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【Couleure】11SS-304 タックコクーンスカート

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【Couleure】11SS-304 タックコクーンスカート

ミシンは4月上旬にしまう予定だったのですが、事情あって引っ張り出さねばならなくなったため、ついでに無地のスカートを作ってみました (おい)。簡単に作れるはずだったのに何故こんなに大変な思いを…。

型紙・サイズ

Couleure の「11SS-304 タックコクーンスカート」9号。休み前に注文した物をすぐさま作りました。自分には珍しい。あ、まだ代金振り込んでなかった!(←)

生地・材料

葡萄色のエクセーヌ (人工皮革)。実は2年半前にコート作った時の残りです。季節外れと言われても気にしない← あとウエスト見返しは木綿の別布を使っています。これもコート作った時のフラップ裏に使った残り生地。

ファスナーは YKK のジーンズ用 (ちなみに自分で長さ詰めてます)。意外と近所に売ってないもんですね…。茶色い帯のものを入手するため新宿のユザワヤまで行く羽目に (でも家にあった黒で良かったような気がする)。裏地は何処かで買ったベンベルグ。

アレンジ・補正

裾は裏地バイアス布を使わず、裁ちっぱなしを折って 2cm (デフォは 1cm) 上げてます。面倒なのでミシンでまつりました (最近そればっかり)。

裾は裁ちっぱなし

作業手順の工夫・変更等

生地が人工スエードなので上記の通り裁ちっぱなしにしてます。アイロンが効きにくい生地のため、スポイトで折り目に水を落としながらじっくり熱をかけました (高温は厳禁ですが)。あと、生地に厚みがあるのでウエスト見返しは別布にしています。

感想

うーん、クルールのパターンって何で写真と実際の出来映えが違うんだろ。モデルさんの背が高すぎるのか、ミニ丈だと思ってたスカートが膝丈でし
た。あと思ってたよりローウエスト過ぎ…。自分の体型だとローウエストのスカートは裾が前下がりになるんですよね
(骨盤が歪んでるのかな)。あ、もしかして7号でよかった!?

あと最初に書きましたが、見た目よりも面倒でした。裏地なしにすれば随分楽だったでしょうが、エクセーヌで裏地なしじゃ足にまとわりつくしなぁ。特に面倒だったのがファスナー部分の裏地まつり縫い。手作業は大の苦手です。

ファスナー部分のまつり縫い (あまり綺麗じゃない)

次回以降のアイディア

作るか分からない。作るなら裾をもう少し短くしたいです。

タックコクーンスカート横
タックコクーンスカート後ろ

夜桜鑑賞2012@北の丸公園

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千鳥ヶ淵の夜桜…これだけ白黒加工

 会社帰りに千代田区北の丸公園まで夜桜を観に行ってきました。友人に「国立近代美術館から千鳥ヶ淵を望むのがオススメ」と教えてもらったからなんですが、いやー本当に綺麗でした! 平日で寒かったこともあってか人も少なく、花をじっくり堪能することが出来ました。昼間に来ても綺麗だろうなー。

千鳥ヶ淵の夜桜1
千鳥ヶ淵の夜桜3
千鳥ヶ淵の夜桜4
千鳥ヶ淵の夜桜5
千鳥ヶ淵の夜桜6
千鳥ヶ淵の夜桜7
千鳥ヶ淵の夜桜8
千鳥ヶ淵の夜桜9
千鳥ヶ淵の夜桜10
千鳥ヶ淵の夜桜11
千鳥ヶ淵の夜桜12
千鳥ヶ淵の夜桜13

MPLシングルトレンチコートの裏地交換+α

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MPLシングルトレンチコートの修正

写真右にインターホンが映り込んでますが気にしないで下さい… (こんなんばっかり)。あと先日作ったスカートがボディに着せられたままです。

09年の秋に制作した MPL の「J0430 シングルトレンチコート」1作目。着やすくするため丈詰め& 裏地交換 (当初から色や質感が気に食わなかったため) をしました。ついでなので、制作中にアイロンで一部溶かしてしまった表衿も作り直しました。

解体・丈詰め

付属、裏地を貫通してる肩章ボタン、あと前開きの一番上のボタンを取り外し、裾のまつりを解いてひっくり返してから解いていきます。裾は (どうせ捨てるので) 裏地をじょきじょき切ってしまいました。ポケット袋布は表から見えないので交換せずそのままです。

衿周辺の端ステッチも解き、更に台衿から上を全部外します (表裏共に)。問題は一番上のボタンホール。これが残ってると裏返せないので解かざるを得ませんでした…。作業中に裂けないよう、ホール両端を裏から「ほつれ止めピケ」で固めておきます。

裏地を外したら表地を 16cm カット (=膝丈)。裾に 4cm バイアス芯を貼り直す…筈が、忘れた〜! 綴じてから気づきました…大丈夫かなぁ。左見返しは制作時に間違えて短く裁断したため裾でこっそり接いでたのですが、今回のお直しで「なかったこと」に←

材料購入

新しい裏地はベンイリア。今回は前を開けて着ても違和感がないよう、表地やボタンに合う色を選びました。黒だと重すぎ赤は色味の違いが気になるため、選んだのは濃いウォームグレー。静電気が発生しやすい表地なのでキュプラは譲れません。

手順書の裏地用尺は 110cm 幅×2.8m なのですがベンイリアは 92cm 幅。「丈も短いし詰めれば 2.5 で行けるだろう!」と 2.5m 買ったら、ちょうど端切れがあって 3m におまけしてもらいました (が、50cm 余ったところで何に使えばいいのか…幅も狭いし)。

衿を作り直すため表地のシャンブレーワッシャーも買い足してきました (調達先は新宿オカダヤ)。輸入生地なので在庫あってよかった…。そして硬めの接着芯もゲット。前回使ったダンレーヌ R111 は柔らかすぎたため、不織布タイプのバイリーン GS-8 です。

糸は前回使ったものが残っていました。フジックスのシャッペスパン60番手15です。裏地は表にステッチが出ないので黒い90番糸で縫ってしまいました。

裁断・縫製

まず布の裏表判別でつまづきました (恥)。ベンイリアは耳に「ベンベルグ」のロゴがないのです。が、綾織りなんだから目が「ノ」の字に見える方が表ですよね…。

衿のアップ (無駄に立たせてみた)

衿は、制作時に縫い代をカットした関係で位置合わせが難しいため、台衿や裏衿も全部作り直しました。新しい接着芯だと衿も立ちます。ホックは今回も省略。もう1着作った時には付けたけど、まず使わないので。

裾は共布でくるむ

見返しの裾端縫い代は表に出るので、型紙では裏へ折り返すために 5mm の余分があります。が、丈を詰めたらそれがなくなったので共布のテープでくるみました (下の写真分かりにくいけど…すいません)。今思えば縫い代 5mm にして折り返せば充分だったかな。

ボタンホールかがり直し

裾の縫い代が安定しないため袖口同様、表地にまつりました。一番上のミシンホールは、不器用で手かがりに自信がないので慎重にミシンをかけ直しました。その後手縫いで裾をまつり、前開き一番上のボタンと肩章ボタンも付け直してオペ終了! 付属のベルトと肩章を戻します。

感想等々

ふにゃふにゃだった裏地をきちっとさせつつ、丈を短くして着やすくなりました。元々秋物として作ったので爽やかには程遠い色ですが、敢えて半端丈パンツと合わせて軽やかに着てみたいです。花粉もつかなそう (笑…別に花粉症じゃないけどな)。

今回の作業で、以前の作業時に色々ミスをやらかしてたことに気づきました。ポケット端の押さえステッチが変なところを巻き込んでたり、脇下の縫い代を綴じる時に裏地側を (キセではなく) 縫い線で表地と合わせてたり、エトセトラエトセトラ。あと表地と裏地で長さが合わないところが多々ありました。が、直せるレベルじゃないし表から見てはみ出してる訳じゃないので、騙し騙し着る予定です…。

裏地はこんな感じ
MPL B0430 シングルトレンチコート 横から
MPL B0430 シングルトレンチコート 後から

【たまねぎ工房】10AW-B01 Tao #2

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【たまねぎ工房】10AW-B01 Tao (2枚目)

今からでも着られて汎用性の高い服を!と、羽織り用のシャツを作りました。

型紙・サイズ

たまねぎ工房「10AW-B01 Tao」。PDF版の9号の丸衿。前回作ったものに色々反省があったのでリベンジです。

生地・材料

白の綿ボイル。昨年孝富さんで買ったものです。滑らかで透けない布が理想だったんですが、薄手の白布が家にこれしかなかったという。

ボタンは近所の「クラフトショップヒント」さんで購入。1作目のボタンが薄すぎたので今回は少し厚みのあるものを選びました。

アレンジ・補正

逆向き後ろタック

前回入れた補正が逆効果で襟が抜けてたため、逆にデフォに戻しました (恥)。MPL 以外の店では補正なしでも大丈夫そうだな…。あと、ものすごーくささやかですが後タックを逆向きに変更 (笑)。あと身頃のボタンホールがデカすぎるので 15mm にしています (元は 17mm)。

透けるためロックミシンを使わず、ヨークの付け線と脇~袖下を折伏せ縫いにしています (よく考えたらそこまで気を使う布じゃなかったけど)。あと今回は共布をふらし芯代わりにしてみました。同じ布が4枚になると流石に厚すぎるので上衿は表衿のみ、カフスも裏のみで3枚重ねにしています。前立ての芯は省略しましたが、ここはもう少ししっかりさせておけばよかったなぁ。

作業手順の工夫・変更等

カフスは芯が浮かないよう、コバステッチで端を押さえてます (表から見えないように裏のみ)。あとは折伏せ縫いくらい?

感想

まあ予想通りの外観です。初夏の緑に映えるシャツになりました (今はまだ早いよね)。1作目はリバティでしたが、袖をまくって着たいデザインなのでこういう裏表のない生地の方がふさわしい気がします。ただ、作っててあまり楽しくなかった…。透ける生地のせいで気を使うのに疲れたんだろうな。

折伏せ縫いは激しくパッカリングが出てます。縫い目の進行方向を変えたり押さえ緩めたりもしたけど、バイアスのせいか綺麗にいかなかった。袖下~脇は集中力が切れてて何度もパンクしたし。

袖口

袖では最近何本かこなして「慣れた」と思ってた行ってこい始末で見事に失敗しました。しかも左右両方orz 袖口のタックも両方で間違えて、ミシン解いて直しました。左袖など落としミシンかけてから気づく始末…。

後タックを逆向きに畳んだのですが、意外にこれが手強かったです。中心に隙間が空くと目立つ目立つ! あと、前身頃開き部分の長さが右の方が長く見えるんだけど気のせい…じゃないですよねやっぱり。

そういえば上襟外周の縫い代って 0.8cm なんですね! 前回作った時は何も考えず 1cm で縫ってた気がする…orz

次回以降のアイディア

タックをギャザーに…というのは前も言ったかな。絶対薄手の方がいいパターンなので、墨黒や濃紺など透け感のある無地の濃色で作ってみたいです。でももう折伏せ縫いはやらないっっ!

横向き
後ろから

【aviver】FB-0009 ギャザーシャツ

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【aviver】FB-0009 ギャザーシャツ

随分前に買って塩漬けになってたパターン&布でシャツを作りました。裁断は実は2月中に終えてあったのに、縫ったのは随分後…。

型紙・サイズ

aviver の「FB-0009 ギャザーシャツ」Mサイズ。初 aviver です。前身頃はパネルライン&ギャザーで女性らしく、後身頃はダーツでウエストを絞ったデザイン。着丈も短めでコンパクトシルエット。

生地・材料

リバティの「Maurice」。2009年の秋冬柄かな? 確か丸十で買った国産品。結構好きで3色持ってます。本来もっとシンプルな布で作るべきパターンでしょうが、尺の関係で今回はこれ。前身頃が中心側バイアスでどのみち合わせられないので、高さのみ合うよう気を付けてます。

ボタンはオカダヤで買ってきたプラボタン。ツヤなしの方がよかったかなぁ。

アレンジ・補正

補正はなし。初 aviver ということもあって様子見です。後身頃とヨークの合わせ目が直線だったため、くっつけて1枚で裁断してしまいました (試作なので手抜き…柄合わせもしなくて済むしね)。

襟とカフスのコバステッチは省略…というか、この前作ってた MPL のシャツになかったので入れる意識がなかった (–;)。前身頃や前立てにコバステッチが入るデザインなので、統一して衿やカフスにもちゃんと入れた方がいいかも。

あ、今販売サイト見て気づいた! 前身頃は別にバイアス裁ちでなくてもよかったのね…orz

作業手順の工夫・変更等

台襟の CF 合印、何処に合わせればよかったんだろう…。間違えて前立ての端に合わせて縫い付けてしまい「あれ?」となったんですが、身頃襟ぐりとの距離がぴったりだった…ので付け直さず (滝汗)。なので台襟の先の丸みは型紙のラインと違います。衿付けとカフス付けは慣れている MPL 方式でやってます。

パターンではボタンがボタンホールの中央に来る指示ですが、ボタンホール上端から 3mm の位置 (つまり元より高い位置) に変更しました。裾始末をせずに前立てを付けてしまい最後にやり直す羽目に… (手順書はよく読みましょう)。縫い代始末はロックミシンに頼りました。やっぱりこっちの方が圧倒的に楽ですね。肌触りは少し悪くなるけど。

感想

かなり気に入りました! 我が家にあるシャツ型紙の中で一番キャリアウーマンっぽい (笑)。ゴチャゴチャしてない生地の方がいいかなと思いますが、コンパクトでもっさりしてないので、逆にコテコテ柄で作っても決まる気がする (今回のシャツもね)。あと補正なしでも自分の前肩体型に丁度よかったのが嬉しいです。肩が全然苦しくない!

身頃はギャザー量が少なくて綺麗に決まりませんでした。服のポイントなのでもうちょっと精進しないと。あと他のシャツパターンの感覚で作ったら、前立ての布が硬すぎてボタン超閉めにくいです…。今後は薄いボタンをつけるようにしよう (若しくはボタンホールをプラス 1mm)。

aviverギャザーシャツ胸元

次回以降のアイディア

開襟シャツなので少し汗ばむ気温になっても活躍してくれそう。アレンジはさておいて、もう少しシンプルな生地でまた作ります! ヨークもちゃんとつけて…ね (笑)。

aviverギャザーシャツ・横
aviverギャザーシャツ・後(ヨーク省略)

【ANNEE-PATTERN】9Bibish

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【ANNEE-PATTERN】9Bibish

上半身のコーディネートはあまり気にしないで下さい… (ボディに着せてあったものをそのまま撮ってるので)。冬の間は殆どパンツルックの私。3月に入り春らしくスカートを作りました。うちにある在庫布の大半がリバティなので今回も意地でリバティです。

型紙・サイズ

ANNEE-PATTERN の「9Bibish」。PDF 版のうち、38号・A4版貼合せを使用。実は anneesi 系パターン初制作です。貼り合わせてる最中にパターンのミスに気づいてしまい、修正版をリリースして頂きました。裁断線も太くなってて見やすいので購入済の方は再DLをお勧めします。

念の為御報告しますと、スカート部分が似たワンピース「Bibi」と型紙共通ではありません (両方持ってるので比べてみた)。

生地・材料

Shaukat で買ったリバティ2010年春夏柄「Emilie’s」。いつの間にやらエターナル柄に…。リバティらしい優雅さは忘れず、しかしワイルドな毛皮プリント☆ 今回は柄合わせ一切なしで 135cm×2m で足りました。

アレンジ・補正

パターンは変更なし。タックは「中心高」の指示ですが、サイトの作例通り全部一方向に倒しました…て、もしやこれもミス? 洗濯で悩みたくないので裏地は付けませんでしたが、代わりにペチコート準備予定。

作業手順の工夫・変更等

PDF 購入なので説明書がなく、適当に作業させて頂きました。

  1. 裁断・芯貼り・伸び止めテープ貼り(ファスナー部分)
  2. ベルトを表裏それぞれ、前後を縫い合せる
  3. 上段後スカートにコンシールファスナーを付ける
  4. 下段スカートの縫合せ線をロック始末し、縫い合わせる(縫い代は割る)
  5. タックを寄せながら前後別々に、下段を中段に、中段を上段に縫い合せ、縫い代はロックして上に倒す
  6. 前後スカートの脇線をロックし、縫い合わせる(縫い代は割る)
  7. 上段スカートにギャザーを寄せて表ベルトに縫い付ける
  8. 裏ベルト端をバイアス始末し、表ベルトと縫い合わせる
  9. ベルトとスカートの際に表から落としミシン
  10. 脇のみスカート上下接ぎ目に落としミシン
  11. 裾始末、ホック付け、ベルト持出しに渡しまつり→完成!

5においてスカートは上中下それぞれ筒にしてから上側パーツと縫い合わせるのが正しい気がしますが、作業場が狭くてこっちの方が楽だったので…。

タックを畳むと同時に上パーツに待ち針で留めていくという手抜きをしつつ、布の膨らみ具合を見て角度を微調整しています。一見規則的ですが実はランダム。自分にはギャザーよりも楽でした (が、やっぱ時間はかかると思う)。

実はベルトのつけ方が分からず、他店のスカートの仕様書を参考にさせて頂きました。インベル使った方がよかったかなぁ。企画書のイラストではファスナーがベルト上端まで来てますが、型紙的に「上段スカートの上端」で止まるのが正解なので御注意を。あと今回、用意したバイアステープの幅が狭すぎて四つ折りでくるむ形にせざるを得なかったのが大反省です。裏はとてもお見せできません…orz

感想

かーわーいーいー! 春らしい軽やかなパターン☆ それでいて今まで見てきたどのティアードよりも綺麗目でオフィス向け。用尺もW巾 2m と比較的少なく済むので、もう1枚くらいリバティで作る予定です。

見た目 (=表からミシン糸が見えない仕上げ) で誤魔化してますが、裏から見た始末が汚いです。特にロックミシン、場所場所で目の形が違うんだけど! ミシン買い替えを本気で検討することにしました…。今回は裏地を省略しましたが、縫い代がごわごわして脚に当たると気になります。せめてペチコートは必須かと。

私は平日の夜にちまちま作業しましたが、一気に作ろうとすると多分投げ出したくなると思います。特に裾! 恐ろしく長いので裾上げのアイロンだけで心が折れそうになりました (笑)。

次回以降のアイディア

タックを逆回りにする…とか (←ろくなこと思いつかんな)。膨大なタックはギャザーにも出来るそうですが、膨大なギャザーはもっと気が遠くなりそうなので多分作らないでしょう。少なくとも次はタックで行く。

そういや販売ページに「もう1段足すことも可能」的なこと書いてあるんですが、PDF 版の指示書はその方法について一切触れられていませんでした…。まあ、このパターンは膝丈がいいのです!

最後に左側からのシルエットを。分かりにくくてすいません。一番上の段、前の方が少し長いのがお分かりでしょうか?

左側から見たBibish

【Mパターン研究所】B1004 ネックギャザーシャツ #2(改造版)

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【Mパターン研究所】B1004 ネックギャザーシャツ2(改造版)

寒い日と暖かい日が混じり合う3月になりました。この春はパステルカラーよりも淡い「シャーベットカラー」が流行っているそうですが、肌の色やキャラ的に全く似合わない私 (死)。流行には乗れなくてもせめて柄は春らしくと、桜の花のリバティで緩めのシャツワンピースを作ってみました。

型紙・サイズ

Mパターン研究所の「B1004 ネックギャザーシャツ」5号。今の季節は下に重ね着することも考え、ゆったり且つ作りやすそうなパターンを基本に選びました。布に余裕があることを確認して長袖に。まあ夏の柄じゃないしね…。

アレンジ・補正

前肩補正
 前回書いたので省略。補正が既に終わっていたこともこのパターンを選んだ理由でした。
デザイン変更
 布が 135cm 幅×2m もあって余りそうだったので、丈を 20cm カットしつつ 41cm のスカートを付けて膝上丈のワンピースにすることにしました。単純に裾を延長せずギャザーを寄せて切替えたのは、リバティにありがちな「皺」を少しでも目立たなくするためです。

  1. 前後身頃の裾を 20cm カット
  2. カット後の裾周囲を測る
  3. 扇形を描き、前後共通のスカートとする

B1004・スカートの作図

図中の「x」は裾周囲の2分の1の長さです (今見たらこの角度大嘘だな…もっと鋭角です)。41cm はスカートの長さで、82cm はその倍。地の目はFC/BCと平行に。前身頃の方が裾が長いため、後ろの方がギャザー分量が多くなってます。

実際の作図は Adobe Ilustrator でやりました。「パスのオフセット」機能を使うと縫い代も簡単につけられるので便利です。裾は 0.5mm の三巻きです。もう少し折る予定が予想以上に丈が短かったので…orz

あと思った以上にウエストがだぼっとしていたので、慌てて共布のベルト (ただのリボン) を作ると同時にウエストにベルトループを付けました。余った布を適当に縫ったので長さは適当。幅は 3cm で芯は貼ってません。

生地・副資材

B1004・前開きの柄合わせ&ボタン

リバティのタナローン「Josephina」。2010秋冬柄で Shaukat から通販したものです。実は昨年の同じ頃に使う予定でしたが、震災後の電力事情の悪化で控えていたという…要するに1年越し。柄のリピートが大きくて合わせるのに苦労しました。

ボタンは「クラフトショップ ヒント」さんで調達した貝ボタン。厚みがあるので 10mm。プリントの色に合わせて灰色です。

作業手順の変更等

上襟に前回同様、共布でふらし芯をつけました。後ろから台襟が覗くのは仕様ってことでいいんだよね…?

B1004・後ろ側襟元アップ

縫い代は、AHとウエストはロック始末し、それ以外は折伏せ縫いにしました。今回はスカートの脇も折伏せ縫いにしましたが、ギャザーを寄せるなら縫い合わせる前に各々ロック始末しておき、割った方が綺麗だと思います。

1作目の時に気づいたのですが、肩線上にもギャザーがあるためか肩が浮きやすいです。なので今回は目分量 (適当とも言う) で肩線近くのギャザーを減らしています。

感想

スカートの脇がバイアスに近く難しかった…2回やり直しました (実はまだ汚い)。ギャザー (特に前襟ぐり) は言わずもがな。裾始末も汚いけど見ないふり…いや、一部ほどいてやり直すかも。

デザインはまあ想像通りです。色や柄が甘めなのでもっとクールなシャツの方がよかったかな。スカートは尻デカですがこれも予想の範囲内。1枚で着ることを想定した丈のため、パンツと合わせてチュニックのように着ると野暮ったい…。もっと暖かくなってから活躍させるか (TT)。

次回以降のアイディア

今回と同アレンジかつ前を裾まで全開に…とか、前立てを別布に…とか?クレリックやスキッパーへのアレンジも面白そうです。まあ、普通のシャツとほぼ同様のアレンジが可能かと。

B1004 横から
B1004 後ろ姿

コミックマーケット82サークルカット

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コミックマーケット82サークルカット

 申込完了のお知らせです (^^;)。前回のカットがあまりに適当だったので (ここに掲載する気にもならなかった…) 今回はちょっと気合い入れて南野ちゃんを描いてみました。コミスタの後継となる CLIP STUDIO…ではなく、その開発版の CLIP PAINT Lab でペン入れをしてみました。が、トーンとか色々あって結局コミスタと Photoshop も使ってます。

 CLIP PAINT Lab のペンツールはコミスタのペンツールより自然に描ける気がします。今回は白黒絵なので使いませんでしたが、アンチエイリアスのかかり具合を選べるのもいいですね! 早く正式版出て欲しいー!

【Mパターン研究所】B1004 ネックギャザーシャツ

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【Mパターン研究所】B1004 ネックギャザーシャツ

何の参考にもならない写真で済みません… (撮影する気力も湧かなかったらしい)。既に完成から10日くらい過ぎてますが、Mパターン研究所「B1004 ネックギャザーシャツ」を作りました。前々から言ってるように私、MPL のパターンが体形に合わない! 今までは反身補正を入れてたのですが、袖のある服の場合に着心地が悪いことに気づいてしまいました。どうやら前肩体型らしく、肩に引っ張られる形で前身頃が不足していたようです。

通常の前肩補正は「肩が前に出っぱっているので前身頃を切り開く」というものですが、私の場合そもそも肩線が肩先側で後ろに落ちています。なので、後身頃の肩先を 1cm 上に延長し、逆に前身頃の肩先を 1cm 縮めました (立体にした時 SP 位置が 1cm 前に来る)。それだけだと袖ぐりの長さも変わってしまうので、AH を補正前と同じ長さになるよう引き直しています。

布はリバティの「Katie Ann」、Shaukat から通販したものです。今回は実験なので眠ってた柄で試作を兼ねて。やる気のなさは糸にも出ています。家の在庫から一番近い色 (でもあまり近くない) を選んで使っているという話。流石にボタンホールだけは合わせようと、ボタン買いに行ったついでに糸も買ってきました…。

MPL のシャツは上襟の表と裏が別パターンになっているのが常だと思ってたのですが、B1004 は同一パターンです。「返り」を考慮してないため襟が反ってます…。更に、接着芯を貼らない仕様で驚きました。リバティ2枚じゃ頼りなかったので共布で表襟に「ふらし芯」をつけてます。何度やっても襟の形作りは上達しません。控えてアイロンしたはずの裏襟が見えてる! あと、ロックミシンを使いたくない気分だったので折伏せ縫いにしています。縫い代の幅はデフォのままなので (縫い代が 1cm しかない) AHの始末が大変でした。縫い線が汚い…。

襟元のアップ

補正でかなり自然に肩が動くようになりました。元々ゆとりもあるパターンなので反身補正はなくてもよさそう。これなら本番布で作ってもいいな…て、リバティを試作にするなよ! 着用ですが、派手なので上着なしで会社に行くのは厳しいです…orz

寒中見舞い2012

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寒中見舞い2012

 2012年はあまり同人系の年賀状を頂かなかった為、同人友達にも普通の年賀状を返してしまいました。が、逆に同人でしか繋がりのない方にそれは拍子抜けだなぁというわけで…大幅に遅れましたが (何たって1ヶ月遅れ!) 寒中見舞いを描きました。

 実はこの図柄 (というか同人絵の葉書) はお二人にしか送ってなくて、片方が原画でもう一方がそれをスキャン&プリントしたものとなってます (済みません)。いつものようにハイテックCでペン入れしようとしたら何故か官製葉書にインクが乗らない! しょうがないので物凄く久しぶりに丸ペンを持ち出した次第。「アート漫画インク」はコピックにも溶けないので便利です♪

 飲んでいるのは多分 W○NDA の「金の○糖」です (笑)。イヤーマフはミスノンで白抜きしています。この絵がアップロードされる頃には届いているはず…! 改めまして (かーなーり遅くなりましたが) 今年も宜しくお願いいたします♪