前回のラップドレス完成後すぐに取り掛かり、ちまちま作っていたMパターン研究所 (MPL) の O0539 ハイウエストワンピースです。予告していた通りリバティプリント Hera で作りました! 元のパターンから 30cm 延ばしてくるぶし丈に (お陰で写真に収まりませんでした…済みません)。まさしく「女神」風のコスプレチックなワンピースになりました。柄が柄だけにカーテン着てる人にも見えます (笑)。
丈を延ばした他、腰の切替布には芯を貼りませんでした。このパターン、接着芯を貼った裏が剥き出しになる仕様なんです。表と同じ形で裁断して裏を作ろうと思ったけど「伸びにくい布なら貼らなくてもいい」って説明書に書いてあったので「芯を貼らなきゃ済む話」と思い止めました (手抜き…)。そういや後身頃の中心もバイアスになるため (下写真参照) 伸び止めテープ仕様なんですが、そのテープがむき出しなのも何か変…。このパターン細かいところが色々雑だなぁ。
その切替布はメーカー不明のフェイクスエードを使っています。1m 辺り 5,600円の超高級布!…を 10cm だけ買いました (笑)。最初はグログランリボンを縦に畝を通した状態で使いたかったのですが、幅 10cm のグログランリボンなんて何処にも売っておらず (リボンでない生地もなかなか見かけない)、スエードで妥協です。でも結構いい感じに仕上がったと思います! 普通の布より高級感がアップした気がする (実際高いしな…)。今気になっているのはこの布は地直ししなくてもよかったのかということと洗濯できるのかということです。
今回一番の大失敗は右の袖。いつも通り合印をノッチ (はさみで小さく切れ込みを入れる) にしたのですが、試着して丈を確認した際に力をかけてしまったのかビリッと…1.5センチくらい破れたorz 修復不可能なのでそのまま見返しをつけコバステッチをかけ…これ以上侵食しないよう気をつけるしかない (TT)。左脇のファスナーもヨレてます。実はファスナー開けなくてもかぶりで着られることが製作後に発覚したので (死) 今度作る機会があれば全部閉じて作る予定。
ロックミシンも散々でした。フェイクスエードの部分で何故かループ糸の調子が狂うんです。両脇はロック始末じゃなく袋縫いにしたかったけど布のドレープが変わりそうで断念 (ファスナーもつけなきゃいけないし)。あ、あと苦手なギャザー…。後身頃はあまりに偏りすぎて1回やり直しました。パターンには「ここからここまでギャザー」という合印があるんですが、自分でその中間点にも合印を入れて均等になるよう気をつけています。そうだ、見返しも間違って左右同形に切ってしまい作り直したんだ。
この服はベージュ系ですが、裏も同じじゃ面白くないのでピオニーパープル?のベンベルグでスリップを作りました (O0539 はスリップ込みの型紙です)。後スカートは左右に分かれているパーツの筈が間違えてワに裁ってしまいました (が、実害はなさそうなので次もこれで行こう)。表に合わせて丈を延長したはずが、身頃の裁断に失敗してやり直したら布の長さが足りなくなり (購入は2.5m)、予定より 10cm も短くなっちゃった。ロック始末をなるべく避けたくてスカート脇は袋縫いにしています。袖ぐりはロックかけて内側に 7mm 折り込むんですが、カーブきつくて切れ込み入れずには折れなかった… (どうやったら折れるのか不思議でなりません)。何か物凄く汚い仕上がりになってしまったのでバイアステープでくるもうかと思ってます。下着とはいえ袖ぐりは脇から覗く可能性あるし…あぁ面倒。
作った服は試着を兼ねてすぐに着ることが多いです。先日のラップドレスも結局、先週 S&G のコンサートに行った日に着ました。今回のワンピースも週末に出番作ります (流石に会社には行けない… ^^;)。夏コミもこれで出掛ける予定なので見かけた方は温かい目で見守ってやって下さい。