昨日の記事のタイトルは「実験計画」にすべきだったかなぁ…ついでに「目的」「試薬」「スキーム」とか書いてレポート風に……いかん、悪ノリしすぎだ (化学系出身の戯言ですので真に受けないように)。
無印の麻カーテンを真っ白に脱色する話は着々と進行中です。180×200cmのカスタムサイズのカーテンをまず分解 (今回は鋏でジョキジョキではなく、いちいちミシン目を解きました…大変だった)。3枚の布に分かれたのでこれを普通に洗濯し埃を落としました。私は麻も遠慮なく普通に洗います (おしゃれ着ならエマール使うけど)。で、浴槽に放り込んでカビ取り剤をスプレーし放置! 詳細は割愛しますが以下のようになりました。手前が元の色、後ろが脱色後。
ちょっとやってみて、確かに色は綺麗に抜けるなーと感動しました。でも「ムラなく」漂白するのは至難の業! 原液をまんべんなくぶっかけるのを想像すれば難しさが分かると思います。試しに単純にスプレーしたのが以下の写真。原液がかかったところだけ抜けているのが分かると思います。これを均一にするのは広い場所でムラなくスプレーすることが必要そう。
カビ取り剤はコストパフォーマンスが悪いのでハイターを買ってきて実験続行中です。浴槽に薄くお湯を溜め、かなり濃いめにハイターを入れて布を浸しています。ただこれも結構怖いですよ! うちは集合住宅なので、例えば隣の人が酸性洗剤使ってたりして配管の中で混ざったら…緑色のガス (=塩素) が逆流してくる様を想像してしまいます。実は塩素を殺すためにハイポ探してるのですが、近所のお店ではリッター売りしかしてないとのことで買いませんでした。さーて、生地を傷めず真っ白な麻布を手に入れることは出来るのでしょうか?