風小次にまとめてツッコミ
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思い立って会社からの帰り道、『風魔の小次郎』文庫版の第1巻を買ってきました。いやー実は今まで2〜6巻までしか持ってなかったんですよ。お前項羽ファンじゃなかったのか (※項羽は1巻で死ぬんです)! しかも今回こいつを買ったのは風魔本陣の外観を知りたかったからという、何とも項羽と関係のない理由 (笑)。
原作では小龍が項羽 (に化けた白虎) に投げつけた羽は1本でしたがドラマでは3本でした。ドラマの「タンタンタン!」と連続で3本刺さるシーンは格好いいとは思うんですが、どうやったらあのタイムラグで羽が刺さるように投げられるのか、彼らにその極意を聞いてみたいものです。あと (前にもツッコミ入れた記憶があるんだが) 原作の項羽が目の前の白虎にわざわざ弧を描く赤い羽で止めを刺そうとしたのは何故なのかとか、ドラマでは項羽左利き&小龍右利きだったのに原作では項羽は主に右手で羽を投げ、小龍の方が左手で白虎に止めを刺している……とか、色々細かいところにチェック入れています。そういや項羽が白虎との戦い中に紫炎の足音を聞きつけ「あの足音は敵だ」と判断するシーンがあるんですが、あれはやっぱ革靴とスニーカーの差なのでしょうか (ドラマじゃどっちも革靴だった気がするが)?
ここからは原作オンリーの話題です。まずは夜叉編。先日から非常に気になってるんですが、霧風が柳生屋敷に到着し劉鵬や竜魔に「敵がたあいなかっただけの話」と自慢気に言ってるシーン。あの時霧風は項羽と琳彪が死んだことを知っていたのでしょうか。直後に麗羅と兜丸の死を知って動揺した彼が、項羽達の死を知りながら自分の手柄を嬉しそうに話すのはすごく変。
お次は聖剣戦争編。まずは夜叉との戦いの後5人が風魔の里へバラバラに帰ってくるシーン。霧風と小龍が先に着いていたのですが、彼らが一緒に帰ってきたのかどうかは同人屋として非常に気になるところです。次は伊達総司の登場シーン。武蔵はまだ商売敵なので納得できるんですが、小次郎が伊達総司の名前を知っていたのに驚きました。小次郎は総司の名前を知っていたのに霧風は武蔵の名前を知らなかった…という訳で知名度は総司の方が上らしい (笑)。
総司が出て来たところでこれもツッコみます。竜魔が征嵐剣を手に入れるシーン。総司は「たしか…風魔の独眼竜竜魔!」と言い、竜魔も名乗っていない総司に「伊達総司よ」と呼びかけている。この2人、間違いなく前からの知り合いです!! …というのを冬コミ発行の本で使ったんだよね (笑)。他にも色々あるんですが今回は取りあえずこの辺で。ストーリーの矛盾よりキャラの人間関係が気になる辺り、私はやはり同人屋さんです。
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