Twitter に先に写真上げてしまったのですが、GXR A12レンズキャップ&バッテリーホルダーを作りました。構想2日、制作1日 (正確には下準備を前日にしてるけど) という、緻密な計算と粗雑な作りの同居する初レザークラフトです (笑)。鋲が綺麗に並んでいない辺りが初心者だ!
RICOH GXR の A12 ユニットは自動開閉キャップがないので、撮影の度につまみ式のキャップを付け外ししています。この外したキャップの保管が問題。当初はエツミのキャップホルダーを使って本体に固定しようと思っていました。しかしキャップがぶら下がってると撮影の邪魔…。
そのうちに「予備バッテリーをどうやって持ち歩くんだ」という問題にも気づきました。剥き出しのバッテリーを鞄のポケットに入れて、例えば鍵なんかと接触して短絡したら…と考えるとちょっと怖い。サイズを測ってみたところ、バッテリーは約5×3.5×1.5cm、レンズキャップは直径約5cm×厚さ5mm。似たようなものです。
そうと分かればこの2つを一緒に持ち歩けるケースがあればいいのです (前振りが長かった!)。自分の使い方を想定して、以下のような条件を絞りました。
- ペンダントタイプ。ケースを鞄に突っ込んだら結局行方不明になるので。
- 見た目重視。耐久性も考えるとレザー素材。
- レンズキャップとバッテリー、単独で入れても両方入れてもサマになる。
実は…当初「市販の小銭入れでいいや」と思ってました。でも高いんですよね! 本革で好きなデザイン選ぶと本体だけで3,000円前後、それにネックストラップ (?) つけたら改造費でプラス1,000円。となれば自作…と相成りました。とはいえ革細工はやったことないので (革紐編むのは単なる手芸だと思う) 道具も一から買ってきました。浅草橋在住の強みです。
上はレンズキャップだけで、バッテリーを入れない場合です。持ち歩く中身である程度融通が利くようにしたかったので、蓋は差込&可変式。底も角を落とし、厚みがあるバッテリーと薄いキャップ、両方に対応できるようにしました。あとは縫い目不要かつパーツ数を極力減らしたくらい (初心者には重要だよ!)。縫っても労力は大したことないんですが、ガイド穴を開ける目打ちが少し高いので (近所の某店で1本800円程度) 鋲を打つだけでいいようにしています。
この写真はバッテリーだけ。横にしても余裕で入ります (キャップと両方入れると横入れはキツい)。上の角には穴だけ開け、革紐を結び付けてみました。ネック部分の紐を外せばベルトに通せる仕様。
下の写真は大きさの目安です。社員証よりは小さいです (笑)。これを首から提げてる人間とすれ違ったら、温かい目で遠巻きに見守ってやって下さい (^^;