接着芯と格闘

トレンチコートはまだ布準備中です。今日は嫌いな接着芯貼り作業。襟や見返しなどの全面芯のパーツは芯を貼ってから裁断するのが常ですが、今まで寸法変わって困ったことがないので後貼りにしています (真似しちゃいけません…)。身頃や袖の上部に部分芯が必要なので、明日専用の型紙を自作予定です。いつも接着芯は白か黒しか使わないのですが、ヤフオクにて R111 の臙脂色が安く手に入ったので色を合わせてます。伸び止めテープは結局黒なんですが (笑)。

芯を貼ったポリエステルシャンブレータフタ

裁断前から気づいてたのですが実は前見返し、裁断に失敗して思いっ切り歪んでます。長い直線を真直ぐ切るのは至難の業! これに懲りてウエストベルトは、布に切れ目を入れて手で引き裂きました (笑…これが出来る布は楽です)。縫うときにイセ込んで誤魔化さなきゃ。

今回のコートは黒と赤のシャンブレーのためボタンやバックルも黒に統一予定です。副資材探しが楽なのは浅草橋住民の強み…と言いつつ実は大型手芸店の方が種類が多かったりします。浅草橋は「クラフト」系はそこそこ揃うけど「ソーイング」系はかなり厳しいです。近所の「クラフトショップ・ヒント」さんでボタンやリボン買うくらいだなぁ。実は昨日のうちにボタンはヒントさんで買いました。セール品の水牛ボタンはサイズが合わず (30mm と 20mm 両方同じボタンが揃わなかったのです)、定価販売のを買ったら1,800円もかかってしまいました…。でもボタンって服の質感を上げるには重要なんですよ! バックルは近所では見つかりそうもないので週末探しに行ってきます。

布はオカダヤのセールで買ったため予定より安く済んでホクホクしていたのですが、副資材を揃えたら結局同じくらいかかりそう。ハンドメイドも必ずしも安上がりではありません。が…先日会った弟が「アクアスキュータムでトレンチ注文中」などと言っててギョッとさせられました。それに比べたら (材料費) 10分の1。自分のコートの出来栄えより弟の財布の中身の方が心配になる姉でございました (笑)。