【たまねぎ工房】10AW-B01 Tao

【たまねぎ工房】10AW-B01 Tao

半年振りの洋裁です…て実は MPL ティアードサンドレスの後に1着作ってるのですがそれは又の機会に (ちなみに MPL のキュロットコンビネゾン)。今回はたまねぎ工房さんの「Tao」を作りました! 増え続けるリバティ消費計画の一環です。

今回はちゃんとシーチングで仮縫い後、反身補正を入れました。後身頃は背中心で2cm短くし、前身頃は襟ぐりを 1cm 切り開きました (こちらは手抜き…本来ならタックで開くべきでしょうね)。ヨークはいじってません。当然襟ぐりが半身で 1cm 増えるけど、ここは PDF 販売パターンの有難さ。9号より半身で 1cm 大きい13号の襟 (台襟含む) をそのまま使わせて頂くことにしました (笑)。ただ NP の位置が違うので9号のパターンから写しておきます。正直、この補正はちょっと適当すぎました。

補正はこんな感じ

補正後の服を横から見ると前下がり。私が着れば裾は水平になります ^^;

横から見てみました

後身頃の幅が 150cm 超で横地必須なので、縦横同じ見た目の2009年秋冬柄「Sleeping Rose」をチョイスしました。メルヘンの似合わない私にもギリギリOKな (ほんと?) 幾何学的な薔薇の花。大人気で即完売し追加補充されたレッドです (ちなみに輸入品)。

柄布は裁断が一番の山になるのでかなり時間をかけました (実は前身頃の中心線を間違い一度やり直した)。輸入物のリバティは柄が歪みまくりでいつも泣かされます。今回は柄優先で裁断したので目が直角じゃない! そのうち捻れてこないか心配です。あと横の柄合わせ、左はバッチリでしたが右は何故かずれていた…orz 芯地は多分ダンレーヌ R3000。

苦労したのは予想通り、袖口のいってこい始末でした (下の写真はチャコが残ってますが気にしないように)。大抵やり直しになるので私にとっては剣ボロと同程度の手間です (TT)。特にスラッシュの突き当たり、どうすれば引きつれず皺が寄らないように出来るんだろう。

いってこい始末

柄の雰囲気に合わせて丸襟です。襟ぐりが補正前より 2cm も広いのでタートルの上に重ね易くなってます (多分印象も変わってる…)。ちなみに用尺は 135cm 幅で 1.6m でした (失敗して裁断し直した分を除く)。後身頃の幅だけで 1.5m 以上あるのでこれ以上は詰められないと思います…。

襟元のアップ

今回はピンク色のボタンにしてみました。Natural Kitchen のもので5個105円。これって手芸用なのかなもしかして。表からは見えませんが、ロックミシンは今回3本糸にしています。リバティは薄地なので軽い始末の方がいい気がする。裾は手で三つ巻してます。でもこれを縫った後で三つ巻押さえの購入を決意しました orz。

シャツにしては確かに簡単だし、さっと羽織れていい感じです。きっと春〜初夏にかけて活躍してくれることでしょう (短いな)。ふと思ったんですが、丸襟を選びタックを全部ギャザーに変えたら途端に「ふんわり服」になるかも。次は丈を伸ばして春先の羽織物を作りたいな。

後ろ姿