タイトルの通りです。休職してたっぷり時間があるのでこの間に本気で服作りを始めようと思い、前から着てみたかったチャイナ服を練習することにした。参考および型紙は『エレガントにチャイナ服』から表紙にも載っている No.3 のブラウス…に、バイアステープの縁取りがある No.5 の袖を付けてみることにした。何でそんな面倒なことをと思われるでしょうが、今回は練習なので出来るだけ色んなコトしてみたかったのです。と言いつつファスナー付けはミシンの構造上厳しいのでファスナー不要のデザインをチョイスしたんだけど (苦笑)。
上にも書いたけど今回はあくまで練習。よっぽど綺麗に出来たら外にも着ていけるかなという下心付きだけど (笑)。ちなみに材料の布は先日カーテン買った時にトラブって、お詫びにお店から頂いた布だったりする。本当はいい布なんじゃないかなぁと気懸かり (だったら使うなよっ)。
作業は本に付属してる型紙をハトロン紙に写し取るところから始まった。いや…正確に言えばその前に洋裁道具を買いに行く必要があった。チャコペンとかミシン針とか待ち針とかロータリーカッターとか……泥縄状態で道具を揃えてやっと作業開始。型紙を作って布に写して切って縫って……まぁ、普通の洋裁の通りです。あ、私は洋裁初心者で上でさらっと書いた作業1つもやり方が分からないため、クライムキさんの『ソーイング』という本を参考にして作業しました。必要な道具の説明もあって型紙の作り方がすっごく分かりやすい! 縫い方等は色んな本にあるけどこういうことって意外と親切に説明されないのよね。助かりましたー。
作業は4日でほぼ終了。「ほぼ」というのは一番肝心のチャイナボタンが付いていないため。なんだけど……実は既に付ける気が失せている (TT)。だって! 服の作りがすっごい汚いんだもん!! 一番の原因は腕ではなく多分ミシン。先日手に入れたロックミシンは素晴らしく快調なんだけど、直線縫いに使ってるミシンがコンパクトミシンで性能がもうダメダメなのです。元々ほつれを直すとか雑巾を縫うとか、その程度しか使わないと思って買ったものだから仕方ないんだけど。布の厚さによって糸調子が全然合わなくなるし、針を変えてもやっぱり合わなくなる。おまけに目飛びや縫い幅の変動が激しくて悲惨な状態……うぅ、思わずヤフオクでミシン探してしまったよ (TT)。今狙ってるのはベルニナ社のミシン。最初は職業用ミシン買いたかったんだけどボタンホール縫いは絶対必要だし、スカラップ刺繍も出来れば嬉しいなぁと……。実は1回競り負けました。6万超えるなんて有り得ない (死)。
もう1つの原因は型紙の選択ミス。汚くなったというか私が着られない服が出来てしまった…orz 私は上半身にボリュームがないので7号の服を着ることが多く、今回もそのつもりで7号の型紙を選んだんです。そしたらもうピチピチで、前のスナップボタンは止まるけど腕を上げたら開いてしまう状態。チャイナって元々ダーツが入ってて身体に沿う形なので、どちらかといえば骨格で選ぶべきだったのかもしれない。肩幅すら全然合ってないんだもん (TT)。
とまぁつらつら書いたけど自分自身まだまだ初心者、性格的にも粗雑なので私自身に起因する原因があるかもしれない。個人的には「初心者こそいい道具を使え」がモットーなのですが今ある道具で最大限何が出来るか、もう少しトライしてみようと反省したのだった。で、そう決意して一番最初に買ってきたのはリッパーでした。失敗ミシンを解くのに便利だから (苦笑)。Seria (100円ショップ) で買ってきたんだけど、ついでに目打ちまで購入してしまった。持ち手が木で可愛いんです。手芸店で見たら600円くらいしたよ! 今は100円ショップも侮れないもんだ。
チャイナボタンの話をするの忘れてた。ボタンは買ってもいいけど高いし折角なので自作しようと考えている。ここで参考になるのが『作ろ!ドットコム』さんのアジアンノットの解説ページ。みょうが結びのボタンを作りたいんだよねー。今縫ってる服には多分取りつけないけど結び方くらいは練習しておこうかな。ちなみにこのボタン用の紐も Seria で購入。在庫がなくて1本しか買えなかったのー! 全色1本ずつしかなくて参りました…。
今回の作業で大体の手順は掴んだので、次はちゃんとしたミシンを手に入れて9号の型紙で作りたいな。コンシールファスナーにもトライしたいしね。上手に出来るようになったらその時こそ好きな布地でワンピースを作りイベントに着ていきたいものです (笑)。チャイナは難しいけどアオザイくらいなら日常でも着られそうだしね! あ、近々このサイトに「手芸」カテゴリ作る予定です。別館に上げてたビーズ細工もこちらに移動させようっと。