芸能同人は本当に禁忌か
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一般人はあまり知らないと思いますが Wikipedia にも載っているのでそれなりに需要のある言葉なのでしょう。「Ｊ禁」、すなわち「J○hnny's禁」です。Wiki には「事務所」の「Ｊ」という解釈も載ってますね。要するに実在する芸能人が登場する、本人や事務所に見せるのが憚られるような二次創作のことです。SM○P とか Kin○i とか KAT-○UN とかを抱える某大型事務所は肖像権にはうるさいらしく、例えばドラマの公式サイトの登場人物紹介で、他はみんな写真なのに主役だけイラストになってたりすると「あの事務所のアイドルだな」と分かるという便利さ (？)。二次創作についても厳しくて、とある方に「あの事務所は夏と冬のコミケに合わせて大型アイドルのコンサートをぶつけたりしてくる」と聞いたことがあります。まぁこの辺セコいところが、私があの事務所のアイドルあんま好きじゃない理由です (-_-;)。
私自身が芸能ジャンルで活動したことないんで分からないのですが他の事務所も同じなんでしょうか？ いや、ドラマや特撮といったジャンルのサイトでも最近アクセス制限かけてるトコが多いんですよね。Ｊ以外でクレームつけてくる事務所が本当にあるんでしょうか。特にＶ系や美少年を売りにしてるような芸能事務所。やってることが矛盾している気がするんですが…それとも単なる管理人の自主規制なのかなぁ。
更に私が混乱してるのはここからです。同人誌印刷所のサイトで「協賛イベント」と称し、芸能関連の同人誌即売会の告知サイトへリンクされてることが多いんです。印刷所は検索除けなんかしてないのでその気になれば関係者にすぐ見つかると思うんですが…。個人サイトには「検索除けしてますので」とリンクに制限を設けつつ印刷所からのリンクは筒抜け。それでいいの…？ イベントそれ自体と主催者様に何事もなければいいんですが、私だったらクレーム怖いので印刷所からもリンクされたくない…。
何となくですが、J禁ってやっぱり半分は都市伝説だと思います。本気で潰す気なら事務所関係者が夏コミ・冬コミに乗り込んでくる筈だし。そういう需要も無視できない規模であるはずだから「黙認」になってるんだろうと思うんですよ。うちは芸能サイトではないんですが、風小次がドラマになったせいでかえってこのジャンルで活動しにくくなってる気がします (私の場合ドラマ化されなかったら再燃してなかっただろうけど)。「隔靴掻痒」ってこーいうことか！
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