『風魔の小次郎』第5話レポート
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泣けたよ〜! というか、思い入れを込めながら見ると泣けます。そうじゃなければ泣けません (笑)。第4話で始まったばかりのはずの項羽 vs. 紫炎はOP曲が流れる前に相討ちで終わってしまい、意識を取り戻した白虎は項羽の顔に化けて風魔の本陣 (柳生蘭子邸) へ乗り込む……というのが今回のお話。
兄弟愛のシーンは後のお楽しみとして、まずはツッコミどころを。とにかく白虎がカッコよすぎです。登場人物の中で一番忍っぽい。項羽そっくりに変装して乗り込んだだけでなく、赤外線センサーを見破りドーベルマンの数まで察知。蔵の中で伝説の宝刀・風林火山を発見する……と、ここまではよかったんですが伝書鳩はどうよ (笑)。いくら携帯が通じないとはいえ。
お次は残念ながら今回お亡くなりになった項羽さんについて。小次郎の口から彼が天才だった節が語られるんですが、蒙古斑の形を覚えてるって……項×小次っすか (大汗)!? あとドラマ項羽は左利きという設定だそうです。右手で箸を握ったせいで「珍しいこともあるものだ」とツッコまれ、「左脳を鍛えてるんだ」と返す項羽 (のふりをしてる白虎) はすごい! で、「オレにも教えてくれ」という竜魔もまたすごかった (笑)。でも最初私、「珍しいことも…」のセリフは項羽が小龍の隣に座ったことを言ってるのだと思いましたよ。兄弟仲悪いって話だし。 ←この解釈で正しかったようです。右手で箸を使うシーンで突っ込んだのは小龍で、竜魔の「珍しいことも…」のツッコミはやはりポジショニングのことのようでした。
今回のサブタイトルは「贋作」。小龍はずっと「項羽のコピー」と呼ばれてきたことで兄に反感を覚え「オレは項羽の贋作ではない」と僻んでるんですが、彼の死を機に「オレ達は二人でオリジナルだった」と認識する。ドラマオリジナル・血羽なんていう“二人だけの合図”があって、何だかんだと言いながら仲良かったんだなと視聴者も納得。クライマックスで小龍が白羽陣を敷くシーンでは『永遠の刹那』(項羽&小龍役の坂本兄弟が歌う風小次ED) が流れるんです。これがまたカッコよかった。きっと項羽は小龍の中で永遠に生き続けるのねっっ (原作では小龍もすぐ後を追うのだが)。来年夏までに風小次の人気が続いてたら「比翼之鳥」なんてタイトルで双子本でも出しそうです (おいおい)。ドラマの小龍は項羽を呼び捨てにしたり「兄さん」と呼んだり、他人に話す時は「兄者の項羽」と言ったり使い分けてました。私の中では呼び捨て設定です。だって…双子ってあまり上下を気にしないと思うんですよ普通。我が家にも双子がいるのでこの辺は間違いないと思います。
ややシリアスに傾いた後でまたツッコミ。もう一度言いますが白虎さん凄すぎます。顔だけじゃなく項羽の技までコピーできるんです。あと項羽のことを「美しい顔を残してやった」みたいな言い方してて、思わず「もっと言って!」と叫んだ私はアホです (笑)。んーっと、あとのツッコミどころは卵焼きを取られて激怒する小龍 (違うってば) とか、次週予告で出てきたしょぼい項羽&琳彪の墓とかか? あ、一つ腑に落ちないシーンが。「小龍も直に来る」という会話の直後に項羽が現れた場面です。誰か一人くらい「小龍か?」と聞きそうなものなのに皆「項羽」と分かったのは何故なんでしょうか? ま、私も項羽と小龍の顔が違うなーとは思うけどさ (笑)。
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