わざわざ載せるまでもないけどパノラマ写真撮ってきたので、いかにパノラマ撮影が難しいかの例として載せておきます……つーか、ここから下は本当に恥ずかしい写真のオンパレード!
■臼杵駅前パノラマ1
……空の色と地面の色が画面左・中央・右で全部違う……有り得ない (TT)。このカメラはパノラマ撮影をする際は左から右、もしくは右から左へ3枚の写真を撮って合成する。その際露出等は全部固定になるはずなんだけど……何故こんなに色が変わったんだ!?
■臼杵駅前パノラマ2
上のリベンジとして撮影したはずが、左と中央は繋がっているものの右が合ってない。実はバスがいた関係で右を撮った後真ん中の写真を撮るまでに結構間が空いてしまったため。
■臼杵駅構内/ホーム階段
縦のパノラマ写真も面白いぞ! ……という例を撮りたかったのに、左は床の繋ぎを完璧に失敗してるし (でもタイルに沿って繋いでいるのが面白い)、右は階段の手すりが非常に惜しい。でも写真としてはやっぱり面白いでしょ? どちらも 23 mm で撮影しているのでかなり広角ですが、臼杵駅はそんなに天井高くないです (笑)。
撮影しての感想だけど、あくまで「アマチュアが楽しんで使うためのカメラ」という感じ。画素数では圧倒的に勝るはずなのに、画像自体は私のもう一つ持っている Nikon Coolpix 995 の方が美しい。V570 は偽色が出てるんだよね。ピントも甘いし。あと最近のカメラに多い補正機能はこのカメラには搭載されていないらしい。ホールド感も決してよくないので私のようによく手ぶれする方はより細心の注意が必要そう。あ、よく言われる「画角に指が入ってしまった」ということは私はなかったです。カメラの持ち方のくせが出るんだろうな。
今日が晴れていたのでちょうど写せたけど青空の色はさすがコダックの表現力! 独特のコダックブルーに仕上がっている。かなり見た目と違うので「記憶色」を再現するカメラ……という評価が妥当だろう。小さいし旅行先に持って行って記念撮影して来るにはぴったりだと思う。広角だから色んなものを一度にフレームに収められるしね。
書き忘れてた。今回の撮影は全部「歪み補正」機能 ON で撮ってます。レンズが広角になればなるほど歪曲収差が出るけど、このカメラではある程度それを補正してくれる。まぁ Photoshop も最近のバージョンだと補正機能あるから、わざわざカメラでやらなくてもいいのかもしれないけど。でもパノラマ撮影時に歪んだ写真でステッチするのとそうでない写真でステッチするのでは違うかも……。あと、このカメラは一応5メガピクセルを謳っているがパノラマ写真は3枚を合成する関係か画素数が落ちるので注意。しかもパノラマ写真のサイズは必ずしも一定せず、少しずつ縦横比が変わるのでこれも覚えておきましょう。
まあ色々書いたけど、結論づければ「このカメラの魅力は画質ではなく超広角レンズ&即時パノラマ合成」! 私はこの点でこのカメラの値段は妥当だと思うし、面白い物好きの人には自信を持ってお勧めします♪