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値下げということ

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Writer:
桜枝真央
Category:
桜枝作業日誌
Posted on:
2011-07-23?01:03

 今回は独り言です (苦笑)。うちの発行物で今一番在庫がある本は『Radical Couple』。最初何故か600円という超高値 (ページ数の割に) がついててすぐ400円に下げたのですが、それでもまだ30部以上あって非常に困っています。夏コミから300円に下げる予定ですがそれでも減るかなぁ…。

 同じく前回のイベントで1冊も出なかった『Our Promise Still Holds』も100円値下げすることにしました。幽白スペースで風小次本を売るのが如何に大変かという話で、今回も値下げはしたけど1冊も売れないことは覚悟しています…。

 で、今回もう1冊値下げを決めたのが『嵐 -TEMPEST-』。これは売れ残ってるための値下げではありません。今まで出した本では一番思い入れが強く、そのため装丁も色々やってるんですが、そのせいで作るのが大変だし原価が高い! なので今後は文章だけそのままにして装丁は簡略化することにしました。中の紙替え&インク替えはなくし見返しもカット。トレペのカバーもなくして表紙絵をカバーに持ってくる感じ。そうすると材料費と手間が物凄く減るので一気にお値段下げてしまいました。

 印刷所に頼むならともかく、自分で作ると作業費は要らないし材料費だって凝らなければ微々たるものなのです。でも…「値段を下げる」ってのは最初に買って下さった方に申し訳ない気もするんですよね。「装丁どうでもいいから中身だけ読めれば充分」という方も多いでしょうし。何に対してお金を頂くのかな…と、しばし考え込んでしまったのでした。

 あ、そういえば以前ここで「『邂逅』文庫サイズにしたら欲しい方いますか?」と呼び掛けたことがありました。忘れてはいないですよー。ただ、全部文字組み直しになるのでいつか腰据えてやる予定です ^^;

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