舞台『風魔の小次郎』レポート[3]
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舞台『風魔の小次郎』レポートその3です。今度こそ完結。前記事に引き続きネタバレ注意!
終盤の方で一番ツッコみたかったのはやはり麗羅でしょう。何か…あの武蔵への突っ込み方が下手すぎて死んだようにしか見えない。しかも小次郎に抱えられて腕の中で「楽しかったよ、有難う」と言い死んでいく。何が楽しかったんだーーー!! で、その脇でくたばりかけている竜魔 (笑)。小次郎と武蔵の戦いが終わるまで他のメンバーは出て来ません。麗羅は寝くたばっているだけなんですが、竜魔が必死で起き上がろうと中途半端な姿勢で時々動いているのが辛そうでした (妹と2人で「学さん大変だよねー」と同情していた)。絵里奈は声だけ出演なんですが死ぬシーンでは映像が背後に映り、遺影のようで苦笑してしまいました。……さて、ここで皆さん、何か重大なことに気づきました? 原作・ドラマ共に死んだ筈のあの人が生き残ったんです! それは……「ハワユ」(笑)!
舞台は原作通りの小次郎の台詞で終わったんですが、その後のカーテンコールが楽しかったです。まずは ON/OFF によるEDテーマ「永遠の刹那」。双子の後ろでキャストがポーズ決めてくれて格好良かったですv その後一旦みんな引っ込み、夜叉の面々から始まって数人ずつ (重要キャストは1人ずつ) 舞台に登場し客席に一礼。拍手が鳴る中また幕が上がり、カーテンコールという名の一発芸大会 (勿論「ハワユ」こと兜丸さん主催の) が始まりました。まずは「拓司! 拓司!」のコール。川久保さんが。「3、2、1、はい!」の掛声で……「いや、今日お母さん見に来てるんで!」と大慌て。会場大喜び! 次は兜丸さんがお手本を見せてくれました。何か奇声上げて転がってなかった? 流石の余裕っぷりで笑いを取ってました。次は小次郎。「3の倍数で雷電、5の倍数で不知火のマネやります」と言って1から10まで数えました (9と10で続くんだよ)。一同またも大ウケ! 妹から聞いたんだけど芸人さんのネタなんだそうですねこれ。小次郎は主役ということでシメの挨拶をやってくれたんですが、何故かまた上がる幕 (笑)。何故か兜丸こと八代さんが挨拶に立ち、「まずは…川久保君のお母さん、」と呼びかけたもんでこれまた客席爆笑になりました。最後の方むしろ何言ってたか覚えてないよ! 明日で千秋楽なので宜しくみたいなことだったかしら。とにかく「このカーテンコールのために兜丸が生き残ったんじゃないか」と妹が推理するくらい八代さん大活躍でした〜。
まーそんなこんなで色々ツッコミつつ楽しんで参りました。舞台自体はキャラソンカットしてでももう少し密度上げてほしかったけど (ドラマと原作知らなかったら絶対分からないもん)、ほぼ階段しかない舞台装置と客席を目一杯使って19人の美青年が駆け回るのは見ていてとっても気分良かったです。戦利品はパンフレット1,800円のみ。舞台の DVD 出るらしいのですが、個人的には二度は見なくてもいいかと思いました…。むしろ全公演のカーテンコール収録してほしい (笑)。握手会も参加しなかったけどハプニング的な壬生こと藤田さんの一人握手会に参加できたから充分満足ですっ!!
新宿コマ劇場の場所が場所だけに、舞台上の役者さん達とその辺に立ってるホストクラブのキャッチとどっちがイケメンかなーなんて考えてしまいました。ホストクラブ「風魔」とホストクラブ「夜叉」の歌舞伎町での五百年にわたる戦い……なんて、誰かそのネタでお話書いてくれませんか (笑)?
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