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舞台『風魔の小次郎』レポート[1]

Contents

Writer:
桜枝真央
Category:
幽遊以外に一言
Posted on:
2008-03-15?23:08

 行ってきました、舞台『風魔の小次郎』in 新宿シアターアプル! この手のレポートは美味しいところを小出しに紹介して読者様の興味をそそるのが普通なのでしょうが、私は常に自分が見てきたものは遠慮なくネタバレ書かせて頂きます。というわけで、続きは本当に興味のある方やネタバレOKの方だけ御覧下さい。





















 まずストーリーは……うーん、やっぱり文庫版2冊分、ドラマ13本分を1.25時間に縮めるのは無理ありすぎですよ! 初っぱなでいきなり小次郎と武蔵が打ち合ってて小次郎が左足をやられる。で、止めを刺そうとするところに風魔の8人と夜叉八将軍プラス壬生が現れ、全員が顔を揃えた途端チャンバラが始まるんです。唐突だなぁと思っていたら甘かった。突然竜魔のキャラソンが始まるんだもんー!! この調子で最後まで進むのかと不安になってしまいました (^^;)。そして両軍入り乱れての激突から一転、項羽vs.白虎・紫炎。

 次の舞台は (明示されてませんが) 風魔の本陣。見張りの麗羅と戦いに戻ろうとする小次郎の小競り合いのあと、琳彪が項羽に化けた白虎にやられてしまう。しかし白虎は「首」(原作では手) に残った白羽陣の傷を小龍に見破られ、何故か白羽陣で死ぬ (小龍の白羽陣は殺傷能力があるらしい!)。そして小龍が「兄さん、項羽の兄さん! 本当に死んでしまったの? 会いたいよ……」とまぁ、原作からは想像もつかないくらい甘ったれたモノローグを吐き始める。すると項羽の幻が背後から彼を励まし、そこで彼らのキャラソンに突入…。

 この辺で少し殺陣はお休み。風魔側では霧風が竜魔の左目を失わせた過去を悔いていて、それを機に夜叉と風魔の長い因縁が語られる。一方、白虎と紫炎を倒され夜叉側には険悪なムードが漂っています。壬生は武蔵にリーダーを代われと迫り、夜叉に伝わる秘宝・黄金剣を持ち出す。彼らが一触即発になったその時、風魔の7人が戦いを挑みに現れる。

 霧風が雷電と闇鬼を倒すのは筋通りでした。既にネタと化している雷電の「崖しかないー!! うそ〜!」は舞台でもしっかり再現されてて客席爆笑。黒獅子vs.劉鵬の殴り合いもありました (まさか黒獅子あれで死ぬとは…)。何とまだ生きてた不知火は小龍の白羽陣で死亡 (まただよ)、妖水は麗羅と兜丸のコンビ (つーかほとんど麗羅1人) で倒し、陽炎は何と4人がかり (小龍・麗羅・兜丸・霧風…で良かった?) で容赦なく葬り去る。これで八将軍全滅。その後何と竜魔が黄金剣を手にした壬生と戦い、死鏡剣でとどめを刺す…んですが、それじゃ黄金剣ごと粉々にならないのかと非常に気にはなった (笑)。

 竜魔は武蔵に為す術もなく、止めを刺されそうになったところに「危ない!」と飛び込んだ麗羅が死亡 (えー!?)。竜魔も既に動けない。そこに風林火山を手にした小次郎が駆けつけ最終決戦が始まる。ラストはかなり原作通り (ドラマじゃなく原作通り) でした。竜魔が「武蔵の妹が死んだらしい」と言い、「どうして止めを刺さなかった」と劉鵬に問われた小次郎が「オレにも奴の妹の声が聞こえたような気がしてな……」で幕が下ります。

 ストーリーはこんな感じです。長くなったのでツッコミは次の記事にて。

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