【Mパターン研究所】B1004 ネックギャザーシャツ

【Mパターン研究所】B1004 ネックギャザーシャツ

何の参考にもならない写真で済みません… (撮影する気力も湧かなかったらしい)。既に完成から10日くらい過ぎてますが、Mパターン研究所「B1004 ネックギャザーシャツ」を作りました。前々から言ってるように私、MPL のパターンが体形に合わない! 今までは反身補正を入れてたのですが、袖のある服の場合に着心地が悪いことに気づいてしまいました。どうやら前肩体型らしく、肩に引っ張られる形で前身頃が不足していたようです。

通常の前肩補正は「肩が前に出っぱっているので前身頃を切り開く」というものですが、私の場合そもそも肩線が肩先側で後ろに落ちています。なので、後身頃の肩先を 1cm 上に延長し、逆に前身頃の肩先を 1cm 縮めました (立体にした時 SP 位置が 1cm 前に来る)。それだけだと袖ぐりの長さも変わってしまうので、AH を補正前と同じ長さになるよう引き直しています。

布はリバティの「Katie Ann」、Shaukat から通販したものです。今回は実験なので眠ってた柄で試作を兼ねて。やる気のなさは糸にも出ています。家の在庫から一番近い色 (でもあまり近くない) を選んで使っているという話。流石にボタンホールだけは合わせようと、ボタン買いに行ったついでに糸も買ってきました…。

MPL のシャツは上襟の表と裏が別パターンになっているのが常だと思ってたのですが、B1004 は同一パターンです。「返り」を考慮してないため襟が反ってます…。更に、接着芯を貼らない仕様で驚きました。リバティ2枚じゃ頼りなかったので共布で表襟に「ふらし芯」をつけてます。何度やっても襟の形作りは上達しません。控えてアイロンしたはずの裏襟が見えてる! あと、ロックミシンを使いたくない気分だったので折伏せ縫いにしています。縫い代の幅はデフォのままなので (縫い代が 1cm しかない) AHの始末が大変でした。縫い線が汚い…。

襟元のアップ

補正でかなり自然に肩が動くようになりました。元々ゆとりもあるパターンなので反身補正はなくてもよさそう。これなら本番布で作ってもいいな…て、リバティを試作にするなよ! 着用ですが、派手なので上着なしで会社に行くのは厳しいです…orz