構前に買ったものですが、縫うのは今回が初。我が家に沢山あるリバティだと皺になりそうだし、かといってテロテロした生地もなーと躊躇していたのです。化繊のテロテロは縫うだけでなく着るのも苦手です…すぐ傷だらけにしてしまう雑な性格なので。

生地

楽天市場「布の店ブーケ」で買ったコットンの鹿の子ニットです。ニットにしては伸びません。うっすら起毛してあってヴィンテージっぽい雰囲気 (というのが商品説明だった)。アパレルか何かの依頼で生産したものの、ボツになったため格安で販売…という触れ込みでした。

厚みもあり雰囲気たっぷりの生地ですが、鹿の子なのに裾が丸まるし皺は目立つし、扱いは面倒臭かった…です。秋冬っぽい色だけど生地自体の温かみはあまりないかな (綿100%だしね)。

切り替え布は黒のニットです (組織よく分からないけどポンチ?)。身頃に合わせてあまり艶のない生地をチョイスしました…というのは建前で、家に余っていたニットです。これまた在庫消費の一環。

アレンジ・補正

パターンは一切修正なし。生地に厚みがあるため、裾はロックかけて2つ折りにしステッチで押さえています。ニットなので共生地のベルトは作りませんでした。

作業手順の変更等

特になし。切り替え布が身頃より伸びやすいため、接着芯は敢えて布帛用を使っています。身頃や袖の縫製はロックミシンで行い、切替え布だけ直線ミシンでつけました。

感想

1枚でサマになる便利なワンピースになりました。しっかり分厚いので着てて安心感があるのも嬉しいです。ニットにしては皺になりやすいのが難点ですが、洗濯後吊るして干せばアイロンかけなくても大丈夫そう。

縫製の最難関はやはり後ろのV字開きでした。布帛なら苦労しなかったと思うのですが、平気で生地が伸びるので縫いズレが起きやすいのです (今回は中央で左右に分けて縫いました)。あと身頃の生地は思ったより分厚くて、袖口のギャザーが切替え布の中でもたついています。ギャザー寄せるパターンにはあんまり向かないのかなぁ。

Balloon後ろ襟ぐり

次回以降のアイディア

9号の型紙を作り直すの面倒なので次もニットかな (こら)。ブラウス丈にカットしても可愛いですね。それより生地の残りを何に使うかが悩みです。

後ろからの写真の色が何か変で御免なさい。撮り忘れてて後から追加したので…。あと横からの写真でロックミシンの糸の色が適当なのがバレバレですね。

Balloon横から
Balloon後ろから

落書き竜魔

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落書き竜魔

GWの連休は久しぶりにイラストを描こう!と思っていたのですが、やはり人間、時間があるとだらけるもので (私だけですか…) 落書き1枚に色塗っただけで終わってしまいました。竜魔です。誰が何と言おうが竜魔です。

これ描きながら Twitter でぶつぶつ言ってたのですが、私は正直、原作竜魔の見た目はあまり好みじゃありません。アニメも顔はいいけど (荒木さん竜魔はイケメン!)、何だあの茶髪に黄色のTシャツは! おまけに小枝くわえて登場って…!

そんな私が一目でテンション爆上げしたのが実写ドラマの竜魔でした。俳優さん (検索されたくないんで名前は敢えて書かない) の容姿も相まって、これぞ理想の竜魔! そりゃあ蘭子も惚れるぜ! しかし私、同人絵描く時は「アニメのカラー設定を基本とする」というポリシーがあるんです。更に実写には手を出さない主義…色々めんどくさいからねぇ。

とここまで長い前置きをしましたが、要するに「ならばアニメの竜魔に実写版のイメージをミックスさせよう」というのが今回の落書きのコンセプトだったのです。髪型などは実写を意識して色もアニメより暗めにしてみました。そのせいで結局どっちにも似なかったという。まあ、他のキャラとバランス取るにはこのくらいでいいのかな…。いずれはこんな感じの竜魔と総司 (こっちはアニメ版ほぼそのままで) のコンビを描いてみたいです。

【Mパターン研究所】B0325 ハイネックシャーリングブラウス

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【Mパターン研究所】B0325 ハイネックシャーリングブラウス

自分ではあまり使わない質感の生地で薄手のブラウスを作りました。思いつきで取り掛かった簡単ソーイングです。

型紙・サイズ

Mパターン研究所「B0325 ハイネックシャーリングブラウス」4号。かなり前に廃版になったパターンですが、これまで一度も作ったことがなかったという…。カフス付き、衿にゴムの仕様で作ってます。

生地・材料

数年前に孝富のワゴンから発掘した端切れ生地。キュプラと綿の混紡だったと思います。かなり薄くて透け感もあり、当初は裏地にするつもりで買ったような記憶が。艶がありテロテロしてるけどそんなに布目が動かないので、特に固めなくても充分扱いやすかったです。でも柄のプリントは歪んでた… (ので柄合わせしませんでした)。

仕様書の用尺は 2m だったんですが 1.5m で足りました。MPL の用尺見積もりってかなりアバウト! 大抵使い道のない端切れが余ってしまいます。

衿に通したのははライクラゴムの8コール。7mm 幅です。丁度いいのが家にあるだろと思ってたら 5mm 巾 (6コール?) しかなく、流石に細すぎたので慌てて買ってきました。

アレンジ・補正

パターンはいじっていませんが、裁断の時に身頃と衿の CF・CB で 4mm くらい (※目分量) 幅出しし、縫製時にも脇と袖下の縫い代を 1cm (元は 1.2cm) にして、合計で 1.6cm くらい幅出ししています。4号はやっぱり小さいので。

MPL のパターンは大抵肩が合わないのですが、ラグランの補正方法がよく分からなったので今回はそのままです。首のギャザー位置を適当に変えればある程度体型カバーは出来そう。

作業手順の工夫・変更等

上述の通り、ゴムの調達が遅れたので衿が最後になっています。仕様書には「衿にゴムを通さず着ることも出来る」とあったので試着してみましたが、ちょっと無理があるんじゃ…衿に芯を貼り、幅を狭くすれば多少はマシかな。

感想

とにかく簡単! 一番難しいのはゴムを通すとこじゃなかろうか。でも生地は選びますね…綿の平織 (それこそ我が家に大量にある海外リバティとか) だと間違いなくスモックになりそう。バイアス裁ちしたら多少はマシかな?

私には少し袖が長いのですが (つーか私の腕が短いのですが)、カフスが手首でちゃんと止まるのでその分、布がパフって綺麗です。布を選べばフォーマルにも良さそう。ただ、やっぱり自分にはベージュ似合いませんでした…試作だからしょうがない。

あと、自分の首が短いのか衿のフリルが顎下に当たってとても気になる! 1段ゴムを減らして作れないかな。

次回以降のアイディア

今回使った生地の色違いが家にあるので、それで作るかもしれません。テロテロの生地を入手することがあれば作ってみたいです。

ハイネックシャーリングブラウス横から
ハイネックシャーリングブラウス後から