今年こそリバティの在庫を消費すると息巻いてたのに、この夏はミシンにすら触ってませんでした…。「暑いうちにリバティを消費したい」「マキシワンピが欲しい」ということで、BurdaStyle 06/2010 #117 のマキシドレスを作りました。パターンがネット販売されるようになってからは雑誌買わなくなっちゃった ^^; 今回も PDF 印刷によるものです。
有料なのにパターンは身頃だけです (なので印刷は A4 でたったの7枚!)。縫い代がないので他の紙に写して縫い代をつけたものを準備しました。縫い代幅は 1.5cm という指示ですが、脇以外は慣れている 1cm でつけてます。一方で長方形パーツ (スカート部分とストラップ部分) は型紙がなく、指示されたサイズ通りに裁断するようになってます。Size 36 が近そうなのでその通りに裁断…て、ちょっと待ったぁ! BurdaStyle の設定身長は 168cm。これに対し私は 161cm なので丈を調節しなければいけません。
結局、上スカートで 4cm、中スカートで 3cm、下スカートで 1cm の計 8cm 縮めました。下スカートは裾上げを多め (1.5cm → 4cm) にすることで更に縮める計算です。作例の写真は引きずるような長さだったのですが、調整後は私が着て足の甲をかすめるくらいの長さ。またスカートは横幅の方もギャザー分量を変えない程度にいじりました。これはギャザー寄せの合印をつけるのに測りやすい長さにするのと、あと雑誌の作例の布よりリバティの幅が狭いため。ストラップは表地と裏地を合わせて作る指示ですが、面倒なので表地1枚で切ってます。
布は英国 Shaukat で通販したリバティ「Glenjade」。在庫を消費するのが目的なのに買置きが 2m しかなくて 1m 買足してしまいました (金曜日に頼んで翌週水曜にはもう来た!)。しかし、ロットが変わったらしく盛大に色が違います…。切替部分は雑誌の通りにレースを叩いて (挟んで) みました。トーションレースは水通ししないと 10% くらい平気で縮むので要注意 (スカート部はデザインとして縮ませても面白いかも)。
柄は前中心と身頃の後中心、あと同じ段同士のスカートパーツの高さを合わせてます (少しずれてるけど)。あと下スカートの切替が変なところ (脇線より前側) にあるため、そこでも柄を合わせてます。ギャザー寄せは案の定死ぬ思いをしました。週末をこれで潰した…。ギャザーを寄せるだけでなくトーションレースに縫い付けるのが難しかったです。上スカートと中スカートの間は2本のレースを縫い合わせ。
リバティ1枚だと頼りないので指示書通り、身頃のみ共布で同型の裏地をつけてます。ストラップは傾斜を確かめたかったので前を先に固定して後を後でつけました。コンシールファスナーを頑張ってつけたのですが (久しぶりすぎて一度失敗した) 完成後カブりで着られることが発覚して凹みました…。
スカートは裁断後にBC線以外ロックかけておき、身頃は裏と合体した後で裾を表裏一緒にロック始末。身頃とスカートを縫い合せたら、ファスナー付けの前にBC線を一気にロックしています。端始末の指示がないのは海外パターンの不満な点の一つです。
着てみたところ前が上がって後が下がる感じです。これは自分の反身のせいかも。もう1着作ることはないでしょうから補正はしません。出来上がりはイメージ通り。色合い的に秋にもOKなのでブーツと合わせて着てみたいと思います。