収録できなかった会話
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アイディアメモをひっくり返していたら『adonis2』に収録できなかったやり取りが出て来ました。『adonis』から『adonis2』にかけて突如キャラクターが崩壊した羽弟にまつわる、霧風と麗羅の会話。
霧「何がいいのかさっぱり分からない。一見まともだが兄以上の変態だぞあいつは。」
麗「変態じゃないですっ!! ちょっと女の子の好みが特殊なだけ!」
霧「……」
一般世間様ではぶっ飛んだ兄貴と冷静なツッコミかつツンデレの弟という図式の羽兄弟ですが、うちでは兄貴がシャイな道化役で弟が真面目を装った妄想家という設定です。どっちも制服マニアで、好きになったら男でも女でもあまり気にならない……という暴走気味な性格は共通だったり。
『adonis2』は時間がなくてバタバタしていた反面、かなり前から固まっていた思い入れの強いシーンも多々あります。11章冒頭の食事シーン、12章冒頭の項羽&霧風回想シーン、同じ12章の手紙を見つけるシーンなどなど。あれ、項羽と霧風の絡みばっかりだな。一番思いを込めた台詞は霧風が項羽に問うた「私は本当に、お前が愛するに足る女か……?」ですね。
風小次で長編を書くことは多分もうないと思いますけど、「ここまで持って行きたい!」というシーンが1つ思い浮かぶとそれだけで本1冊くらい簡単に書けてしまいます。いずれまた別の機会に今度は幽白本の作者お気に入りシーンをお話ししたいと思います (需要ないトークだなぁ)。
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