MPL の廃番シャツを作りました。やっぱりリバティはシャツにするのが一番いいような気がして、手持ちの生地の半分くらいシャツにしてしまおうかと思ってます (笑)。実は今月頭に作ったものですが、いきなり寒くなったせいで結局一度しか着ないうちに衣替えと相成りました…orz
型紙・サイズ
Mパターン研究所「B0100 シャツ」(廃版) 5号B丸衿。今回も修正版の『手の女』パターンではなく MPL の型紙です。初秋仕様 (裁断したの9月だし…) で七分袖。開きのないカフスが可愛くてお気に入りです。衿を丸くしたのはカフスに合わせたもの。
あと今回、ニット素材のショーツを合体させてブリファーシャツ (ボディシャツという呼び方の方が一般的?) にしてみました。ショーツの型紙はたまねぎ工房の「Fujiko」です。
生地・材料
リバティタナローン「Sleeping Rose」輸入品。以前たまねぎ工房の Tao を作った残り生地です。裏衿、台衿の裏、カフス裏側は焦げ茶の T/C ブロード。着ている時にちらっと見えるアクセントです。ボタンは先日捨てた自作服からの再利用。
ショーツ部分はハーベストスエードという、縦にも伸びるニットです。もっちりして厚みのある発熱素材 (ハッキリ言って高い)。残り生地なので色が合わないのはお許しを。どうせ見えないからいいのだ。
アレンジ・補正
身頃は以前補正したもの。前身頃の幅を出し、SPを 1cm 前に出しています。袖 (AH) の補正は忘れました…。丈の補正はせず、型紙通り裁断して縫い代 1cm でショーツと縫い合わせています。
いつものように前立てなしで、右を左身頃のパターンで裁断しています (右のみ折り返し部分に部分芯)。これまで裏側の折り返し端はそのまま放置していましたが、今回はステッチをかけて押さえました。
ショーツは横で前後に分けてます (∴CBの接ぎ目なし)。上との合体は直線ミシンで伸ばし付けただけ。縫い代はロックミシンで始末し、上に倒してコバステッチで押さえました。股ぐりも一応ロックミシンで始末しています。
作業手順の工夫・変更等
特になし。
感想
剣ボロがない分、長袖に比べるとずっと楽な七分袖。長袖より袖山が高く細いので幾分スッキリ見えます。冒頭にも書きましたがこの七分袖用のカフスが好きなんですよね。『手の女』にもつけてほしかったな。ただカーブ縫いは難しい! またもちょっくらイビツな出来映えです。
袖ぐりはやっぱり補正しないと駄目みたい。怒り肩じゃないのに前肩の辺りでツレじわが出てしまいます。ブリファーはまあこんなものかな。シャツ部分が布帛なので伸びが足りないんじゃと心配でしたが、丈が長いので余裕でした。腰を曲げても裾が出てこない安心感はいいですね。
次回以降のアイディア
ブリファーシャツ便利なのでまた作るかも。その場合はまた B0100 に頼ることになりそうです (裾が真っ直ぐなので)。試してみたいのが B0100 の七分袖を延長して長袖にすること。『手の女』シャツの袖幅は B0100 の七分袖と同じくらいなので、肘から下を『手の女』シャツにすれば簡単に実現できそうです。