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六義園で紅葉を愛でる

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六義園の夜景 (ピンぼけてるので加工しまくり)

六義園 紅葉と大名庭園のライトアップ11/22~12/8

 昨日の日記を今日書いててすいません。昨年に引き続き行って参りました! が、「どうせ禁止だろう」と三脚持っていかなかったら写真が手ブレ&ピンボケでほぼ全滅 (笑…しかも去年より空いてて三脚ユーザー沢山いたわ!)。冒頭の写真も加工でごまかして申し訳ない。昼間のうちに写真撮っておいたのでそちらで御勘弁ください。秋は西日が綺麗なので、午後2時半〜4時頃に行って撮影しています。

昼の六義園1
昼の六義園2
昼の六義園3
昼の六義園4
昼の六義園5
昼の六義園6

 見頃には少し早かったようで、一部を除いてかなり緑が残っていました (元々色の変わらない木もありますけど)。その一方で雪吊りが終わって冬支度の木も。今年は雪景色も見てみたいなーと思いつつ、そうそう休みに合わせて都合よく雪が降ってくれるもんだろうか…。

 紅葉は少し暗いところから陽に透かして見るのが好きです。炎が燃えているみたいで。S12 はスナップカメラとしては悪くないけど迫力は出ないですね。家に置いてってしまった A12 持っていけばよかったな。

 昼は一人でうろうろしてましたが、夜は昨年に引き続き「cles::blog」の hsur さんと御一緒させて頂きました。いつも楽しい時間を過ごさせて頂き有難うございます! 美しい夜の写真は「六義園 紅葉と大名庭園のライトアップ 2013 にいってきた」で御鑑賞下さい☆

【たまねぎ工房】13SS-M02 Cassini

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【たまねぎ工房】13SS-M02 Cassini

この秋冬は、これまで何となく避けてきたニット縫いを強化する予定です。今回は屋内外での調節に便利なカーディガンを作りました。

型紙・サイズ

たまねぎ工房「Cassini」Sサイズ 98% 出力。メンズ用パターンで、この出力比率でレディース9号相当。襟付きのきちんとしたカーディガン。

生地・材料

楽天で購入したウール/ポリ = 50/50 混紡のジャガードニット。今年は民族風のニットが欲しいなと思っているのですが、本物買うと高いので自作 (笑)。どうせなら色もメンズっぽくしようと渋い深緑にしてみました。思ってたより薄くゴワゴワしていたため、裏に薄手のレーヨン天竺を重ねています (ユザワヤで調達;裏糸の引っかけ防止を兼ねてます)。

切替リブは一度茶色の生地を裁断したのですが、質感と色が合わないのでチャコールのニットを買ってきました。アクリル/ウール = 80/20 の厚みがある布。表と裏の編地が違うけど何という組織だろう? リブだと伸びすぎるのでこれにしたんですが、思った以上に伸びなくて制作中焦りました…。ボタンは木製 (ツゲ)。

アレンジ・補正

他所で「袖が長い」というレビューを見たのでパターン準備時点で 2cm カットしています。元々腕短いし…。あと、メンズパターンなので合わせを逆にしています。中にシャツなど着る際、合わせが違ってるとムズムズするので。

作業の工夫・変更等

裏地 (?) のレーヨン天竺は表と同じパターンで別に縫い、切替布と縫いつける時に一緒に重ねました。そのままだと表とズレるので、AHの上下で縫い代を縫い留めてます。裏の方が断然伸びるためキセはなし。裏の縫い代はAHを除き、表と逆に倒してゴロツキを減らしています。

表地は差動Nで充分縫えました。裏地は「伸びるだろう」と1.5で縫ったら縮み気味…あれ、1.3でよかったか。レーヨンは水に通すと縮むので先に水通ししています。でも、そもそもこのカーデを水洗いすることあるんだろうか。

感想

とにかく材料調達が大変でした。別布使いってセンス問われるなぁ。縫製の方も (簡単な筈が)、生地が伸びないせいで左袖のリブ付けに失敗し、裁断からやり直してます。たるませて着ると目立ちませんがよくよく見ると右袖が 5mm くらい長い… (柄を見ると一目瞭然なのが困る)。

苦労したお陰で出来映えには満足です (予想以上に地味だったけど)。メンズパターンですが、極端にバストが大きかったりしなければ女性でも不具合はなさそう。ただ、袖はまだ長かったです。あと切替布が伸びないせいで一番下のボタンを留めると後ろがずり上がってきます。まあ気になるほどではないからいいや。

次回以降のアイディア

Pris 同様、袖をカットすれば半袖にできるかな? とはいえ諸事情で2着目作る羽目になったので次はもうしばらく後になりそうです。

Cassini横から
Cassini後ろから

【たまねぎ工房】10AW-C02 Wilma

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【たまねぎ工房】10AW-C02 Wilma

ここ数年、冬の寝巻はユニクロのフリースです。ところがポリエステル繊維のせいか静電気が酷く、寝返りを打つと暗闇の中で火花が見える (笑)。そんな訳で、暖かそうな綿の生地で部屋着を作ることにしました。シワだらけなのは部屋着だからアイロンかけないせいで…て、最近の写真シワばかりだな。

型紙・サイズ

たまねぎ工房「Wilma」9号。袖の指穴とデカポケットが特徴的なニットワンピース。冬は首回りが冷えるのでA衿 (ボトルネック) です。

生地・材料

綿 100% の裏毛ニット。部屋着ですがそのまま外に出られると楽だなーと、分厚い生地を買ったらお値段にビックリ。トレーナーってこんな高い生地で出来てるのか… (いや、市販品は多分もっとペラいよね)。裏はもけもけした綿 (わた) っぽい質感で暖かいです。が、縫ってる脇からホコリ吸い寄せて薄汚れてきたような…。

アレンジ・補正

特になし。

作業の工夫・変更等

丸まる生地だったので前衿もステッチで押さえています。厚みがあるので脇縫い代は割りました。まあ、縫製テキストに書いてあることそのままです…。

生地がしっかりしているので裾のバイアス芯は省略しています。念のため、縫い代にかかるよう裾の端にHBの伸止めテープを貼りました。

感想

簡単に作れてしかも面白い服になりました。ぬぼっとしていて不思議な雰囲気。「可愛い」と呼んでいいのかは不明 (←主に着用者に起因する問題)。グレーは苦手で避けてきた色なのですが、黒いベルトを締めてキリッと着るとカッコいいかな…て、部屋着じゃなかったんかい。生地がしっかりしているのでどちらかといえば外着の雰囲気です。防寒性は充分で、秋だとまだ暑いくらい。

私は腕がやや短めなんですが指穴の位置はデフォルトで丁度よかったです (寧ろ手を伸ばすと短く感じる)。ただ、夜中トイレに行ったら寝惚けて袖ごと手を洗いそう (笑)。

次回以降のアイディア

丈をぶった切ってトップのみにしてもいいと思います…というか、動きが制限されるのでワンピースタイプの寝巻は苦手と気づきました。裾をシャツカットにしてみたい。あと他サイトでお見かけしたリブニットの作例がちょー可愛かったので真似するかも。指穴はなくてもいいかな…。

Wilma横から
Wilma後ろから

【たまねぎ工房】12AW-P01 Daisy

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【たまねぎ工房】12AW-P01 Daisy

いつも思うのですが、当ブログの写真ってパターンショップの売上げを思いきり下げてそうですね…すいません。発売された時に「これが欲しかった!」とうきうきして買ったのに、イメージの生地が手に入らずお蔵入りにしていたパターンをやっと縫いました。

型紙・サイズ

たまねぎ工房「Daisy」38/9号。タウンユースにも部屋着にもなるジャージーパンツ。大人っぽい生地で外出着を作りたかったはずが…て、これでも一応外に出られる服を目指したんだい。

生地・材料

楽天「布の店ブーケ」で通販したネイビーの裏毛ニットです。スーピマ綿使用ということで艶もあり、裏毛っぽくない大人びた雰囲気。でもちょっとホコリが目立つかな。

紐はオカダヤで買ったものです。単なる部屋着にならないようなものを選んでみました。一緒に買ったエンドパーツが行方不明になったので、見つけ次第ちゃんと始末します…。鳩目やリベットも欲しかったのですが、鳩目打ちが高いんですよね…今後使うか分からないので断念。

アレンジ・補正

特になし。

作業の工夫・変更等

特になし。

感想

ロープっぽい紐とネイビーの生地でマリン風です…て、要するに「時期外れ」(苦笑)。デッキシューズが欲しい雰囲気。自分はルーズな格好すると本当にだらしなくなるので既製品でこういうの買う勇気が出ないのですが、自作なら気軽に挑戦できます。この辺もハンドメイドの醍醐味ですね。

ベルトはゴムを通した状態でステッチをかける仕様ですが、やっぱり開き口作っておく方がいいかも。どうせ腰まで落としてはくことないんだし、ゴムをキツめにしておけばよかった (けど、出せないので直せないという)。あと、足首のリブも少し緩いです。ふくらはぎまで上げるならもう少し狭めてよかったな (※決して脚が細いのではない)。この辺は生地の特性で適宜調整ですね。

次回以降のアイディア

簡単だし生地によって色々変わりそう。次は念願のラメニットでお出かけ服を作りたいです。裏地を付けて編みの甘いニットで作れば大人っぽいシルエットが出るかな。

Daisy後ろから

旧古河庭園「秋のバラフェスティバル2013」

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旧古河庭園「秋のバラフェスティバル2013」

 済みません、先週末の写真を今頃投下です…。旧古河庭園の「秋のバラフェスティバル」最終日に行ってまいりました! 実は今 GXR S10 が入院中で A12 50mm しか手元になく、そのせいで建物と花を同じ画角に収められませんでした…。似たような構図の写真ばかりで御免なさい。あとサムネばっかり投下でスイマセン (品種名などろくに控えていないのでキャプションつけようがない)。

 最終日ということで、残念ながら2割くらいの木は既に花がありませんでした。でも前日の雨でちょっと元気が出たのか、綺麗な花も沢山ありましたよ!

旧古河庭園の薔薇1
旧古河庭園の薔薇2
旧古河庭園の薔薇3
旧古河庭園の薔薇4
旧古河庭園の薔薇5
旧古河庭園の薔薇6
旧古河庭園の薔薇7
旧古河庭園の薔薇8
旧古河庭園の薔薇9
旧古河庭園の薔薇10
旧古河庭園の薔薇11
旧古河庭園の薔薇12
旧古河庭園の薔薇13
旧古河庭園の薔薇14
旧古河庭園の薔薇15

 散歩がてら家から歩いて行ったため喉が渇いていて、着いたら真っ先に屋台のバラ風味ジェラートを買ってしまいました。が、食べ始めた時には既に溶け始めてて写真撮れなかったという…。何となく最近、バラ風味のお菓子がプチマイブーム (←変な言葉) です。

【たまねぎ工房】10SS-P01 Joker

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【たまねぎ工房】10SS-P01 Joker

いつものことながら写真適当ですいません… (我が家のトルソーはキイヤボディなのでパンツは吊るしで撮るしかない)。去年か今年の2月頃 (既に忘却の彼方) に裁断してそれっきりになっていたものじゃないかなぁ。重い腰を上げてやっとこさ完成させました。

型紙・サイズ

たまねぎ工房「Joker」38号。相当前に買っていたのですが作るのは初めてです。黒一色のシンプルな見た目なので、ちょっと変わった形のBタイプにしました。コルセットみたいで好きなんですが、裁断が大変なのに先に気づくべきだった…。

生地・材料

孝富のワゴンから発掘したフォーマル用の生地。仕事でちゃんとした格好しなければならない時のスラックスとして作りました (結局普段もはいてるけど)。アセテートとウールと…あと何だったかな。プリッとしていて軽いけど嵩のある生地です。皺になりにくい反面アイロンも効きにくい感じ (∴センタープレスはなし)。ざっくりしていてボロボロほつれてくるのが大変でした。ホコリもつきやすいし。1.5m しかなくて足りなかったため、ベルトの裏側は別布で裁断しています。

ファスナーは先日 Dita の後ろに付けたものと同じ。実は Joker 作るために買ったものだったのです…。2本買ってあったのはもう1本 Joker 縫う予定だったからなんですが、ちょっと計画考え直そう。

アレンジ・補正

特になし。裾はデフォルト -5cm でカットし、ロックミシンで始末して手でまつりました。あと意図的ではなくベルトループの位置が微妙に変わっています (合印間違えた…恥)。

作業の工夫・変更等

特になし。作ってる途中にミシン換えたので縫い目も変わっていそうですが (ホリデーヌ→エクシムプロ)、よく見えないので気にしません。でもベルトループの叩きつけで苦労しなかったのはきっと職業用のパワーのお陰! 家庭用だと縫い目が段差でガクッと行くところです。

感想

パンツ作りは実は嫌いな人間です。ベルトループとかポケット作りとか前開き縫いとか、細かくてミシン入れにくい作業が多いので不器用にはキツい。今回一番の反省点は前ポケット。はいてると何故か裏布が覗いてきます…。

パターンはとても気に入っています。元々ハイウエストのパンツが好きで昔 Burda の「Bella」を2回作ってるのですが、34も36も体型に合わず殆ど着用しないまま処分してしまいました (ここに載せてないかも…WとHのサイズ差が小さく自分の体型と真逆だったのです)。Joker でやっと念願の「綺麗にはけるハイウエストパンツ」をゲット☆ ただ、逆にヒップの薄い人には向かない形じゃないかな?

次回以降のアイディア

苦手なパンツ作りですがこれは是非もう1本作りたい! でもベルトしんどいのでAで (笑)。センタープレス入れてみたいです。丈をカットしたらどうなるだろう?

Joker後ろから
Joker後ろポケット

【Mパターン研究所】B0100 シャツ #4 (ブリファーアレンジ)

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【Mパターン研究所】B0100 シャツ #4 (ブリファーアレンジ)

MPL の廃番シャツを作りました。やっぱりリバティはシャツにするのが一番いいような気がして、手持ちの生地の半分くらいシャツにしてしまおうかと思ってます (笑)。実は今月頭に作ったものですが、いきなり寒くなったせいで結局一度しか着ないうちに衣替えと相成りました…orz

型紙・サイズ

Mパターン研究所「B0100 シャツ」(廃版) 5号B丸衿。今回も修正版の『手の女』パターンではなく MPL の型紙です。初秋仕様 (裁断したの9月だし…) で七分袖。開きのないカフスが可愛くてお気に入りです。衿を丸くしたのはカフスに合わせたもの。

あと今回、ニット素材のショーツを合体させてブリファーシャツ (ボディシャツという呼び方の方が一般的?) にしてみました。ショーツの型紙はたまねぎ工房の「Fujiko」です。

生地・材料

リバティタナローン「Sleeping Rose」輸入品。以前たまねぎ工房の Tao を作った残り生地です。裏衿、台衿の裏、カフス裏側は焦げ茶の T/C ブロード。着ている時にちらっと見えるアクセントです。ボタンは先日捨てた自作服からの再利用。

別布でアクセント

ショーツ部分はハーベストスエードという、縦にも伸びるニットです。もっちりして厚みのある発熱素材 (ハッキリ言って高い)。残り生地なので色が合わないのはお許しを。どうせ見えないからいいのだ。

アレンジ・補正

身頃は以前補正したもの。前身頃の幅を出し、SPを 1cm 前に出しています。袖 (AH) の補正は忘れました…。丈の補正はせず、型紙通り裁断して縫い代 1cm でショーツと縫い合わせています。

いつものように前立てなしで、右を左身頃のパターンで裁断しています (右のみ折り返し部分に部分芯)。これまで裏側の折り返し端はそのまま放置していましたが、今回はステッチをかけて押さえました。

ショーツは横で前後に分けてます (∴CBの接ぎ目なし)。上との合体は直線ミシンで伸ばし付けただけ。縫い代はロックミシンで始末し、上に倒してコバステッチで押さえました。股ぐりも一応ロックミシンで始末しています。

作業手順の工夫・変更等

特になし。

感想

剣ボロがない分、長袖に比べるとずっと楽な七分袖。長袖より袖山が高く細いので幾分スッキリ見えます。冒頭にも書きましたがこの七分袖用のカフスが好きなんですよね。『手の女』にもつけてほしかったな。ただカーブ縫いは難しい! またもちょっくらイビツな出来映えです。

袖ぐりはやっぱり補正しないと駄目みたい。怒り肩じゃないのに前肩の辺りでツレじわが出てしまいます。ブリファーはまあこんなものかな。シャツ部分が布帛なので伸びが足りないんじゃと心配でしたが、丈が長いので余裕でした。腰を曲げても裾が出てこない安心感はいいですね。

次回以降のアイディア

ブリファーシャツ便利なのでまた作るかも。その場合はまた B0100 に頼ることになりそうです (裾が真っ直ぐなので)。試してみたいのが B0100 の七分袖を延長して長袖にすること。『手の女』シャツの袖幅は B0100 の七分袖と同じくらいなので、肘から下を『手の女』シャツにすれば簡単に実現できそうです。

B0100シャツ横から
B0100シャツ後ろから

業務連絡です

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 めっきり寒くなりましたね。ついこの前まで夏服でエアコンバンバン動かしてたのに (すいません暑がりで…)、一昨日からついに羽毛布団出してしまいました。冬も目の前ということでしょうか。

 冬といえば年末の恒例イベント・冬コミ!…なのですがゴメンナサイ、すっかり申込を忘れてしまい、「桜恋唄」は夏に続いて不参加となっております…orz 『邂逅』いつになったら終わるんだと言われそうですが、来年には何とかと考えておりますので ! ああ最近絵も描いてないなぁ…先日のΩに感動して貴鬼とムウ様スケッチブックに落書きしてたんですが (笑)。

職業用ミシン買いました[2]

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ミシン購入の話続きです。単なる記録なので人様の役に立つ記事ではありません。ジグザグ縫いやりたいので家庭用ミシンを検討していたけど、今使ってるホリデーヌの保管場所が確保できたので職業用に狙いを変えた…というところまでが前回の粗筋 (?)。

職業用は JUKI、ブラザー、ジャノメの3メーカーが主な選択肢で、うちジャノメは OEM 製品がいくつかあることが分かりました。ネット情報 (主に某掲示板…) を見るところ、一番メジャーな JUKI のシュプールは最近、某国製になって品質が心配との噂。ブラザーのヌーベルは薄物縫いが綺麗だけど厚物に弱く、ジャノメ (自社ブランドはコスチューラ?) は後発の利を生かしていいとこ取り (パワーが強い、針板が工業用と同じ等) とのこと。

まず厚物苦手なヌーベルは除外。「ブラザー製品は耐久性に難あり」という噂を聞いたのもあります。JUKI 陣営とジャノメ陣営で迷ったのですが、針板が工業用と同じということでジャノメに傾きました (いずれはバインダー使いたいので)。まあ生産国はどうでもいいです…この御時勢必ずしも「国産=高品質」とは思わないので。そもそも今使ってるミシンはスイス製だっ。

ジャノメ製の職業用ミシンはジャノメ (コスチューラ等)、ベビーロック (エクシムプロ;OEM)、そしてシンガー (103;OEM) から出ているようです。基本性能はほぼ同じですがエクシムプロはプリテンション (糸の捩れを戻す部品?) がなく、シンガーは最高速度が1,300針/分に抑えられている。となると性能的にシンガーは除外かな。

どうせプリテンションは千円位で買えるので後は好みかと思っていたところ、新宿・ミシンプロさんではエクシムプロしか扱ってないことを知りました。ここは昨年夏、衣縫人買った時にお世話になった店で、御主人お勧めの機種しか置いてないのが特徴。まあ好みや立場もあるので鵜呑みにはしませんが、敢えてジャノメ自社ブランドを勧めない理由があるようです。

「Web には書けない」ということなので、試し縫いに行くついでに理由を伺ってきました。…まあ、お店の名前を出してしまった以上私も書かないでおこうか (ミシン本体の問題ではないので自分で何でも出来る方なら安心して購入していいと思う)。ミシンプロさん取扱いの機種では JUKI の SL-300DX の方が正直見た目が好みだし、縫い目も好みでした (エクシムプロが厚物用にセットされてたせいだと思うけど)。しかし厚物縫いが違いますね。デニムの段差乗り越えの安心感が違う。私がいる間、たまたま「革を縫いたい」という他のお客様がいらしていて、これまた御主人お勧めでエクシムプロ (EP9600) をお買い上げされてました。むぅ、100針/分の性能がこんなに違うもんなのか。

試し縫いさせてもらったのは EP9600 でしたが、自動糸切あると間違って踏んでしまいそうなので EP9400 を購入することにしました。お値段は表じゃ書けませんが、リピーターということで少しお安くして頂いたようです (有難うございます! まだ2回目ですけど…)。EP9600 とは1万円くらい違うようで、この価格差は他のお店でも同じ位じゃないかな。今回はおまけとして「メーカーの社屋移転に伴う在庫処分で (?) たまたまある」という押えセットを頂きました。エクシムプロについてくる押えは標準と三巻きという謎の組み合わせで全然役に立たないのですが、頂いたセットはファスナー付け等の実用的なもので有難かったです。あと、こちらでエクシムプロを購入するとプリテンションが標準装備になるそうです (笑)。これも同時注文の予定だったので嬉しい!

早速レビューと行きたいところですが、買いに行ったのが先週の土曜だったため休み明けの配送となり、ついさっき受け取ったばかりです。早速試し縫いをしましたが、ホリデーヌ使いだったお陰で糸かけ (つーかボビンケースへの下糸セット) や注油といった作業に戸惑わずに済みました。重さがあるためスチールラックをミシン机にしてる我が家でもがたがた言わなくなったのが地味に嬉しいです (笑)。ただ、おまけの押えセットは○コ配発送のため週末まで受け取れないことが決定です… (しかもどうもプリテンションもそちらに同梱っぽい)。パンツ縫ってるのにファスナー付けはお預けかぁ。

職業用ミシン買いました[1]

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 我が家の縫製用ミシンはリッカー (製造はベルニナ) のホリデーヌ 1240 です。もう20年以上前の機種で、大きな声じゃ言えませんがヤフオクで入手した中古品。7年騙し騙し使ってきたのですが最近、返し縫いボタンが9割以上の確率で誤作動します (進行方向が変わらない、縫い目の大きさが変わる等々…温めても直らなくなった)。返し縫いさえしなければ使えるけど、基本性能がダメになったら大いにストレス! そんな訳で、消費税が上がる前に新しくミシンを買うことにしました。

 まずは家庭用ミシンに絞って探してみました。我が家にミシン3台 (※1台はロックミシン) も置けないので、直線縫いもジグザグ縫いも出来る家庭用が便利なのです。ゴム付けなんかはジグザグの方が綺麗だし。

JUKI:Exceed HZL-F600 キルトスペシャル
 最初に検討したのはこれでした。ボタンホールが綺麗で付属オプションも豊富。費用対効果に優れたマシンだそうです。ただ肝心の直線縫いが他に比べて劣るらしい…。私だって年に1,2度はジャケットやコートやパンツ縫うから厳しいかな。
ジャノメ:CK1100 (※メーカー紹介ページなし)
 「半職業用」という謳い文句だけあって縫いが綺麗で頑丈らしい。その分価格もお高めだけど予算内なので全然OK…てかベルニナの方が普通に高い。上送りがオプションなので姉妹機種 CK1200 より便利。ただ折角の家庭用でフリーアームじゃないのは減点ポイント。
ベルニナ:BERNINA 1008
 信頼と性能のベルニナ製品 (※かなり私見です)。筐体が今持ってるホリデーヌ1240にそっくり! パーツも使い回せるので、既に糸が巻いてあるボビンが無駄にならないのは経済的 (本体価格はそれ以上の差があるけど)。機械式なので自動糸調子や上下停止機能がないのは気になりますが、ホリデーヌの基板故障に悩む身には却って魅力的 (笑)。難点は機能が少ない割に高いのと代理店が少ないこと。ただ、私がベルニナ贔屓なので…この垂直半回転釜が好きなんですよね。
ジャノメ:Elna eXcellence 740, 同760, Horizon メモリークラフト 7700
 ジャノメが販売する高級ミシン…という認識でいいのでしょうか。ベルニナのもっと上の機種と比較すべき製品なんでしょうが実用縫いが出来ればいいので…て、そう考えると高いなぁ (実売で CK1100 の約2倍という噂)。

 実店舗でベルニナ1008を見たことがないので、試し縫いできる場所について先週、ベルニナジャパンに問い合わせたのですが…2週間経つのに返事来ねぇ (泣)。そういや先日、某広島のミシン屋さん (ベルニナの取扱い店では割と有名) に送った問合せメールも返事が来ない…。正直この時点でベルニナは「ナシ」という気になってきました。好きなメーカーなだけに残念ですが、どのみちサポートがまともに受けられないなら中古でいいわ。

 となると残りは CK1100 しかないのですが、部屋を片付けたら今使ってるホリデーヌの置き場を確保する目処が立ってしまいました…。じゃあジグザグ縫いはそっちに任せて職業用でいいじゃん! (…長くなったので続きは別の記事にて。)