【Mパターン研究所】B0713 ラフブラウス

【Mパターン研究所】B0713 ラフブラウス

今頃掲載ですが、先日掲載のマキシドレスと合わせるために並行して作っていたものです。難しいものはリハビリに不適なので簡単そうなパターンの羽織物。Mパターン研究所の「B0713 ラフブラウス」(廃盤) です。作るにあたっていつものようにググったのですが、あまり作例を見かけないので人柱的な意味合いを込めて。

布はもう5年以上在庫していた、綿にシワ加工された生地です。ワッシャーかサッカーかリップルか…いや「楊柳」ですね。ガーゼのような織りの甘い生地にタテ目のシワ加工。色はオフ白なので夏以外でも着られそう…いや、どう見ても春夏布! 保管がまずくて一部伸びていたので避けて裁断してます。本当はリバティ在庫消費と思ったのですが、布の裏が見えるパターンなので今回は回避。

手持ち型紙は私には少し小さい MPL 4号ですが、楊柳は横に伸びるので今回は補正していません。反身補正もなし。丈が短すぎる気がして 10cm 出したところ、すっごく中途半端な感じになってしまい結局 7cm カットしました (なので元からはプラス 3cm)。布自体は薄いけどシワのせいで嵩がある生地なので、襟〜前開きは巻きロック+二つ折りにしています…というか、最初巻きロックだけにしてたら糸と生地の色が微妙に違ってたので裏に折り返した次第 orz

一方で裾は、以前通販したきりになっていた三巻き押さえを使ってみました。簡単と言いたいところですが慣れないので苦労しました。特に、縫い始めと突合せの部分の縫い方がよく分からない…。

袖の張りが強く法被みたいになったため、説明書のアレンジを参考にしてタックを寄せてます。つき合せで中縫いし、袖の先が開かないようにしました。タック畳んでから三つ折にした方がいいかもしれない。

袖にタック

ベルト穴はボタンホールです。パーツも少なくて縫製は簡単ですが、印付けは面倒でした。そっちに頭が行ってたせいで接着芯を貼るの忘れました…脇が裂けないか心配なので、縫い代を倒した上から補強ステッチをかけてます (襟のステッチと同様に)。

平日の朝&夜のみ作業にもかかわらず、3日 (丈と裾始末を修正しなければ2日) で出来てしまいました。が、うーん…ぱっとしない出来だなぁ。安っぽく見える (TT)。でも厚手の布で丈を伸ばして作れば肌寒い季節に羽織る1枚になりそうな気がするし、何より「簡単」なのでリベンジを兼ねてまた作る予定です。