【たまねぎ工房】11AW-D01 Opal

【たまねぎ工房】11AW-D01 Opal

もう9月! しかし暑い!…という訳で夏服を作りました。と云いつつ実は、アレンジの用尺を見積もるために試作したものです。

型紙・サイズ

たまねぎ工房 Opal 9号。ラップ風を狙ったデザインだそうですが、デフォは襟ぐりが小さく、ラップドレス「そのもの」の見た目ではありません。ウエスト切替え布とスカートは前後同形。どう見ても色が夏なので半袖です。

生地・材料

リバティのタナローン「Darren」。一昨年くらいに Shaukat で通販したものなのでいつの限定柄か不明。国内でも最近再販されてましたね。某所で「豆絞り」とあだ名されていた柄で、特にこの色は手ぬぐいにしか見えません (^^;)。

のっぺりしたカフタンみたいな服にすると“板”になる柄なので、タックやギャザーの多いこのパターンを選びました。柄の上下が分からずググったら、粒の大きい方を上にしてる人と小さい方を上にしてる人が両方… (でも多数決的にこっちが「逆」)。

プリント歪みが酷かったため柄合わせは甘いです (でもCFが合ってないのは自分の腕の問題)。柄のリピート間隔のせいでかなりの布が無駄になりました…。

アレンジ・補正

身頃はデフォルトです。腰切替え布はバイアスにしたため、縫い代に伸止めテープを貼ってます (今思えばなくてもよかったかな)。このテープが予想以上に硬く、脇はここだけ割始末に変更。

スカートは 21.5cm 短くし、その分ギャザーフリルにしました (半径 50cm の円を3等分した扇形パーツを3枚繋いで円にし、ギャザー寄せただけ)。3枚裁ちにしたのは生地の都合です。柄物で適当にギャザー寄せる訳もいかず、入手したてのセパレート押さえは出番なし。

バイアステープメーカーが行方不明になってしまったので、既成品のテトロンテープで後ろ衿ぐりを始末しています。

作業手順の工夫・変更等

直線縫いは線が目立つため、ジグザグ縫いでゴムをつけてます。衿ぐり側はゴムを挟んだ状態で先にコバステッチかけてしまい (端を固定してしまう)、その後ゴムを伸ばし付けしました。

フリルの端は巻きロック。上ルーパー糸のみウーリーで、針糸と下ルーパーは家にあった糸を適当に使ったので実は全部色が違います…。

感想

育ちのよさそうなドレスになりました…が、パフスリーブが自分には若すぎたかな (^^;)。この袖、肩の可動域が狭いです。思いっきり腕上げたりしないよう気をつけなきゃ。全体的には大人しめの形なので会社にも行けそうだし、アイロンサボっても目立たなそう (笑…お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、今回の写真は洗濯後アイロンかけずにボディに着せてます)。

スカートが長いためかフリルをつけても子供っぽくなりません。でもちょっと多すぎた…本番は控えよう。今回ギャザー寄せを2本針空ロックでやってみたのですが、自分には直線ミシンの方が楽でした。

今回は急いで作ったので全体的に縫いがアバウトでした。まあ、最難関ポイントはゴムつけですね…次は丁寧にやろう。

次回以降のアイディア

他サイト様でお見かけしましたが、短袖の場合カフスをつけずフレアにすれば肩も動かしやすそう。バイアスに裁つ方が生地が張らなくていいかも。でも次は長袖で本番の秋ワンピを作る予定。ひたすらリバティの消費に使わせて頂きます…。

Opal後ろから
Opal横から