上半身のコーディネートはあまり気にしないで下さい… (ボディに着せてあったものをそのまま撮ってるので)。冬の間は殆どパンツルックの私。3月に入り春らしくスカートを作りました。うちにある在庫布の大半がリバティなので今回も意地でリバティです。
型紙・サイズ
ANNEE-PATTERN の「9Bibish」。PDF 版のうち、38号・A4版貼合せを使用。実は anneesi 系パターン初制作です。貼り合わせてる最中にパターンのミスに気づいてしまい、修正版をリリースして頂きました。裁断線も太くなってて見やすいので購入済の方は再DLをお勧めします。
念の為御報告しますと、スカート部分が似たワンピース「Bibi」と型紙共通ではありません (両方持ってるので比べてみた)。
生地・材料
Shaukat で買ったリバティ2010年春夏柄「Emilie’s」。いつの間にやらエターナル柄に…。リバティらしい優雅さは忘れず、しかしワイルドな毛皮プリント☆ 今回は柄合わせ一切なしで 135cm×2m で足りました。
アレンジ・補正
パターンは変更なし。タックは「中心高」の指示ですが、サイトの作例通り全部一方向に倒しました…て、もしやこれもミス? 洗濯で悩みたくないので裏地は付けませんでしたが、代わりにペチコート準備予定。
作業手順の工夫・変更等
PDF 購入なので説明書がなく、適当に作業させて頂きました。
- 裁断・芯貼り・伸び止めテープ貼り(ファスナー部分)
- ベルトを表裏それぞれ、前後を縫い合せる
- 上段後スカートにコンシールファスナーを付ける
- 下段スカートの縫合せ線をロック始末し、縫い合わせる(縫い代は割る)
- タックを寄せながら前後別々に、下段を中段に、中段を上段に縫い合せ、縫い代はロックして上に倒す
- 前後スカートの脇線をロックし、縫い合わせる(縫い代は割る)
- 上段スカートにギャザーを寄せて表ベルトに縫い付ける
- 裏ベルト端をバイアス始末し、表ベルトと縫い合わせる
- ベルトとスカートの際に表から落としミシン
- 脇のみスカート上下接ぎ目に落としミシン
- 裾始末、ホック付け、ベルト持出しに渡しまつり→完成!
5においてスカートは上中下それぞれ筒にしてから上側パーツと縫い合わせるのが正しい気がしますが、作業場が狭くてこっちの方が楽だったので…。
タックを畳むと同時に上パーツに待ち針で留めていくという手抜きをしつつ、布の膨らみ具合を見て角度を微調整しています。一見規則的ですが実はランダム。自分にはギャザーよりも楽でした (が、やっぱ時間はかかると思う)。
実はベルトのつけ方が分からず、他店のスカートの仕様書を参考にさせて頂きました。インベル使った方がよかったかなぁ。企画書のイラストではファスナーがベルト上端まで来てますが、型紙的に「上段スカートの上端」で止まるのが正解なので御注意を。あと今回、用意したバイアステープの幅が狭すぎて四つ折りでくるむ形にせざるを得なかったのが大反省です。裏はとてもお見せできません…orz
感想
かーわーいーいー! 春らしい軽やかなパターン☆ それでいて今まで見てきたどのティアードよりも綺麗目でオフィス向け。用尺もW巾 2m と比較的少なく済むので、もう1枚くらいリバティで作る予定です。
見た目 (=表からミシン糸が見えない仕上げ) で誤魔化してますが、裏から見た始末が汚いです。特にロックミシン、場所場所で目の形が違うんだけど! ミシン買い替えを本気で検討することにしました…。今回は裏地を省略しましたが、縫い代がごわごわして脚に当たると気になります。せめてペチコートは必須かと。
私は平日の夜にちまちま作業しましたが、一気に作ろうとすると多分投げ出したくなると思います。特に裾! 恐ろしく長いので裾上げのアイロンだけで心が折れそうになりました (笑)。
次回以降のアイディア
タックを逆回りにする…とか (←ろくなこと思いつかんな)。膨大なタックはギャザーにも出来るそうですが、膨大なギャザーはもっと気が遠くなりそうなので多分作らないでしょう。少なくとも次はタックで行く。
そういや販売ページに「もう1段足すことも可能」的なこと書いてあるんですが、PDF 版の指示書はその方法について一切触れられていませんでした…。まあ、このパターンは膝丈がいいのです!
最後に左側からのシルエットを。分かりにくくてすいません。一番上の段、前の方が少し長いのがお分かりでしょうか?