携帯が落ちる音
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小説を書いていて意外と難しいのが擬音です。今「Found It」で困ってるのが、タイトルにも書きましたが、携帯電話が落下してアスファルトにぶつかる音。しかもこの携帯モックアップです。「カッ……カラカラカラ」とか…長いよ (死)。衝撃の事実に驚いて携帯を取り落とすというシーンなので短くてインパクトの強いのがいいんですけど。
とはいえ、荒木飛○彦先生のような劇的すぎる効果音を小説に使うと漫画以上にギャグになってしまいます。「ドッギャーン!」とか「レロレロレロレロ」とかちょっと無理 (笑)。漫画でも効果線次第でシリアスがギャグになってしまうのと同じです。効果音だけじゃないんですよね…言葉遣い一つで印象がガラッと変わってしまう。あと私の文章は和語より漢語が多くなりがちなのですが、キャラによってこの文体が似合う人間と似合わない人間がいます。キャラクター目線で書き続けた「adonis」では麗羅語りの章で苦労しました。今回は全編通じて霧風の語りの予定なので楽です。
今回の小説には陰から竜魔に情報提供する謎の女が出て来ます。ストーリーテラーの霧風にとって「謎」なだけで、読者の皆様にはすぐ誰か分かると思います。そう、あの「桜恋唄」最強の姐御です (笑)。
コメント
こんにちは~
あるある・・・と思ってしまいました(笑)
音の表現、特に擬音語ってムツカシイ。
桜枝様の文章は読みやすくて綺麗なので、とても好きですが、確かにそこに「ドッギャーン!」とかは見たくないかも・・・・(^^;
それ以外でも、表現には本当に困りますよね・・・
カツーン・・・・だけだと分からないですしねえ。
うーん。
桜枝様にいい案が浮かびますように(笑)
- Written by
- sakurae
- Posted on
- 2009-02-27?23:41
こんばんは、やっぱり小説書きの方なら分かって下さると思いました (笑)!
ちなみに今は「カシャーン!」と入れてます。何のひねりもない…orz
荒木先生の使われる擬音はまさに「ジョジョの奇妙な効果音」なのですが (笑)、
他にも漫画家さん特有の効果音がありまして
今書いてる小説の原作の作者 (車田先生) は「ザシャアッ」と「ピキィィィン」が多いです (笑)。
結構派手に音がしそうな場面でも小説の場合わざと擬音を入れず、
逆にたいして大きな音でなくても効果的に見せたくて入れたりとか…
うーむ、文章書きは奥が深すぎますっ。
まさしくですよね~
絵があったらできる表現、文字だから出来る表現・・・
特に文章で感じる温度が私は大好きですが・・・
これを表現!となると難しく(笑)
人によって苦心する場所は様々ですよね(--;