先日リバティの Genevieva で作ったMパターン研究所の廃盤「O0101 ノースリーブシャツワンピース」を、今度は Caesar で作りました。充分な布を買っていたので今回はデフォルト通りの丈のワンピースです。大好きな柄だしねっ! 勉強の効率が落ちる食後と寝る前に休憩を兼ねてちょこちょこ作業していたので随分日数かかっています。
丈や形状はほぼデフォルトですが細かい始末を少し変更しています。まず接着芯、衿は表衿に、台襟は表側のみに貼るという指定でしたが、薄手のローンなので裏側の布にも貼っています。表衿には固い芯を貼ってみたんですが初めて使う接着芯なので洗濯で撚れてきたりしないか不安です。あと身頃の縫い代は「割る」という指定でしたが、肩は織り伏せ縫い、両脇は2枚一緒にロックして後ろに倒しステッチで押さえています。シャツなので少し丈夫にしておこうかと…と言いつつ、後ろ中心は指示通りロックして割ってます (だってステッチが目立ちそうなんだもん)。裾は距離が長いのでいつものようにステッチかけてしまいました。まつり縫いは袖見返しだけで沢山です。
裾といえば実は…布が足りなくなってしまい、柄を接いでます (爆)。後ろの左裾、よーく見なければ分からないと思いますが…。だって、一見細かい柄の繰り返しに見えて実は 20cm くらいの間隔でリピートしてるんだもん。裾に一番大きな羽根が来るよう裁断したら角が欠けてしまった次第。最初は丈を詰めようとも思っていたのですが前立てが長いのでバランスを考え修正しませんでした。
あと、今回は前立てが面倒でした。前回はシャツにしたため突き当たりの始末をしなくて済んだけど今回は久しぶりの短冊開き! 余計なところまで縫ってしまい何度も解きました。あと前立てが白無地で身頃が黒の柄のため、普通に縫うと前立ての中に挟んだ身頃が透けてしまいます。なので身頃布をカットし、前立ての布が重なった部分に身頃の縫い代を収めました。ボタンホールの赤はちょっとどぎつかったなぁ…。
あ、前回の反省を生かして台襟の角をごくごく僅か丸めました。ここが尖ってると一番上までボタンを留めて着た時、左の衿より上に右台襟の角が出てくるんです。とはいえやっぱり丸めない方が良かったかな…ミシン目がガクガクしてる。しかも結局台襟にボタンホール開けてないし。
布の色と柄のお陰で下にスリップやペチコートを仕込まなくても足が透けにくいようです。夏向きだー! こんな短期間で2枚作ってしまうくらいこの型紙はお気に入りです。本当は7部袖の O0100 も欲しかったんだけど4,095円という殺人的値段だったので諦めたのよね。誰か4号サイズ、余ってる人がいたら譲って下さい (こら)。余談ですが布を買ってからこれを作る間、同じ柄の服を着た人を2人見かけました。リバティのタナローンは薄地のためかギャザーを寄せてふんわりという服が多い気がします。でも案外張りもある布だからシャツワンピもいいですよー…と、不特定多数に向けて発信してみます (笑)。