先日の「次回予告」をあっさり裏切って御免なさい…。プランジングプルオーバーを作ろうとすると新しく布を買わねばならず、「家の布在庫を減らす」という大命題に反することに気づいてしまったためです。そんな訳で今回は「勢い余って買ってしまったけどどうやって使ったらいいのか分からない」布でスカートを仕立てました (最初から買うな)。
問題の布は近頃しつこく買い貯めているリバティの Hera。しかし今回はコーデュロイです。2006年のシーズン物でそろそろ入手も困難になりつつあるため、ネットで見かけると後先考えずに買ってしまいます。これは丸十さんで購入した生地なのですが本当に凄い色ですよね… (売れ残っているのも頷けます)orz あまりにどぎつい色なので当初ワンピースにする予定でしたが慌てて変更。廃盤告知で駆け込み購入した MPL の「S0637 バルーンスカート」になりました。バルーンの流行は既に過ぎてると思うけどこのパターンどうしても作りたかったんです。カクカクした感じが面白い。不思議な流れのタックは立体裁断の真骨頂だと思います。
このパターン、110cm 巾の布を 2.6m 使用すると書かれています。しかし地の目を縦横90度回転させ 130cm 巾の布を使えばギリギリ 1.5m で足ります (あくまで4号の場合)。丁度布が 140cm 巾でしかも手持ちが 1.5m。更に言えばこの布、柄的にも縦に使う方がいいわけで…。薄手とはいえ張りのあるコーデュロイなのでボリュームがっちりになってしまいました (^^;)。あと、あまりにギリギリで柄合わせできなかったため前と後ろで柄の配置高さが違ってたりしますorz
今回は副資材の色合わせに頭を悩ませました。コンシールファスナーは地のブルーグレーに、ウエストのグログランは羽根の中心色です。裏地は以前シェイプドテーラードを作ったときの残りですが、実は足りなくなって60cm買い足しました。あ、よく見るとホックがまだついてないです (^^;
このパターンは大量のタックを畳むのも大変ですがそれ以上に裁断が問題です。A1サイズのカッターマットからもはみ出すパーツの大きさ! 更にA2のマットを繋げて頑張りました。しかし裁断してしまえばこっちのもの。接着芯も要らないしロックミシンも要らないので、金曜の夜に作り始めてもう完成してるくらい簡単です。合い印を間違えたり裏地を表裏逆につけたり (←これやった) しない限りは簡単です。コンシールファスナーも慣れてしまえば簡単だしね。
さてこのスカート、どういうコーディネートしたらいいのか全く分からないんですけど… (なので写真もスカートだけなんです)。でも材料代が馬鹿みたいに高いので意地ではき倒したいと思います。