ここ数年、冬の寝巻はユニクロのフリースです。ところがポリエステル繊維のせいか静電気が酷く、寝返りを打つと暗闇の中で火花が見える (笑)。そんな訳で、暖かそうな綿の生地で部屋着を作ることにしました。シワだらけなのは部屋着だからアイロンかけないせいで…て、最近の写真シワばかりだな。
型紙・サイズ
たまねぎ工房「Wilma」9号。袖の指穴とデカポケットが特徴的なニットワンピース。冬は首回りが冷えるのでA衿 (ボトルネック) です。
生地・材料
綿 100% の裏毛ニット。部屋着ですがそのまま外に出られると楽だなーと、分厚い生地を買ったらお値段にビックリ。トレーナーってこんな高い生地で出来てるのか… (いや、市販品は多分もっとペラいよね)。裏はもけもけした綿 (わた) っぽい質感で暖かいです。が、縫ってる脇からホコリ吸い寄せて薄汚れてきたような…。
アレンジ・補正
特になし。
作業の工夫・変更等
丸まる生地だったので前衿もステッチで押さえています。厚みがあるので脇縫い代は割りました。まあ、縫製テキストに書いてあることそのままです…。
生地がしっかりしているので裾のバイアス芯は省略しています。念のため、縫い代にかかるよう裾の端にHBの伸止めテープを貼りました。
感想
簡単に作れてしかも面白い服になりました。ぬぼっとしていて不思議な雰囲気。「可愛い」と呼んでいいのかは不明 (←主に着用者に起因する問題)。グレーは苦手で避けてきた色なのですが、黒いベルトを締めてキリッと着るとカッコいいかな…て、部屋着じゃなかったんかい。生地がしっかりしているのでどちらかといえば外着の雰囲気です。防寒性は充分で、秋だとまだ暑いくらい。
私は腕がやや短めなんですが指穴の位置はデフォルトで丁度よかったです (寧ろ手を伸ばすと短く感じる)。ただ、夜中トイレに行ったら寝惚けて袖ごと手を洗いそう (笑)。
次回以降のアイディア
丈をぶった切ってトップのみにしてもいいと思います…というか、動きが制限されるのでワンピースタイプの寝巻は苦手と気づきました。裾をシャツカットにしてみたい。あと他サイトでお見かけしたリブニットの作例がちょー可愛かったので真似するかも。指穴はなくてもいいかな…。