一昨年くらいに作った (筈の) ワンピースを修正しました。が…あれ、当時の記録がこのブログにないぞ。出来がまずかったため掲載を断念したのかもしれません…。
型紙・サイズ
たまねぎ工房「10AW-D02 Leia」PDF 版の9号。ビスチェ風デザインがツボって発売後すぐ買って作ったような…すぐお蔵入りにしてしまったので記憶が曖昧。今気づいたのですが、盛夏の服かと思ったら秋冬品番なのですね。 [130526追記] 型番は「10SS-D02」が正しいと思われます…販売ページは「AW」表記ですが型紙に書かれてる型番は「SS」でした。タイトルと共に修正します。
生地・材料
柄の方はリバティのタナローン「Vesuvian」。耳に「2006」とあったので2006年の柄なのかな? 既に何処で買ったか覚えてないんですが、かなり好きな柄でした。でもあまり自分に似合わない色…。
焦げ茶色の切り替えは、微妙なツヤ感が欲しくてナイロンとポリの混紡です (ユザワヤで買ったもの)。目が詰まっていてアイロンが効きやすそうな生地ということで選んだのですが、ナイロンなのであまり熱をかけられず接着芯貼りに難儀したという…まだ浮いてるかもしれない。ちなみに作り直す前 (写真撮ってなかった) はピオニー色のポリエステルのシャンタンでした。これが更に自分に似合わない色だったので、今回は柄の1色に合わせています。しかし裏も同じ生地にしたのは失敗だったなぁ…絶対汗吸収しないよねこの生地。
ゴムは家にあった6コール。確かこれを作った時に買ったものです。
アレンジ・補正
…とその前に、今回一体何を修正したのかですね。
当初作った時に反身補正を入れたのですが、たまねぎ工房のパターンはいじらなくても体型に合うので補正過剰で前下がり状態になってました。ので、今回上身頃をデフォルトのままのパターンで作り直した次第です。端切れがあまり残っておらず、前身頃は修正前の身頃から切り直してます (補正した前身頃がデフォより幅広&丈長なので可能だった)。後身頃は…下の写真を参照 (背中です)。
お分かりでしょうか、背中心で接いでます。普通は接いだら縫い代を割るところですが面倒で左に倒してしまった← そんなこんなで生地のやりくりに苦労したため柄合わせどころじゃありませんでした。柄の中心だけ通していますが、身頃とスカートの接ぎは全く合っていません。
この他、切替え部分の色が自分の肌の色に合わなかったので茶色に変更。ナイロンでパリパリしているので、影コバステッチ+落としミシンで処理しています。まあ要するに上身頃全部作り直しました…という話。
前回作った時に裾を 1cm + 3cm の三つ折りにしています。今回もそのままにしていますが、やっぱりロック+まつり縫いの方が綺麗。ただロックミシンの調子が悪いので気が乗らないんだよな…。今回も身頃のロック始末は悲惨な状態で、ここだけは当初の方が綺麗でした。
作業手順の工夫・変更等
やはり最大の難関は前身頃の切替え部分! 手順書でも「前もって縫い代を糊で貼り合わせておく」方法が奨励されています。これを前回は熱接着テープでやったのですが、糊の方が断然簡単でした。洗濯で溶けるのではみ出しても平気だし。文具ではなく一応ソーイング (てかキルト?)専用品を使ってます。糊の色が、自分があまり縫わないピンク色なので塗った場所が見やすいんです (笑)。
あと裏見返しの切替え部分は予めアイロンで折っておき、コバステッチで表に叩き付ける形になってます。ここで厚紙で仕上げ線の定規を作ると楽…なのですが今回、これをかなり厚い紙で作ってます。そうすることで縫い代 7mm のところが 5mm くらいになり、表から落としミシンで叩いても針が落ちないんです。落としミシンの時は、見返しの縫い代を糊で表身頃に貼り付けてから縫ってます。
ゴムは仕上がり長さの 80% で計算しています。前回この計算をした記憶が無いので、もしかしたら仕上がり長さと同じ長さのゴムを縫い付けてたかも (緩すぎ…)。
感想
作り直しても似合わない服は似合いません (–;)。まあリバティのチョイスからして失敗してます… (そもそも買っちゃいけない色だった)。色がどうこう言う前に襟ぐりやアームホールの形状が似合ってない気がします。でも作ったからには開き直って着るんだ!
ナイロンの生地が少し残っているので細いベルトでも作ろうかと思ってます…て、最近似合わない服は全てベルトで誤魔化してないか私。尤もベルトの目的は柄合わせしてないのを誤魔化すためですが。
次回以降のアイディア
切替え部分はしばらく再挑戦したくない…です。もし作るならスカートをもう少しいじりたい。そして、もっと自分に似合う色と柄を選びます!