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【Mパターン研究所】O0620 ティアードサンドレス #2(制作編)

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MPL「O0620 ティアードサンドレス」

型紙を補正した MPL「O0620 ティアードサンドレス」の製作編です。

最近在庫が増えているリバティを消費したいので、2010年春夏の「Harryhausen Valley」です。輸入物で135cm幅のため MPL 手順書の裁合せ図が役に立たず、しかも上下に柄合せ必須という泣きたくなる状態でした。今回は左右だけじゃなく上下でも合せなければならないため、文章にすると一瞬ですが丸一日かかりました (正確には日中外出してたので半日)。用尺は2mでしたが無地なら1.7mくらいで出来たかも? 肩紐は当初、幅広のBを選びました。以前作った時頼りない感じがしたので紐パーツを切らずフリルを2枚切って表裏二重にしたのですが…ここで私、大きな勘違いをしていたらしい (詳細は後述)。

製作はほぼ手順通りです。ループを適当に作ったせいで、後で15mmのボタンが入らないことに気づいて焦りました (死)。しかし最大の問題はアレンジした肩紐でした…。途中、パターン通りに作ると肩外側が異様に浮いてしまうことに気づき、前外側を1.5cm詰めて縫ったんです。ところがそれでも変な浮きが残ってしまう。「変だなぁ」と思いながら突如、はっと気づきました。これ、浮くのがデフォルトじゃないのか…と。

要するに下の絵みたいな感じです (漫画絵で御免なさい…しかもちょっと大袈裟)。このパーツはあくまでも「フリル」。つまり身頃としっかり密着するのは「肩紐」(今回省略) であり、フリルは体から離れるのがデフォルトだと思われます。だとしたら「浮かないように」とわざわざ詰めたのは大きな間違いだったのね…。しかも布を二重にしたらフリルが硬くなってしまい、エラが張ったような妙な仕上がり。こういう事情なので「B紐の方が下着見えなくて良さそう」と思ってた自分の認識も否定されました。フリルからしっかり覗きますorz

B肩紐の正しい解釈

結局肩紐はAに変更しました。今回は肩紐作りに紐用接着芯を使用しました (これホント便利)。手順書では後は後付け (切替布と見返しの外側に付ける) ですが、長さをちゃんと決めて内側につけてます (お陰で何度か全部解いて付け直してます…ねじれてたりキツかったりしたので)。

後身頃も思ったよりダブついています。パターンを見てまず気づいたのが、反身補正の時「外側に」脇線を膨らませていたこと。これを逆に内側へ食い込むように直せば縫い線の長さは変わらず、ダブつきは改善される筈です。問題は前身頃と繋がる部分の角度ですが、これもなるべく滑らかに引き直します…って、これじゃ身頃 (ボタン部分含む) 全部作り直しじゃん! それは困るので、今回は横着して脇線の一部を詰めて縫うだけで決着です。それでも背中大分浮いてるけど…パターンだけ直しておこう。

パターン引き直しのアイディア

作り直して判ったのですが、肩紐はBよりAの方が今っぽいというか、寸胴でも野暮ったさが薄いようです。体型補正や丈調整以外でライン変えるくらいなら他の店で型紙買ってくる方がマシと思ってる人間なので、パターンはこれ以上いじくり回さないことにします。切替や裾にレースを付けることを計画しつつ、そうすると柄合せの努力が無になるような気がして躊躇したり。3着目を作るとしたら最初に作った時のように違う布で段を作っても面白そう (あんなに意味不明な組合せにはしないが)。あと、丈を伸ばしてマキシにするとか! 暑いから今年中にもう1枚縫ってしまうかもしれない…!?

完成(後ろから)

身頃は前後で4cmも差があるため、横から見ると腰の切替え線が盛大に前下がりです。しかし私が着るとほぼ水平になります (やや前下がりだけど…今後は前後各1.5cmにしよう)。誰か正しいパターンの補正方法教えてくれないかなぁ。

完成(横から)

【Mパターン研究所】O0620 ティアードサンドレス #2(補正編)

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先週の3連休にMPLの「O0620 ティアードサンドレス」(廃盤品) を作ってました。某掲示板で話題になったためか最近、このサイトに載せてる昔作った物がググられることが増えてます。が…以前作ったのは私が本当に洋裁始めたばかりの頃で、しかもサイズ間違えて型紙を選んだためまともに着ることも出来ず、実は既に解体され布に戻っています (死)。そんな苦い経験を踏まえ、今回は型紙を補正して実験がてらリベンジを目論んでみました。なので「補正編」と「製作編」で記事を分けます。今回は補正編。

このパターンには問題が2つありました。1つはサイズを間違えて買ったため (一番最初に買った物だったので…) 全体的に小さいこと。MPL5号サイズの私が3号買ったら小さいに決まってます。胸囲だけで3cm違うんだもん。もう1つは私の体型上、常に付きまとう反身補正の問題。つまり前身が後身に比べて長いんです。なので普通の服を着ると腹が出て背中が余り、迂闊にゆったり&ほっこり服を着ようものなら腹で布が浮いてマタニティになる…というわけ。

では補正です。まずは幅出し。これは簡単で、並行に切り開いて足りない分を出すだけ。既に買えない貴重な型紙ですが遠慮なくざくざく切ります (うわー)。2サイズ分で3cm不足していることが判っているので、前身頃パターンで8mm (左右合せて16mm)、後身頃8mm (同)、全体で計3.2cm出しました。スカートの型紙はいじらず縫う時にギャザー量を減らすことにしました (手抜き)。MPL3号と5号では肩幅が8mm違うので、肩より内側で左右各4mm出して肩幅を補い、脇の下で残り各4mmを出しました。ちなみに下の絵は全て仕上がり線で、縫い代含みません。裏紙にボールペンで描いたメモなので汚くて御免なさい!

幅出しはこんな感じで

無事に幅出しが終わったら次は今回最大のポイント・反身補正です。自分が反身だと気づいたのが最近なので、実際に補正を入れて服を作るのはこれが初めて。MPL の服を着ていて「相当キツい」印象があったので、思い切って2cmずつ補正しました。前身頃2cm延長、後身頃をその分2cmカットし、前後差計4cm…かなり思い切ったなぁ。胸の切替布には触らず、その下の身頃だけ補正することにしました。

既製パターンの補正のコツは「なるべく縫い線の長さや隣と繋がる角度を変えないこと」です。線が長くなったらその分ダーツ入れたりギャザー増やしたりして調節します。今回、前身頃は上中心にギャザーがあるので、幅出し分は全部そこに寄せてギャザー量を増やしました。増やす方は簡単です (^^;)。ここでのポイントは脇下を開いた分、そこの角度が増えていること。後身頃の補正に関わるので覚えておきます。

前身頃の反身補正

で、その後身頃が問題でした。全体で丈を2cm短くしつつも縫い線の長さは変えたくない。しかし前身頃と違って調節できるダーツもギャザーもない…。しばらく考え、縦に5等分 (正確には違いますが…下の図参照) して紙をずらすという方法をとりました。細切れにするのでこれは型紙ではなく方眼紙に写してトライ。ここで身頃幅が少し増えてしまうのですが、今回はその分は補正せずに使いました。後から思えばこれが失敗の原因になったのですが…。

後身頃の反身補正

ほぼ直線だった脇が大きく曲がったので、別の紙にトレースしてガタガタになった線を滑らかに引き直します。ついでに前身頃と繋がる脇下のポイントの角度も滑らかに繋ぎ直しました。でも、この補正は間違っていたような気がします (次の記事参照)。

後身頃は更にボタン&ループの位置も変更です。間隔を詰めてようやく型紙完成! ここで連休1日目が終わりました…。制作編は次の記事にて。

【Burda 6/2009】No.119 (ラッフルブラウス)

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Burda 6/2009 No.119

 済みません、雑誌の号数間違えてたのでタイトル等数カ所修正です…

 雑誌「Burda」6/2009号 (既に去年のもの) No.119 です。ノースリーブのラッフルブラウスでウエストはぺプラムつき。リボンで絞る形です。布はリバティプリント2007年春夏コレクション「Louise」。蒲田のユザワヤで安売りの時に買った記憶があります…。基本的に面倒臭がりのため雑誌からパターンを写すのは嫌いです (断言)。これ作り始めた時はかなり気合入ってたんだなぁ。

その割に完成まで実は数ヶ月かかりました (作り始めたのは確か4〜5月頃)。試験勉強でミシンから離れていた為ですが、その間にも実は2着ほど作ってるので言い訳だね (汗)。フリルの巻きロック見て頂ければ分かると思いますが、ロックミシンの調子が悪くてやる気が失せたのが最大の原因です。何故か左だけ酷いことになってます。針変えてもダメだったので半泣きでした…。が、勿体無いし着る物がないので再開 (汗)。

フリルの巻きロック左側失敗

元のデザインは比翼仕立て (ボタンが見えない開き) だった筈ですが、数ヶ月のうちにすっかり忘れていて何も考えずに普通に前立てつけてしまいました。それとも端から「比翼やめよう!」と思ってパーツ切っていたのかもしれません (が、既に記憶なし)。バイアステープの袖ぐり始末は、最初テープを引っ張りすぎてツレてしまいやり直しました。が、それでもまだヨレています (下手くそ)。その他はシャツを作ったことのある方なら難しくないです。リバティはアイロンが綺麗にかかるため、台襟のコバステッチも一発で綺麗に決まりました♪ 尤も、コバステッチ自体が綺麗かと問われるとかなり怪しい。台襟のカーブを綺麗に作るコツってあるのかな? ウエストのリボンは市販の細いグログランです。共布がない訳ではないのですが、何となく濃い色のリボンがいいかなと思ったので。ボタンは自然素材で夏っぽく。

【上】襟・【下左】脇のバイアス始末・【下右】ウエストのグログラン

さてお決まりの反省会です。まず、左前側で身頃とペプラムの継ぎ目の柄がズレていることは目をつぶって下さい… (最初の写真参照)。後ろ (下参照) はバッチリ合ってるので何故こうなったのか判らず。次に、リバティという布を選んだこと自体が失敗だったかも。薄手の割にハリがあるためフリルがよく変な方向行くし、皺もつきやすいし、何よりフリル部分は布裏が見えるんですよね (気づけよ)。まあ「好きだけど何作っていいのか判らない」柄をそれっぽい服に仕立てられたのでいいことにします。で、次にミシン糸。色が明らかに合ってない (毎回言ってないか?)。あと部分的にキツい気がする。反身体型のせいだと思いますが、元がゆったり目の服だと思っていたのでこれは意外でした。本人に似合っているかという最大の疑問がまだ残っているのですが、これは目をつぶって早速活用します (^^;)。シンプルなジーンズに合わせて着たいですね。

後ろから見た (ペプラムの柄合わせ)

そういえばボディがこっそり変わっていることにお気づきでしょうか。今までディスプレー用の安いものを使ってたのですが、バランスが悪いし左右非対称だし針が刺さらないし…というわけでキイヤのライン入りボディを買ってしまいました。「型紙ひろば」さんのオススメ記事を拝読して決めました☆ 自分でパターン起こしたりはしないけど補正は結構するので活用したいと思います♪

キイヤ製 一番スタンダードで使いやすいホームソーイング用レディーストルソーです。立体裁断に...

キイヤ製 一番スタンダードで使いやすいホームソーイング用レディーストルソーです。立体裁断に…

 

価格:14,490円(税込、送料込)

【Vogue Patterns】No. V8352 上半身のみ

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Vogue Patterns V8352

Vogue Patterns の V8352 です。元はローウエストのシャツワンピースで、セール対象外だったも拘らず買ってしまいました (これだけ $20 くらいした)。大き目のオープンカラー (絵型では一応閉じられてるけど開けて着る方がスッキリする)、上半身は結構タイトで下半身はふんわりギャザーなシルエット、ローウエストな切替も60年代風で好みです。リバティに良さそうだというのが最大の購入動機。とはいえ海外のパターンで服を作った経験は殆どなく、しかも Vogue は初めてでサイズ感が掴めないため上半身の部分だけ試作してみました。あ、作ったのは結構前です…5月だったと思う。

サイズは8と10で迷ったのですが (Vogue は全体的に少し大き目という情報のため)、最近上半身がキツいことが多いので10のラインでカットしました。製造終了品でサイズ選びに失敗したら取返しつかないのに、それでも「写して使おう」と思わない辺り面倒臭がりの性格が出てしまってます (薄葉紙みたいな紙でトレースが大変だったのが最大の理由なのですがね)。今回はブラウス部分だけで、デフォルトの上半身だけだと丈が短いのでパターンの状態で 8cm 延長しました。

用尺は 135cm 幅の海外リバティでジャスト 1m です。柄は 2010SS「Frances Eve」。運よく前開き部分で柄も合わせられましたが、前後で合わせる必要があったら多分無理だった (苦笑)。柄合わせがなければ全部の身頃を横1列で取れたなぁ。襟、袖、バイアステープ (袖口用) は全く気を使っていません。

襟つけ部分

前身頃は見返し続きで中に折り込むタイプ。台襟はありません。このパターンで説明されてるやり方の襟付け (=内側の首後ろ部分や前見返し肩の部分をまつり縫い) は久しぶりでした。写真では分かりにくいですね…御免なさい。袖口のバイアスくるみも裏はまつり指定でしたが、流石に飽きたので勝手にコバステッチに変更しています。

胸ダーツ

少し難しかったのが胸のダーツでした。上と下で微妙に線の長さが違い、中心で切り離してから上を伸ばし気味に縫うんです。しかし切り離しても端始末できないため、無理矢理アイロンで伸ばして切り離さずに縫ってしまいました…。MPL の B201 作った時みたいにバイアステープでくるめばいいのかな。あ、切込みを途中までにすればロックミシンもかけられるか (でも実は説明は「割る」指示になっている…それこそ端始末どうするんだ)。

袖山アップ

脇線や肩線は「割る」指示になってるところですが、全部前後同時にロックして後ろに片倒ししてます。この辺は楽してます (^^;)。肩の可動域を確かめたかったので敢えて袖ありver.にしました。しかも敢えて一番可動性の悪そうな半袖… (長袖分の布がなかったのも理由)。パターンが薄葉紙で扱いにくかったこと以外は特に困ることもなく、縫い代が 1.5cm であることさえ忘れなければ頭を悩ませることもありませんでした。ただ襟は完全に失敗! 表襟と裏襟同パターンで、案の定裏襟が余り気味になってしまいました… (別パターンがデフォの MPL を改めて見直した)。

ボタンはオカダヤさんで買ったプラ製の透明なボタン。涼しげで夏っぽいです♪ 着る時はオープンカラーですが、一応閉じることも出来ると云うことで。

襟元アップ

では肝心の着心地。最近やたら小さい服ばかり作っていたこともあり、かなり楽に着られます。パッケージ写真のようなフィット感はないのでパタンナーの意図より大きめだと思うのですが、補正なしではこれが限界。逆に反身補正を入れればサイズ8でもいいのかもしれません。次はワンピースで、上半身に少し補正入れて作ります! そういえばこのシャツ、弁理士試験の日に着ていたので会場にいらした方は「あいつか!」と私のこと思い出されるかもしれませんね (笑)。

リバティプリント2010AWコレクション!

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Shaukat, The Largest Stockist of Liberty Cotton Fabric in London

 来ましたねついに (そりゃ半年に1回は来るさ)。リバティプリントの秋冬柄が発表されました。しかし本家より早い Shaukat すごすぎ (^^; )。春からちょこちょこ情報は出ていたように、今回のコレクションは日本人デザイナーを起用しているらしいです。柄の名前にも日本人風のものが沢山あります。

 画像無断引用する訳にも行きませんので気になった柄を名前だけで紹介。まずはやっぱり「Isamu」でしょう! 孔雀マニアの私にはたまらない柄。全色コンプリートしないよう自重しますっ。「Hiro」とか「Josephina」は凄く和風ですね。日本画に出てくる花 (木に咲いてる方) のようです。和風の花といえば「Alexandar Blooms」は大輪の菊の花でしょうか? 浴衣作りたくなるなあ (だから秋冬柄だっつーの)。

 「Sleeping Rose」は何処かでちらっと紹介されていた記憶があるのですが、薔薇の切り花を格子に敷き詰めてて使いやすそうな柄です。ピンクがダントツで可愛い。同じ幾何学柄でも「Victoria’s」はメンズに良さそう。名前が気になるのは「Unforgettable morment」。何の柄だろう? 「Marina」は一見北欧風の大柄だけどよく見るとメッシュがかかっていて面白いです。「Ayako」は円とリボンみたいな組合せですが、何かすずらんの花にも見えます。個人的に好きな「Anne Tyrrell」はボーッと眺めてると枝垂れ桜に見えてきました〜。

 他にもカシャカシャした都会の風景に見える「Mirako」とか、イルカが超可愛い「Lara’s Dolphin」とか、子供ウケしそうな「Lorenzo」(動物の迷彩柄!) とか、いつもながらどれも面白い柄ばかりです。あ、動物で思い出した! (これも何処かで先出しされてましたが) 有名な「Strawberry Shief」に似た「Akinobu」がかなりお茶目です。鳥じゃなくて魚なんだよね (笑)。

 今回は日本で大流行中の小花柄があまりない気がするんですが、世界的潮流で次の流行は大人っぽい柄なのかな? 前回の経験からしてこの店で販売開始するまでひと月はあると思うので、それまで狙い目を考えておきます。多分「Sleeping Rose」のピンクは争奪戦になる気がする…。

スカイツリーへ散歩してきた

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写真整理 (というか画質調整とリサイズ) をようやく終えたので御報告。連休中の5月3日、近場にあるがために今まで行くことのなかった東京スカイツリーの工事現場へ向けて散歩してきました。当初は「浅草橋から乗ったらつまらないから蔵前まで歩いてそこから押上まで都営線乗ろう」と思ってたのですが、道を微妙に間違えて蔵前を素通りした時点で「体力もあるし浅草まで歩くか」に気が変わり、その浅草で御飯食べたら「まだ元気あるからツリーまで歩くか」と目標変更…。万年文化部の私ですが歩くのは意外と得意です。

観光スポット・雷門

まずは浅草で寄り道。ここまでで所要時間30分くらいです。浅草橋から延々歩いていくと雷門のすぐ側に出ます (※今回は実は道を間違え、かっぱ橋道具街入口に着いてしまったのでそこから右折しました)。到着したその時丁度実家の母からメールが来たので「雷門の前にいるよ」と返信。実は私、雷門の提灯見るの人生で初めてでした! 中学の修学旅行 (だったかな?) で来た時は工事か何かで撤去されてたのです (^^;

モーニングセット (おにぎり) その後しばらく仲見世通り他をうろうろした後、喫茶店「友路有」(トゥモローと読みます) さんに入っておにぎりモーニングセットを注文しました (実は朝御飯どうしようか迷って徘徊していただけ)。やっぱり作りたての温かいおにぎりはそれだけで美味しい☆ そしてそれ以上にコーヒーとオムレツが美味でした〜。これでお値段が500円くらい (済みませんうろ覚えで…490円だったかな?)。クセになりそうです♪

店内隠し撮り〜

で、お腹が満たされたら「もう少し歩けそうだな」と思ってしまいました。というか、駅戻るくらいなら歩こうと。いよいよ目的地のスカイツリー目指すぞ!…と気合入れ直したのに雷門出てすぐ、吾妻橋の袂からあっさりツリーが見えました (苦笑)。アサヒビール本社のモニュメントと一緒にまず1枚 (携帯のカメラなので粗くて御免なさい)。

霞むスカイツリー

ツリーの位置はよく分からないものの、何せ背の高い建造物なので真直ぐそれ目指して歩けました。浅草から更に20分くらいかな? ツリー足元は大混雑でテレビ朝日のカメラも来てました (その日夜の報ステでやってた)。皆カメラ持ってたけど「画面に入らない!」という悲鳴がちらほら (笑)。私は Kodak V570 の 23mm レンズでガッチリ画角に収めてきましたよー。

ツリー全景

訪問日における高さは「358m」と表示されていました。作業中のクレーンがカラフルで面白かったです。

カラフルなクレーン車

路地から見上げるスカイツリー

業平橋駅側から押上駅側まで歩いたのですが、体力がまだ残ってたので結局帰りも歩いてしまいました。浅草通りを西へ歩いていたら細い路地の隙間からツリーが突然登場! 結構撮影スポットになってました。

アサヒビール本社「炎のオブジェ」

…という訳で、一通りツリーを満喫して帰ってきました。「おしなりくん」なる「ゆるキャラ」がいるらしいのにチェック忘れた! 最後におまけ。アサヒビール本社「炎のオブジェ」です。広角レンズの歪みのお陰で何か格好良かったので (笑)。今まであの奇抜なオブジェで気づいていなかったのですが、ビルも黄金色でビール色なんですね〜。

めぐりんのバス停情報不足すぎ

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 私の住む台東区には区バス「めぐりん」なるものがあり、南めぐりん (うちの近所走ってるのはこれ)、東西めぐりん (上野や千駄木等々)、北めぐりん (鶯谷とか入谷とか) の3系統があります。1回100円で乗り継ぎも出来るので「物は試し」と乗ってきました。が…行った先で帰りのバス停が見つからず、上野駅から徒歩で帰宅する羽目になってしまいました (バス停探して春日通り歩いてるうちに秋葉原着いちゃったんだもん)。

 時刻表やバスの位置情報は携帯で確認できるため出先でも困らないのですが、問題はそのバスに何処で乗れるのかが全くと言っていいほど分からないこと。都営バスほどメジャーじゃないためか、街中の案内地図には殆どバス停の位置が載っていません (泣)。「じゃあ予め路線図調べていけよ」と言われそうですが、実は印刷可能な路線図がネットで公開されていないんです。地元の人間以外全く分からないようなJPEG の低画質な地図しか出ていない。更に言うと印刷した路線図も、区の施設以外で手に入らないようなのです (少なくともバスの中に置いてある気配はなかった)。自分も家の傍にたまたまあったバス停以外は知らないという状態でした。

 日常的に利用する人ならまだしも「試しに『めぐりん』乗ってみるか」というのはかなり危険です。降りたバス停から乗るならまだしも、私のように「ちょっと上野の公園眺めて帰りは一番近いバス停から乗ろう」とかいう使い方はNGみたい。台東区さん、区内の駅前にある街頭案内図にはバス停載せて下さい (泣)。それが駄目ならせめて路線図の PDF データを公開して下さい。それすら容量の関係で厳しいというならせめて、バス停の住所を公開して下さい! 台東区民として切実にお願い致します…。

【Cotton friend 2010春号】カウルネックワンピース

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カウルネックワンピース

写真がものすごく適当で御免なさい (色や素材の関係でどうしても綺麗に撮れませんでした…ついでに言うと脇縫い目のアイロンも甘い様子)。Cotton friend 春号 2010 Vol. 34 より、「10年1着」のカウルネックワンピースです。

確かに作ってみたかったのも事実なのですが、それ以上に「出張に持っていく服」という切実な理由でした (本当は他に優先したいパターンがあったんです)。去年スーツもどきも作ったけど、ちょっと長いのでどうしても着替えが必要なんです。そうすると皺にならない服が欲しいなと。幸いうちの会社はドレスコードが緩いので、かっちりしていないポリエステルのワンピースにしようと思った次第。

布は孝富さんで購入したポリエステルのモランナーストレッチ (とタグに書いてある)。180cmで4千円くらいですが、実は2.2m頂いてます (反物の最後だったのでおまけしてもらいました…が、使う予定がない ^^;)。紺色です。黒は質感的に喪服に見えたので敢えて避けました。「ストレッチ」とあるけどあまりストレッチ性を感じません。裏地がなくても透けない、厚手の生地です。

雑誌の作例ではワンピースは半袖ですが、季節柄ブラウスの七分袖をくっつけました。その他はほぼデフォルトですが実は生地が厚すぎて上手く折り目がつかず、襟ぐりや裾のカーブがガタガタになってしまったためコバステッチを入れてます (よく見ると誌面の作例もガタついてますね)。カジュアル目になるかと心配だったけど、傍目ではあまりステッチ目立たないので「成功」ということにしておきます。

コバステッチ

生地が厚くて困ったこともう1つが袖山のギャザーでした。何か「イセ」になってるんですけど (汗)。頑張ってもどうにもならなかったので妥協の産物です。あと袖のリボンも大変だったなぁ。厚すぎてなかなか通らなかった。しかしこうやって側面から見ると、このワンピースは横から見るのが一番美しい気がします (ギャザーがもっと綺麗なら尚更ね)。

側面図

おまけしてもらった布がまだ残ってるので共布のベルトなど作ってもいいかもしれない。ローウエスト気味に1本入ればもっと緊張感のあるシルエットになりそうな気がするなぁ…。一応ダーツも後ろに入ってるんだけど、かぶり仕様なのでさほど絞られていません。

背面図

ちょっと着てみたんですが、やっぱり袖に通したリボンが厚すぎるせいか袖がゴロゴロします。でも別布リボンだと雰囲気が幼くなりそうだしなぁ。ゴムで絞って飾りリボンにしてもよかったかも。

近所のインド料理屋偵察レポート

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インド家庭料理「アティティ」(浅草橋) のセット

インド家庭料理Atithi アティティ – 浅草橋/インド料理、インドカレー [食べログ]

 ぎゃーっ、既に「食べログ」にレビュー出てる! しかもこの人も御近所さんかしら… (汗)。先月末、我が家の近所 (本当に近い…) にオープンしたインド料理屋さん。ビルの1階と2階を使った、席数10個あるかないかの小さなお店です。上のレポートしてる人 (1番乗りの人) も書いてますが、私もこの店が内装工事中からずっと見守っていた人間です (^^;

 1人で行ったので単品チョイスではなくディナーセット (1790円) を頼んできました。カレー1種 (8種類からチョイスでランチと共通)、ミニサラダ、サフランライス、ナン、そしてタンドリーorケバブにラッシーorコーヒーというラインナップで1,790円です (ランチだと同様のメニューが多分半額…苦笑)。いやぁ、メニューから単品を選んだらかなり迷うと思います。カレーってこんなにあるのかと言いたくなるくらい聞いたこともない料理が沢山並んでるので (多分インドの煮込み料理を皆「カレー」と称している為だと思いますが)。ちなみにベジタリアン専用メニューもあって宗教的理由のある方も安心です♪

 私はマトンカレー、タンドリー、そしてラッシーをチョイスしてきました。辛さ指定は「日本人のカレーよりちょっと辛目」(笑)。「1辛、2辛」といった分かり易い数値はないようです (が、丁度いい辛さのが出て来て感動しました)。サラダとカレーがちょっと少ないかな…というか、私にはナンとサフランライスが多かったです (^^;)。夕御飯は普段粗食だからねぇ。そういやマトンカレーの表面にぱらぱらと散ってた緑がパクチーでびっくり! インド料理でも使うんだ~。

 リピート可能性はかなり高いです☆ タイカレーは苦手ですがインドカレーは好きな私。カレーもナンも非常に美味しかったです。今度は誰かと連れ立って単品の気になるメニュー頼んでみようっと。なのでそれまで潰れないでねっ (前に同じ場所に入ってた某店が数ヶ月で撤退しているので…苦笑)。あとこれは個人的な感覚ですが、お店の広さの割に店員さんが多いのがちょっと気になりました (^^; )。食べてる間背後にずっと立たないでー (笑)!

【Mパターン研究所】B0437ハイネックブラウス #2

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B0437 ハイネックブラウス (2作目)

作って写真まで撮ってたのに、掲載面倒がって放置していたものを今頃記事にしてます。実はこっそり Nucleus のプラグインのテストを兼ねてます (笑)。先日廃盤になった MPL「B0437 ハイネックブラウス」です。このパターンは以前にも1回作っていますが、実は当時とサイズが違います。サイズ表見て選んだ筈の4号がキツくて (リバティ使ったのに!)、販売終了がアナウンスされたのを機に5号を購入しました。で、本当にそれが正解だったのか作って早速確認した次第です。

布はソーイングを始めたばかりの頃に買ってずっと塩漬けになっていた綿レースです。多分、博多のユザワヤで買ったものじゃないかなぁ。「どうせ試作だから」と失敗しても悔いのない布として選んだのですが、これがすっごく縫いやすかった! 刺繍で固定されているのか引っ張っても歪まず、厚みも適度で扱いやすかったです

試作とはいえ丁度よければ着る気満々なので、前回同様胸の切替にパイピングを挟んでます。今回は襟とカフスにも挟み、ちょっと手をかけました。スタンドカラーなのは襟を取るには生地が足りなかったから (死)。前回別布のバイアスにして後悔した袖の開きは、今回ちゃんと共布で作りました。穴の開いた布なので近い色の接着芯が家にあって助かった! しかしボタンがイマイチ合っていません。生地は一部裏表を間違えてるし、何より柄合わせがズレてます。あ…左右でカフスの柄の流れが逆になってる (爆)。

後ろ姿
胸元と袖のアップ

肝心のサイズ感は「1号上げただけでこんなに違うのか」という驚きで一杯です。着てるだけで布が横に引っ張られる感じはなくなりました。ただ、このパターンは元々細いデザインなので6号でもいいかな…。どうも私は肩が人より後についているようで、立っていると脇から胸に引張皺が出ます。パソコン等の作業中は腕が前に出ているせいか気になりませんが…サイズの問題というより体形の問題の気がする。前身頃だけ幅出し出来ないかな?