月居良子さんの『レトロが素敵な服』から No.20、襟の付いたベストです。本当は前がもっと開いた形で作りたかったのですが型紙を直す自信がないので、まずは型紙通りに作ってみました。ボタンとバックルがついてないけど… (なので糸印がついたままですがお許しを)。
背中に布があまりないデザインのベストが欲しくて色々探していたら、前からうちの本棚にあった本の中にあったという笑い話。9号サイズですがかなり細身です。今まで作った服の中で一番丁寧に縫ったつもりがボタンホール縫いでミシンが調子を落とし、5つあるボタンホールのうち3つを縫い直してます。実は一番上のボタンホールは縫い直し2回やっている…。でもボタンホールは楽しいですよ! 最後にリッパーで穴を切り開く瞬間はカタルシス (笑)。バックルは今日つけられるはずだったのですが買ってきたものが小さくてつけられなかった… (「内径3cm」というので 3cm のバックル買ってきたらこっちは外径表示だったんですよ)。
表地はウールで多分スーツ用 (着分で売られていたので詳細は不明)。裏地はエイティスクエアという目の詰まった薄手の綿布です。ミシン糸の色が違うのは単に買い間違ったからなんですが、その分「丁寧に縫わなきゃ」と緊張感を持てたと思います。
もう1枚、黒いピンストライプの布を買っているので同じ型紙でもう1着縫いたいと思っています。今度は衿無しで型紙を補正して開きを大きくしようかな?