[060707追記] 大ボケかましてたので何度目かの差し替えです (詳細はこちらの記事参照)。一応今のところ、これで最終入稿予定になります。
[060704追記] 多分お気づきの方も多いと思いますが、最初にアップしてから既に5回以上再掲載しています (汗)。キャラクターの大きさを変更したり色調を補正したり蔵馬の体型 (ウエストラインとバストライン) 修正したり……まだまだ直し入れそうな予感 (-_-;)。
さて問題です、この絵の総レイヤー枚数は何枚でしょう? ……ここには掲載していない裏表紙の分も含んでいるので正確な数ではありませんが、正解は計174枚です。……バカだね私 (汗)。自分の絵の描き方を見ていて気づいたのですが、基本的に「一色一枚」でレイヤー作ってるみたい。
蔵馬だけかなり前に描いて男4人を3日で描いた計算になります。『桜枝作業日誌』に途中経過を掲載した通り、1人ずつバラバラのファイルとして描いて一気に合成。蔵馬だけそのままの色にして、後ろの男共は各レイヤーの上に単色のレイヤーを重ねオーバーレイで色味をつけてます。前にも描いた気がしますが黒髪キャラとはいえ一応全員髪の色味が違うという設定で、その設定色のレイヤーでオーバーレイをかけています。
画面はごちゃごちゃしていますが制作の手間は第一巻の表紙の方が圧倒的に多く、この絵は実は大したことない (笑)。原稿用紙 (しかも第一巻のカットをペン入れした紙の裏…笑) にシャーペンで描いた絵をスキャン&大きさ調節、Painter の色鉛筆とスクラッチペンでペン入れ。Photoshop でパーツ毎にレイヤーを作った後再度 Painter へ戻り髪の毛をアニメ塗り。その後 Photoshop へまた戻って、髪の毛仕上げ→目入れ→肌塗り→服の順番で色塗り。「画竜点睛」ということで最後に目を入れる方も多いけれど、私は逆にキャラクターに命を吹き込むパーツだからこそ、最初のうちに描き入れてそのキャラの雰囲気を掴みながら色塗りを進めていきます。
蔵馬のチャイナの縁取りは素材集『京染紙』から、背景の血しぶき (?)は『秘教機械 -Tantra Machine-』様で配布されている「血飛沫ブラシ2」を使わせて頂きました。超有名ドコロだから Photoshop 使いの方なら御存知だと思いますけど (^^;)。
最初蔵馬の服はチャイナドレスだったのですが、太股が見えるファッションって凄いイメージ違うんですよ……しかもヤラしすぎて何か方向違うので慌ててパンツに変更した次第。最初左向いてたのですがチャイナの合わせが逆だったためひっくり返しました。後ろの男共は描きやすい順番に楠樹→鴉→清春→黄泉で描いています。女顔の方が描きやすい! 黄泉だけ手を入れなかったのは、角その他手間がかかりすぎるので回避したという理由です (苦笑)。