キャプテンと選手会長の仁義なき戦い第2幕。モノを投げるのはやっぱり投手の役目だし、金棒はバットぽいから野手で…ということでこの役割分担となりました。
(桃福は私の贔屓だからともかくとして)何故ライオンハヤトかというと、まあ雪合戦絵が頭にあったからです。そして、ただのバットじゃなく釘バット…しか浮かばなかったのはきっと、加瀬あつし作品の読み過ぎですね。
Twitterのフォロワー様(私と同じ菅野ファン)に、以前菅野ボンフィンをお譲り頂いた時の御礼として進呈した絵です。Twitterアイコンとして描いたのですが背景がごちゃごちゃしすぎて縮小したら汚かったので、実際は加工したものをお使い頂くことになりました(下参照)。この絵もSNSのタイトル絵にして頂いてるそうで、こちらの方が大変感激しております…!
ガッツポーズはちゃんと本人の写真をググって参考にしています。後ろがライオンハヤト&カメットなのは「(構図的に)映り込むのはショートとレフトだろう」という計算によるもの。カメットは前足が特殊すぎてどうグラブ持たせたらいいか分からず、結局手ぶらとなりました…。背景は誰がなんと言おうが東京ドームです!(
アイコンはフォロワー様がきっとお好きだろう!とピンクの背景にし(済みません勝手な推測です)、あと「白星沢山重なりますように」という祈りを込めて白い星を散らしました。星は手描きの方が柔らかくてよかったかなぁ。
記念すべき初描き桃福。都心が大雪に見舞われたこの日、G球場に自主トレ明けのエース様がやって来て雪合戦に興じていた…という公式情報を元にしてます。まさしく「犬は喜び庭駆け回り」。
胴体について。実物は裾が拡がっているし(パペットだしね)、スガコバキーホルダーでも服っぽい描写だったため、当初は「服」と解釈していました。しかしよく見るとパペットの背面は頭と同じ色! 「もしかして裸なんじゃないか?」と思い至り、その後は全て裸の胴体という解釈で描いてます。
というわけで、下は描き直したもの。何となくエアブラシ塗りにしてみたのと、あと前足を肉球仕様にしてみました。これもキーホルダーは爪だったので、パペットが肉球だと気づいた時は焦りました…
昨年末、実家に帰省した際に父親から「ニコンFM」(約40年前のフィルムカメラ!)を譲ってもらいました。シャッターや露出計は正常動作するのですが、保管ボックスの中に何十年も放置されていたのでモルトプレーンが加水分解でボロボロ。マウント内に屑が落ちている状態で、このままではテスト撮影すらできないので貼り換えることにしました。ちなみに貰ったニコンFMは初期型です。後期型はスクリーンユニットがマウント側から外せるので分解不要らしい。
修理を頼むと高額になりそうだったため(中古市場価格より高い…)、破壊覚悟で自力交換にチャレンジしてみました。手順を写真付きで集約しておきます。
貴重な情報有難うございました! 兄弟機のFEの情報も途中までは参考になります(カバー外すと全然構造違うけどね)。
今回はメカニックを触っていないのでネット情報だけで足りましたが、本格的に修理したい方は下記書籍が参考になるかもしれません。中身見たかったのにリアル書店に在庫がなかったんだよね…。
工具としてはカニ目レンチだけが新しい購入品です(下の写真参照)。いずれ半田ごては買う予定。モルトプレーンはポリウレタン製で結局また数年後にボロボロになりかねないので、フェルトや毛糸などの劣化しない材質の方がお薦めです。
両面テープで貼りついてるので破らぬよう剥がす(普通にやれば破れることはない)。貼り直す際は新しいテープを用意した方がいいかも。写真は剥がした後のものです。カニ目ネジ開けるのに失敗して傷だらけ…orz
このネジに限らず今回出てくるネジは全て反時計回りで外れます。ちゃんとカニ目レンチを使う方が幸せになれる。私は最初ピンセットでやろうとしてネジ穴を痛め、慌ててAmazonに発注しました(死)。そのカニ目レンチも滑ってネジ傷つけたし…(上の写真でネジが傷ついてるのはそれ)。ネジが緩ければ、滑らないよう上からゴムを押し付けて回せば外せるらしい。
ノブの小さい穴からバネの端が掛かっているのが見える筈(写真の赤い矢印の先)。
時計回りに回すと外れるのでノブを持ち上げ気味に外す。このバネはもう一端が本体に引っ掛けてあります。外すと戻すのがちょっと面倒。一応説明しておくと、バネは途中で少し曲げてある方が上面です。レバーの位置は覚えなくても大丈夫(組み戻す時に回してみれば感覚で分かる)。巻上げレバーはこれで完了。
フィルムが入ってる場合は巻き戻して取り出しておきます(当たり前)。シャフトの固定ですが、私は溝に六角レンチを差し込んで押さえました(ドライバー等、堅くて溝に入れば何でもいい)。ノブの矢印と逆方向に回すと外れます。
ノブの中にはスプリング等、3つの小さな部品が入っています。外れた瞬間に中身が飛ぶおそれがあるので慎重に! パーツは写真左のノブ、板バネ、ワッシャー(凸の方が下)、板バネ、そしてコイルスプリングの順で上→下に重なってます(写真は全部下に来る方が表になってます;組み戻し方は後述)。トップカバー上のパーツが外れるとシャフトも抜けます。
開腹作業ハイライトその1(笑)。中心部の押さえの下に、アルファベットの「C」のような形をした金属のリングが入っています。切れ目の溝にプライヤーの先端をかけ、開きながら持ち上げると外れます(勢いで飛ばさないよう注意)。私はビーズ細工用のコーンプライヤーを使いましたが、専用工具(スナップリングプライヤー)を買った方がいいと思います…。なかなかうまくいかないので傷だらけになるし、押さえが破損することもあるそうな。
リングを外すと下の目隠し盤(黒い円盤)も外れます。
1本はコイル、もう1本は一巻きのみのバネです。突起に掛かっているところを持ち上げれば簡単に外れます。
飛んでいかないよう要注意(こればっかりだな…)。既に傷だらけで申し訳ない。
スプリングを外してしまえば持ち上げるだけ。下に白いワッシャーがあるのでこちらも回収しておきます。巻戻しノブはこれで完了。
側面のカバーだけ上に引き抜く。決してダイヤル中心のカニ目ネジを外してはいけない…らしい。側面のネジ3つはごくごく小さいので紛失注意。ダイヤルの位置は覚えずとも大丈夫。
ネジを外せばトップカバーが外れます(写真は左側側面から見たところ)。中の配線が切れないよう慎重に持ち上げること。
ちなみにマウント部横から黒いプラスチックの部品(カバーの一部)が落ちてくるので注意(左右とも)。
ホットシューに繋がる線(緑の被覆)は半田ごてで外しておくと後が楽ですが、持ってないので今回は付けたまま作業しました。とんでもなく邪魔なので大人しく外した方がいいです…。
多分そんなに難しい工程じゃないんですが個人的ハイライトその2(泣)。バネが固くて思いっ切り変形させてしまった…。外すのが難しいということは、まあ戻すのも難しいってことで。ちなみに下の写真、諸事情により裏蓋を外しています。裏蓋の外し方は蝶番部分を見ればすぐ分かると思いますので省略。
配線に注意して作業すること。あとネジの下にワッシャーが入っているので、内部に落下させないようこれまた注意(各ワッシャーはちゃんと元の位置に対応させて戻す方がいいかも)。これで接眼モールドが外れるので横に避けておく。はんだごてがあるなら右の白い線のはんだも外す方が後が楽。接眼モールド下にモルトプレーンがあるので、ボロボロ崩れてくる場合はなるべく片付けておいた方がいいです。
外すだけなら持ち上げるだけですが…汚さないこと! 傷つけないこと! 側面の黒い部分のみ触るよう注意。傷ついたらシャレにならないので作業場と離れた場所に一時退避させておく。ちなみにこのペンタプリズム、シリアルナンバーのようなものが書かれていました。
カメラの前方(マウント側)にあるネジを外します。
ここもワッシャーがあるので落下させないよう注意。
私のFMは何故かここのネジが異様に固く手で回しても全然動かないため、精密ドライバをペンチで挟んで回す羽目になりました。場所的に手が滑るとスクリーンを傷つける恐れがあるので無茶しないように。
ネジを外すと基板が動かせます。
基板に露出計インジケーター(ファインダーを覗くと「+〇-」と見える部分)がくっついているので、基板ごとファインダーから引き抜きます。インジケーターの印刷がこすれて傷つかないよう慎重に。
実は予めレンズマウントとエプロンを外しておけばこの作業は不要。絞り値窓がエプロンに引っかかってスクリーンユニットを外せず(死)急遽分解する羽目になりました(写真は片方のネジを外した後)。スクリーンと絞り値窓の他、もう1つ小さいパーツが重なっているので注意(下から小さいパーツ、スクリーン枠、絞り値窓の順)。そのままだと精密ドライバーがエプロンにぶつかるので、作業中はスクリーンユニットを少しずらす必要があります。ネジを外したら絞り値窓と小さい金具を避けておくこと。
ここまでやってようやく、スクリーンユニットを引き抜けます。右側にシャッター速度インジケーター(さっき外した露出計インジケーターの反対側)が挟まっているので左にずらしつつ外します…が、簡単には外れません。私はここで思いっ切り印刷に傷を入れてしまいました…。
ここまでやればミラーの根元にアクセスできると思ってたら、何とモルトプレーンは更に枠の裏側でした(写真赤矢印の裏)。ちなみに緑色の汚いところが接眼モールド下のモルトプレーンの痕です…。
ショックだけど自分の腕じゃこれ以上開けられないので本命の作業に入ります。まずは光学系のパーツの拭き上げ。まあヘタなことすると却って汚くなるんですが(死)。特にスクリーンは擦りガラスで、アルコールの縁が残りやすいので要注意。スクリーン全面を覆うようにたっぷりアルコールを載せ、エアーダスターで一気に乾かすと比較的まともです。
内部のモルトプレーンは、接眼ユニットの下、ミラー根元(※マウントからも見える)、そしてペンタプリズムの金属カバーの先端にあります(写真参照)。
ミラーの根元はレンズマウント側からの方がまだアクセスしやすいかも…(下の写真の赤楕円の辺りにあった)。まあスクリーン外さなければ除去も出来なかったでしょうから、作業自体は無駄ではなかったと思っておこう。
幸い「ベタベタ」ではなく「ボロボロ」だったので突いて崩しエアーダスターで吹き飛ばしておきました(※風量には注意)。ミラー根元のモルトプレーンは結局貼り直せず、何か不都合が発生しないか心配です。レンズマウントからスクリーンにゴミが入りそう。
清掃が終わったら逆に辿って組み直し。案の定、スナップリングの嵌め戻しが最大の難関でした…。各パーツの順番や位置は上記の分解写真を御覧いただければ大体お分かりかと思います。巻戻しノブだけ補足しておくと、板バネの外周部はノブのレバー根元に来るよう組み直します。ずれているとレバーを起こした時にぷらぷらしてしまうので。
今回はある程度戻したところで多重露光レバーが動かなくなっていることに気づき、再度開ける羽目になりました。参考にしたサイト様でも同様の失敗をされてたのでありがちなミスなんだと思います。トップカバーをかぶせた時点で横に動くか確認しましょう。あと、露出計も早めに正常動作するか確認した方がいいです(=巻上げレバーを先に組み直す)。電池を入れ、ファインダーを時々覗きながら作業すれば露出計が動いてるか判ります。
ところで今回、ふと端部がフリーになってる配線に気づきました(死)。ペンタプリズムの右側にある黒い線、何処に繋がっていたのかどなたか御存知ないでしょうか…。組み戻しても(恐らく唯一の電子部品である)露出計は動作するしなぁ。まあFMは電池なしでも撮れるので、メカニックに異常がなければいいのです(こら)。
今回の分解は内部のモルトプレーン貼り替えが目的でした。モルトは他にも、ミラーの手前上部、フィルム収納部外周、裏蓋蝶番横にあります。特にミラー手前上部はシャッター作動時に跳ね上がったミラーが当たる緩衝材なので、ボロボロになっている場合は貼替えないと最悪ミラーが割れるおそれがあります。これらは分解せずともアクセスできるので全部さくっと貼り換えてしまいましょう。
概ね2mm厚で足りますが、フィルム収納部外周だけは厚さ1.5mmくらいが適切らしいです。他の箇所と同じフェルト貼ったら裏蓋がきっちりしまらなくなり、買っておいた1.5mm厚のモルトプレーンでやり直す羽目になりました(毛糸を詰め込むという手もあるらしい)。幅は目視で適当に決めています。フィルム収納部外周が1.5mmで他は3〜3.5mmくらいかな。
今年の都内の桜は週前半がピークでしたが、散った花びらが薄紅色に水面を染める様もなかなかオツなものです。先週末夜桜を観に行った千鳥ヶ淵に、今週末(土曜)は花吹雪を眺めに出掛けてきました。念願の初ボート! 操縦は全部お任せし、自分はシャッター切ったりはしゃいだりしてるだけで大変楽しかったです(こら)。
ちなみにボートのレンタル料は30分800円、1時間1,600円(※桜の時期の特別料金らしい)。混雑の中を漕ぎ分けねばならないため30分じゃ多分殆ど見られないと思います。オールで漕ぐのが難しい場合、足漕ぎボートもあるみたい。この時期は夜も乗れるので、来年は夜桜を狙いに行ってもいいかな(写真は撮れそうもないけどね)。
おまけ。これは田安門に入るところ(武道館に向かう入口)。
「bis」はいわゆる「アンコール」の意味…だそうです。土曜日に千鳥ヶ淵を回りきれなかったので平日に出直してきました。結局似たような写真になってしまいましたが…。
昼の写真は会社の休み時間に出掛けて撮ってきたもの。だああぁ何で平日の昼間にこんなに人が押し寄せてんの! 油断しすぎでした。結局九段下駅の出口までしか辿り着けず、這々の体で退散。
夜も千鳥ヶ淵は大混雑でした。少しだけ撮影したけど生け垣もあるし人も多いし、あんまり綺麗な構図になりそうもなかったので結局北の丸公園に逃げ込んでます。
桜の季節は短くて天候も不安定。なかなか休日と好条件が重ならないのですが、今年は(満開には早いものの)晴れて暖かい週末となったため土曜日、カメラ片手にお花見に出掛けてきました。
まずは昼間、千駄木にある旧安田楠雄邸へ出かけてきました。水・土と週2回しか公開してないので更に条件が厳しいんですが、今年は庭の枝垂桜が土曜時点で9分咲き。静かな2階の客間から眺める桜はとても風流でした。案内の方の説明によれば、日本家屋は畳の上に正座したときに最も美しく見えるよう設計されているとのこと。そんな訳で写真も正座して撮影しています(笑)。ここだけGXR A12 28mmを使用。晴れていて中と外両方映すのが厳しかったので、RAW現像で室内を明るくしてみました。
昼下がりは別件(東京ドーム辺り…笑)で忙しくしていたので、次の場所へ向かったのは日が暮れてから。毎年恒例の千鳥ヶ淵、しかもこれまた恒例で、御壕内側にある北の丸公園からの花見です。毎年の反省を生かして今年はちゃんと三脚持参(カメラはSTYLUS 1に交替…手振れ補正ついてるので)。冒頭の写真もこちらのものです。濠の中から外を見ると照明直撃になりがちで構図に苦労させられるのが難点。あと足元の生け垣が邪魔! もっと背の高い三脚が必要だな…。遠目に東京タワーが見えたので、MFでピントを合わせる挑戦をしてみました。今年もボート乗れなかったのが心残り(←乗る気だったの?)。
次の花見スポットは北の丸公園のすぐ目の前、「標本木」のある靖國神社。しかしここは宴会客も多いし、何より照明の橙色が強すぎてあまり綺麗じゃない。1枚だけ撮影してすぐ退散しました…(標本木ではありません)。
靖国通りを西に進み(実はこの通りも桜が綺麗です)、これまた自分の定番花見コースということで、外濠公園沿いを市ヶ谷〜飯田橋まで歩きました。照明少な目のうえ、5分咲き程度の木が多かったので写真はなしで。同様の理由のためか宴会客も少な目でした(以前昼に来た時は大混雑だったのに!)。大学が近いこともあってここで騒いでいるのはたいてい若い人です。テントまで張ってる気合い入った集団も…。飯田橋駅のそばにはボート乗り場らしきものがあり、川沿いの花を楽しめる…んだと思いますが未確認。
飯田橋駅に着いた時点で10時を過ぎていたのですが、土曜だしもう少し欲張ろうと地下鉄を使って谷中霊園へ。桜が綺麗とは聞いていましたが、ビビりなので夜に墓地とは思いつきもしませんでした…案内して下さったhsurさんに感謝です。お墓と桜は不思議とよく似合いますね。
ここまで来たら花見のメッカも見に行こうと上野公園へ。すいません、ここも写真なし。花見の時期はぼんぼりが点灯しているのですが、20時で消えるらしく宴会客はハケた後でした (残って騒いでる人もいたけど)。山積みのゴミがまー凄かったです。清掃してくださる方には本当に感謝せねば。余談ですが、我々が着く前「池に落ちた人がいる」という通報があったらしく、レスキュー隊が不忍池に押しかけていました。結局ガセだったんだろうか…。
最後に(花見というよりノリで)神田明神に立ち寄り、夜のお散歩は終了。千鳥ヶ淵を廻り切れなかったので、平日会社帰りに再訪の予定です。まあボートは一人じゃ無理ですね(笑)。