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【たまねぎ工房】11AW-J01 Kyanite

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【たまねぎ工房】11AW-J01 Kyanite

たまねぎ工房さんの「11AW-J01 Kyanite」です。秋の羽織物として MPL の廃盤ライダースとどちらを作るか思案し、簡単に出来そうなこちらにしました (MPL ライダースも材料だけは揃ってるのでいずれ作らなきゃ…)。

素材は薄手の黒いストレッチデニムです。実は先にこの素材で Ice Pop 作ってます (サイト未掲載)。Black Spinel 作る予定で買ったものの伸びが足りなくて転用した生地。リブ部分はアプハウスさんで買ったアラン風ニットです…済みません、写真では分かりにくくて。無印で昨シーズン買ったタイツそっくりだった… (笑)。デニムとは揃えず元から配色にするつもりでベージュ杢にしました。本当はクール系にしたかったのに「デニム&ベージュ杢」でやけにナチュラルに。当初はラメ入りの (普通の) リブにしたかったのに意外と売ってないもんですね…。

パターンはデフォルトでアレンジは特になし。「小さめに作る方がカッコいい」とのことでしたが生地の伸び感が分からないので9号デフォで作ろう…としたつもりが、なな何と印刷ミスで 6% くらい小さくなっていた!! 前ファスナーつける工程まで気づきませんでした…orz てか何でポケットのファスナー付けで気づかなかったのか不思議なんですが。作業続行するかどうか迷って、取り合えず身頃と袖をつけて試着してファスナーが閉まるか確認し続行を決断。この作業のせいでチュートリアル記載の作業順序を変更することとなり、かなり縫いにくかったです…。

ファスナーはいずれも信頼の YKK。前開き用はサイズ5で少しゴツいものを買いました。ポケット用はオカダヤでサイズ3の 20cm を買って詰めてもらったら、他店で 16cm のファスナー売ってた (死)。前ファスナーは上記の通り、私が型紙の出力を間違えたせいで (折角店で詰めてもらったのに) 自分で更に詰める羽目になりました。さっきも書きましたがポケット付けの工程では出力サイズが小さくなってたことに気づきませんでした。つまり生地を伸ばしてしまったらしい (泣)。更にこのポケット、左右で何か非対称な気が。

縫いはそんなに難しくないです (縫い合わせ→ステッチの繰り返しなので面倒ですが)。パーツさえ切ってしまえば後は楽勝! 週末を使って一気に縫い上げてしまいました。ジージャン風味を薄くするためステッチは目立たない色にしていますが、実は生地と合っていません (^^;)。

アクションプリーツのゴムは2段仕込みこのパターンの特徴でもあるアクションプリーツ、「何処かで見たな」と思ったら私が前いた工場の作業着でした (笑…出張行って気づいた)。その作業着はプリーツ布だけ色が違うので、この服もそこでアクセントつけても面白いかもしれません。小さく作りすぎてプリーツが開いてしまうためゴムを2段にしています (下の段のゴムが私が適当につけたもの)。

ボディ写真だと分からないと思いますが、私が着ると肩先がきつくて首から肩先にかけてツレジワが出てしまいます。まあ気になるならファスナーを上だけ少し開ければいいか。あとデフォより丈が 2.5cm くらい短くなってしまったのですがこれはどうしようもない…。コンパクトな形なのでボリュームのあるスカートなどで着こなしたいと思います。

後ろ姿はこんな感じ(少しキツそう)

連休3日目は

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巾着田の彼岸花1

この時期しか見られない物ということで3度目の巾着田訪問です。ここは彼岸花の群生地として有名な場所で、今日も案の定凄いお客さんの数…。その割に花が遅れているようで中間地点は半分も咲いてなかったですが (^^;)。

彼岸花の独特の赤が好きなので、見頃にはどうしても写真を撮りに行きたくなります。が、去年は花が遅れていて9月末〜10月初旬くらいに見頃だったらしく、その頃試験準備に追われていた私は行けませんでした。我が家からは2時間くらいかかるので気軽に行ける場所じゃないけど、1年に1回だしね!

雑多ですがそれっぽい写真を並べておきます。重いページで御免なさい。

巾着田の彼岸花2巾着田の彼岸花3
巾着田の彼岸花4
巾着田の彼岸花5
巾着田の彼岸花6
巾着田の彼岸花7

連休2日目は

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本日のベストショット

ふと思い立って、今まで一度も行ったことのなかった高尾山へ行ってきました。京王線って乗ったこと殆どないんですよね…学生時代にラ・フェット多摩 (現・三井アウトレットパーク多摩南大沢) に行ったり、あと先日お友達に誘われて世田谷文学館行ったくらい? あ、あと会社の上の方がこっち側にお住まいらしいです (笑)。

高尾山は他の方も沢山レポしてるので写真1枚だけでお許しを。ミシュランガイドで高評価だったこともあって外人さん、しかもヨーロッパ系・北米系と思われる方が多かったです。向こうの女性って何で山登る時にあんなに露出高いんだろ…日焼けとか虫さされ怖くないんだろうか。

今日は上りはケーブルカーを使い、下りは徒歩で戻ってきました。往復券を買ってしまっていたので下りの券売機の前で待ち構え、やってきた女性に400円 (片道定価は470円) で譲渡してしまった (^^;)。肝心の感想ですが、昨年の丁度今頃行ってきた青木ヶ原樹海 (あ、これレポしなかったんだっけ…直後に受験生に戻ったため) の方が好きです。これは単に青木ヶ原の方が人が少なかったからですね。もし私がミシュラン審査員なら青木ヶ原に☆3つつけるなぁ。観光客が押し寄せれば自殺者も減るだろうし。あ、でも人目を逃れる憩いの場がなくなる… (笑)。

子供時代に学校行事でよく山に登らされたためか、1年に数度森林浴に行きたいという発作 (?) が起こります。青木ヶ原は少し遠いけどここは思い立ったらすぐ行けるのでまた行こうっと。今日は台風の被害のせいで乗れなかったリフトに乗ってみたい。あ、1人でも乗れるかな (←)?

【たまねぎ工房】11SS-P01 Aquamarine

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【たまねぎ工房】11SS-P01 Aquamarine

在庫布を処分しつつ秋のワードローブを充実させる計画進行中です。今回はたまねぎ工房のミニ丈プリーツキュロット「Aquamarine」(アクアマリン) をリバティの Timothy Ronald で作ってみました。

Timothy Ronald は確か2009年秋冬柄だったと思うのですが、当時 Lois CRAYON でこの柄のスカートを出してたんです。確かプリーツスカートじゃなかったかなぁ…というわけで、私もこの柄でプリーツキュロットを作ることにしました。実はワンピ作る予定だったのに色がイメージと違いすぎて断念した布です。個人的意見ですが輸入リバティの方が硬いのでボトム向きな気がする。ウエスト部分は孝富で調達した綿フライス。

丈を 10cm 延長しています。ミニをはく勇気がないからではなく、折角作った服は平日会社に着ていきたいから (これでも膝上です)。生地に余裕もあり、しかも秋冬柄でミニの雰囲気じゃないなーと。

柄はプリーツ上の中心線で合わせてます。裁断後に気づいたのですが左後ろに変な縦線がー! おいおい不良品売るなよ Shaukat。でも細かいことにこだわらないタチなのでそのまま着る (えーっ)。流石に前は避けて裁断しましたが…。

デフォだとシンプルすぎてロイスに程遠いので (笑) 飾りフラップにはコードを挟み、飾りボタンをつけてみました (済みません、写真がヨレヨレで…)。コードのせいで厚みが出て、折り返した上からステッチをかけられず横だけ押さえてます。あと裾にリボンを叩く予定だったのですが買ってきた品がイメージ違っててお蔵入り。何に使おう…。

飾りフラップ

プリーツは陰ひだをステッチで押さえてます。この関係でプリーツと重なる部分だけ先に裾始末したのですが、4枚のパーツを別々に裾上げしたら長さが合わない! どうやら間違えて裁断していたらしい…です (2枚ほどきましたよ)。苦手作業満載でパターンの難易度の割に一週間以上かかってしまいました。

プリーツは河口の「ファッションライナー」で仕上げたのですが、リバティなので少し座っただけで盛大に皺がつくしプリーツは消え気味。後ろの方が酷いのは勿論だけど脚を組むクセのある私には前もくしゃくしゃ…アイロン頑張ります^^;

【たまねぎ工房】11AW-B01 Ivory

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【たまねぎ工房】11AW-B01 Ivory

[追記] 今見たらすっごい左右で柄の高さが違う! どうしようもないなこれは…orz あと、着たところボタン1個だと歩いてるだけでヒラヒラ鬱陶しいので別のボタンに換えて5個つける予定です。

半端丈リバティ消費計画の進行中です。今回はたまねぎ工房さんの「11AW-B01 Ivory」。ヨコ地でも 1.1m、タテ地なら 0.85m で出来てしまうという用尺の少なさ! フォーマルな羽織物という企画だそうですが、残暑厳しい時期に丁度いいのでリバティでカジュアルダウンして作ってみました。

で、いきなり派手布で申し訳ないです。リバティの2006年秋冬柄「Hera」(シーズン柄でいいんだよね?)。前々から「一番好きなリバティの柄は Hera」と公言しているくせに、鮮やかなサーモンピンクに躊躇して 1m というケチな買い方をしてしまい今まで使い道がなかったのです。

このパターンの用尺は 110cm 幅で 0.85m ですが、9号なら 0.7m で充分作れると思います。今回布が勿体なくて身頃の裾を 18cm (裾始末分を入れると 22cm) 延長してる上、更に 15cm 余ったので。でも丈出しはこれぐらいが限界だと思います。ボックスシルエットなのでウエストが絞られていない反面、ヒップまで同じ幅の「寸胴」だから。バストよりヒップが小さい人なら行けるかもしれませんが。

ボックス型の寸胴シルエット

右前身頃から後身頃を経由し、左身頃まで1枚に繋がった独特のパターン。今回はスカラップ利用ではないためタテに裁断しています。前肩は2枚仕立てのヨークなのですが、この角 (襟ぐりの身頃とヨークの接ぎ部分) はとっても作るのが難しい! 鋭角を綺麗に出すのはリバティでも難しかったです。他にも前身頃の細い三巻きや後襟ぐりのバイアス始末等、技術的難易度はさほど高くないけど綺麗に作るのは慣れが必要かも。前襟ぐりは思いっ切りバイアスになるので縫い目がガタガタになりがちです (実はこの服も左が悲惨…下の写真ではボケてるけど)。たまねぎ工房のパターンは難易度が★1つでもつっかかることが多いんだよなぁ。まだまだ私には精進が足りません。

襟元のアップ

袖口も身頃に合わせて伸ばしたかったけど、柄が合わせられなくなるのでデフォルトです (実際は裾始末分少し短い筈)。まあ肘と干渉するからこれくらいが限界かな。ボタンは適当な物がなくて、市販のジャケットの予備ボタンを使いました。強い力がかかると布ごと切れそうでちょっと心配です。

型紙を切り離してた時に「おっ」と思ったのですが、私がよく作ってきたMパターン研究所さんのパターンと比べるとかなり前肩になってる気がします。これはPC作業の多い私にはとても有難い! もうちょっと地味な布で会社服として量産してもいいかも…と、フォーマル仕様にする気が全くないのでありました。

【Mパターン研究所】B0314 クロスショルダープルオーバーブラウス

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【Mパターン研究所】B0314 クロスショルダープルオーバーブラウス

初秋に向け MPL の古くて簡単なパターンを作ってみました。「B0314 クロスショルダープルオーバーブラウス」(廃盤) です。現行品でギャザーの寄ったもの (B0808 クロスショルダーギャザーブラウス) もありますが、こちらの方が大人っぽくて私好み。

生地は国産リバティの「Ianthe」1.3m。昔からあるエターナル柄ですがこの色は既に売ってないと思います (確か九州時代に買ったもの)。Hera の次に好きな柄☆ クラシックで品良く見える…気がする。あと柄合わせが楽というのも好きな理由です (こら)。

パターンは5号デフォルトですが、後身頃の裾を地の目が歪んだまま裁断してしまい丈が 1cm 短くなってしまいました。むしろ裾を切った時点で気づいたのはラッキーかも…。ベルスリーブが似合わない柄なのでカフス袖ですが、生地が足りずカフス幅を 2cm 細くしています。腕が短いので丁度いいや (苦笑)。

これまた布が足りなかったため見返しはシーチングです。厚みがあるので芯は貼らず、表地の襟ぐり伸止めテープだけにしています。押さえステッチは入れず (今のところは) まつり縫いもしていません。

見ただけで簡単そうだとは思いましたが、本当に簡単でした。縫うより裁断する方が面倒なくらい (柄布だったしね)。着た感じは想像以上に楽です。肩幅はともかく身頃はちょっとゆったりすぎるかも。すんごい柄で作ってしまったのでどう着るか考えよう ^^;

【Mパターン研究所】B0744 2スリーブシャツドレス

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【Mパターン研究所】B0744 2スリーブシャツドレス

夏の間に作る予定だったものを今頃作ったという報告です。今年の春夏は白いシャツが流行していて「じゃあ私も作るぞ!」…の筈が、だらだらしてたら既に外は秋の風。本格的なシャツは台襟に剣ボロに袖イセにと難易度も高いので、今回は比較的楽に作れるパターンを選んでみました。今年のGWに廃盤になったばかりの MPL「B0744 2スリーブシャツドレス」です。

このパターンを選んだのはやっぱりシャツにしては簡単だから。剣ボロもですが台襟もない! 実は今年廃盤で唯一告知後に買った品だったりします。今回は裾出しして着るために着丈を 32cm カットして作りました。

布はリバティの2010年秋冬柄「Sleeping Rose」です。前も別の色でシャツ作ってますが、どうもリピートの小さい柄はシャツにしてしまう…。少し柔らかめの雰囲気のイエローで、1.5m とあまり買ってなかったので8部袖で作りました。

襟だけ白のオックスにしていますが、実は身頃の裁断を間違えて切り直したため襟を取れなくなったせいです (死)。変なクレリック…て、これはクレリックとは呼ばないでしょうね。カフスも白にしようか迷いましたが半端に布を残しても使いようがないので襟のみで。でもこの襟で大失敗! 生地が厚いのにいつもリバティで縫ってる時の感覚で地襟にまで芯を貼ったら綺麗に返りません。返り線がガタガタしている…。

襟がガタガタ

あ、写真にチャコペンの印が写ってる… (ついさっき出来たばかりなので)。あと実は裏ヨークも取れなくて中心ではぎ合わせています。

シャツは細かいパーツで嫌になることが多いので、襟と袖を先に作っておいて一気に大きなパーツを縫い合わせる作戦に出ています。特に袖の行って来い始末やカフスつけは苦手なので集中力の残ってるうちに片付けてしまいました。のんびり作ってたので裁断から完成まで実働1週間。実際にはその間に別の服作ってました (ので後で掲載します)。

どうせ常に開けて着るだろうと第1ボタン&ボタン穴は省略。生地が薄いのでボタンの重みで撚れる心配があったためです。でも、開けて着ると布の裏側が見えるんだな…閉めた方がいいんだろうか orz

襟ぐりアップ

ボタンは貝ボタンにしました。身頃が4つしかなくてラッキーと思ったら袖口に各2個ずつついてるので結局8個つけてます (^^;)。今は1枚で、少し寒くなってきたら重ね着にも良さそうですね。やっぱりシャツは便利です。

【Mパターン研究所】B0713 ラフブラウス

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【Mパターン研究所】B0713 ラフブラウス

今頃掲載ですが、先日掲載のマキシドレスと合わせるために並行して作っていたものです。難しいものはリハビリに不適なので簡単そうなパターンの羽織物。Mパターン研究所の「B0713 ラフブラウス」(廃盤) です。作るにあたっていつものようにググったのですが、あまり作例を見かけないので人柱的な意味合いを込めて。

布はもう5年以上在庫していた、綿にシワ加工された生地です。ワッシャーかサッカーかリップルか…いや「楊柳」ですね。ガーゼのような織りの甘い生地にタテ目のシワ加工。色はオフ白なので夏以外でも着られそう…いや、どう見ても春夏布! 保管がまずくて一部伸びていたので避けて裁断してます。本当はリバティ在庫消費と思ったのですが、布の裏が見えるパターンなので今回は回避。

手持ち型紙は私には少し小さい MPL 4号ですが、楊柳は横に伸びるので今回は補正していません。反身補正もなし。丈が短すぎる気がして 10cm 出したところ、すっごく中途半端な感じになってしまい結局 7cm カットしました (なので元からはプラス 3cm)。布自体は薄いけどシワのせいで嵩がある生地なので、襟〜前開きは巻きロック+二つ折りにしています…というか、最初巻きロックだけにしてたら糸と生地の色が微妙に違ってたので裏に折り返した次第 orz

一方で裾は、以前通販したきりになっていた三巻き押さえを使ってみました。簡単と言いたいところですが慣れないので苦労しました。特に、縫い始めと突合せの部分の縫い方がよく分からない…。

袖の張りが強く法被みたいになったため、説明書のアレンジを参考にしてタックを寄せてます。つき合せで中縫いし、袖の先が開かないようにしました。タック畳んでから三つ折にした方がいいかもしれない。

袖にタック

ベルト穴はボタンホールです。パーツも少なくて縫製は簡単ですが、印付けは面倒でした。そっちに頭が行ってたせいで接着芯を貼るの忘れました…脇が裂けないか心配なので、縫い代を倒した上から補強ステッチをかけてます (襟のステッチと同様に)。

平日の朝&夜のみ作業にもかかわらず、3日 (丈と裾始末を修正しなければ2日) で出来てしまいました。が、うーん…ぱっとしない出来だなぁ。安っぽく見える (TT)。でも厚手の布で丈を伸ばして作れば肌寒い季節に羽織る1枚になりそうな気がするし、何より「簡単」なのでリベンジを兼ねてまた作る予定です。

【BurdaStyle】06/2010 #117 Maxi Dress

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BurdaStyle 06/2010 #117 Maxi Dress

今年こそリバティの在庫を消費すると息巻いてたのに、この夏はミシンにすら触ってませんでした…。「暑いうちにリバティを消費したい」「マキシワンピが欲しい」ということで、BurdaStyle 06/2010 #117 のマキシドレスを作りました。パターンがネット販売されるようになってからは雑誌買わなくなっちゃった ^^; 今回も PDF 印刷によるものです。

有料なのにパターンは身頃だけです (なので印刷は A4 でたったの7枚!)。縫い代がないので他の紙に写して縫い代をつけたものを準備しました。縫い代幅は 1.5cm という指示ですが、脇以外は慣れている 1cm でつけてます。一方で長方形パーツ (スカート部分とストラップ部分) は型紙がなく、指示されたサイズ通りに裁断するようになってます。Size 36 が近そうなのでその通りに裁断…て、ちょっと待ったぁ! BurdaStyle の設定身長は 168cm。これに対し私は 161cm なので丈を調節しなければいけません。

結局、上スカートで 4cm、中スカートで 3cm、下スカートで 1cm の計 8cm 縮めました。下スカートは裾上げを多め (1.5cm → 4cm) にすることで更に縮める計算です。作例の写真は引きずるような長さだったのですが、調整後は私が着て足の甲をかすめるくらいの長さ。またスカートは横幅の方もギャザー分量を変えない程度にいじりました。これはギャザー寄せの合印をつけるのに測りやすい長さにするのと、あと雑誌の作例の布よりリバティの幅が狭いため。ストラップは表地と裏地を合わせて作る指示ですが、面倒なので表地1枚で切ってます。

布は英国 Shaukat で通販したリバティ「Glenjade」。在庫を消費するのが目的なのに買置きが 2m しかなくて 1m 買足してしまいました (金曜日に頼んで翌週水曜にはもう来た!)。しかし、ロットが変わったらしく盛大に色が違います…。切替部分は雑誌の通りにレースを叩いて (挟んで) みました。トーションレースは水通ししないと 10% くらい平気で縮むので要注意 (スカート部はデザインとして縮ませても面白いかも)。

身頃のアップ

柄は前中心と身頃の後中心、あと同じ段同士のスカートパーツの高さを合わせてます (少しずれてるけど)。あと下スカートの切替が変なところ (脇線より前側) にあるため、そこでも柄を合わせてます。ギャザー寄せは案の定死ぬ思いをしました。週末をこれで潰した…。ギャザーを寄せるだけでなくトーションレースに縫い付けるのが難しかったです。上スカートと中スカートの間は2本のレースを縫い合わせ。

レースの縫い合わせ

リバティ1枚だと頼りないので指示書通り、身頃のみ共布で同型の裏地をつけてます。ストラップは傾斜を確かめたかったので前を先に固定して後を後でつけました。コンシールファスナーを頑張ってつけたのですが (久しぶりすぎて一度失敗した) 完成後カブりで着られることが発覚して凹みました…。

一応つけたコンシールファスナー

スカートは裁断後にBC線以外ロックかけておき、身頃は裏と合体した後で裾を表裏一緒にロック始末。身頃とスカートを縫い合せたら、ファスナー付けの前にBC線を一気にロックしています。端始末の指示がないのは海外パターンの不満な点の一つです。

着てみたところ前が上がって後が下がる感じです。これは自分の反身のせいかも。もう1着作ることはないでしょうから補正はしません。出来上がりはイメージ通り。色合い的に秋にもOKなのでブーツと合わせて着てみたいと思います。

日本一の芋煮会フェスティバル23

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9月4日 (日)、山形県山形市の馬見ヶ崎川で開催された「日本一の芋煮会フェスティバル」に行ってきました。平成の幕開けと共に始まり既に23回を数えるイベント、全国区になったのでニュース等でお馴染みの方も多いのではないでしょうか。山形県出身の私ですが、実家は山形市から離れているため今まで一度も行ったことがなく「今年こそは!」と乗り込んでまいりました。

…と、その前に前日の夜の話をしておかねば。東京から真直ぐ向かったのは仙台ですが、夜のうちに山形へ移動しました。晩御飯はこれまた最近の猛暑で全国区となった、山形御当地メニュー「冷やしラーメン」! 本家本元の「栄屋本店」さんへ行ってきました。基本の「冷やしラーメン」ではなく「冷やし薬膳ラーメン」を注文。

栄屋本店の冷やし薬膳ラーメン

氷が浮いてます。濃厚な牛肉のスープにごま油が浮いて中華風の香り (少し冷やし中華風)。チャーシューは牛肉! 「薬膳」には白キクラゲとクコの実が入ってますが、基本具材はもやし、わかめ、メンマ、牛肉チャーシューみたい。うん、なかなか美味しかった☆

翌日は早く目が覚めてしまい (前日かなり早く寝てしまったため…なでしこの試合は見たけど)、折角なので歩いて会場まで向かうことにしました。山形大学小白川キャンパスの脇を抜けて馬見ヶ崎川の河川敷へ向かうと、8時ちょっと過ぎなのに整理券配布所には長蛇の列! マスコミのカメラもいて、目の前に並んでたカップルにインタビューしてました (お陰で映り込んでしまった…報道されてないだろうな)。チケットは8時半から配布されました。早めに来たため配布開始直後11時の組になりました。

整理券をゲットしたら大鍋の写真撮影です。あまり上手に撮れていませんが、具の投入作業と蓋閉め作業。工事現場みたいな景色です。蓋を吊っているクレーンと具をすくうショベルカーは工事現場に出たことのない新品で、しかも潤滑油は食用の油脂を使っているという念の入れようです。また今年は具材の放射線検査結果も貼り出してありました。

大鍋に具材投入
大鍋に蓋

山形牛サイコロステーキ

9時に開会セレモニーがありましたが、そこから11時まで時間を潰すのは結構大変でした…というのも、食べ物の出店は豊富だけど皆食べたらメインの6m大鍋芋煮が入らなくなる! そう言いつつ折角なのでちょこちょこ買い食い (笑)。山形牛サイコロステーキ500円、きゅうり一本漬100円、そして! 山形で芋煮会をやったらシメで食べることが多い「カレー芋煮うどん」400円。残った芋煮にカレーとうどんを投入するものですが今回は、B級グルメの大会に出品されるメニューとのことで「最初から」調理したものを販売してました。蕎麦屋さんのカレーみたいな和風味で非常に美味しかったです。敢えてケチをつければうどんが少し硬かった…(笑)。この他、山形で開発された新品種のお米「つや姫」を使ったおにぎりと、あと爽健美茶をゲットしてます。

6m大鍋の芋煮(山形風)

で、11時になっていよいよ大鍋の芋煮配布開始ー! 山形市内の高校生 (専門学校生?) 達が配膳を担当しているようです。1杯300円 (芋煮の値段ではなく大会協賛金という名目です)。うーむ、ちょっと煮崩れてる…ような (里芋は左側…沈んでます)。細かく浮いているのは脂の美味しい山形牛です! が「いくら何でもこれは」と言いたくなるような脂身 (上に写ってる5cmくらいのやつ) が入ってて、流石に避けて食べました ^^; 他の具は手でちぎったコンニャクと長ネギです。

カレー芋煮うどん 味付けは醤油! これ大事!! というのも、芋煮には醤油味・牛肉の山形風芋煮と味噌味・豚肉の宮城風芋煮 (山形の庄内地方でも食べるので庄内風とも言う) の2大流派があり、激しい火花を散らしているのです。とにかく山形市は醤油味絶対です (私の故郷の置賜も)。他は酒と砂糖ですね。ちょっと味付けがしょっぱく感じたのですが、もっと暑い日ならこれくらいでいいかもしれない。牛の脂がこってりしているけど全くしつこくなく飲めます (脂身嫌いな私が言うのだから間違いない)。

イモニレンジャー参上!

会場にはモンテディオ山形の選手が来ていたらしいのですが会えませんでした。代わりといってはナンですが、御当地ヒーロー「イモニレンジャー」のレッドとピンクが来てたので写真載っけておきます。今回は震災後ということもあり、震災について考えるコーナーなどもありました。あと大人2千円 (だったと思う) で芋煮、しかも味噌味までもが食べ放題の芋煮茶屋もありました。毎年入場者数が10万人を超えるという一大イベント、皆様も気持ちいい風吹く河川敷で、山形の秋の風物詩を感じてみては如何でしょうか?