現状報告と昔のネタ暴露
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今回は信じられないくらい原稿が遅れている。自分の遅筆を知りながら今の状態で完成してる原稿はたった2枚。ゲスト様の分を入れても僅か7枚……orz 表紙描き直すと言ってるのに大丈夫なのか!? 本当はトルマリンPP貼りたいと思ってたんだけどこの分じゃ無理だなぁ (締切1週間早まるので)。折角本出すなら落描ききみたいなページ入れたくないもん。
前にも書いたんだけど黒鵺の話と鴉の話は決まっていて、下絵＆ペン入れが進んでいるのは黒鵺の話。蔵馬がページごとに顔違ってるんだけど「もういい！」と開き直ってます (汗)。見本カット載せたいんだけど、そうするとすぐにネタ割れするので載せられない……御免なさい。鴉の話はアイディアが一番最初に浮かんだのに絵は全然出来てない。
問題は残るページに何を入れようかということ。3ページ分が丸々空いている。本当は黄泉と楠樹の話を描きたかったんだけど思いつかないよ〜!! あまりに話が浮かばないので「お題」だけ先に決めて無理やり話を作ろうかと焦ったり。そういうのって後から見返せない原稿になりやすいので嫌だけど……と書いて今気づいた、『Sweet Departure』描き直せば7ページになるぞ (オイ)。……勿論やりません。そういやどこかで既に喋ったような気がしますが、あの漫画の1ページ目2コマくらいに出てくる目の下にスミ (？) 入れてる女顔の部下が楠樹の原型です。ツボリンの方ではありません (失笑)。あと3コマ目で剣の手入れしてる部下は名前を九条といいます。本当は蔵馬の部下ではなくて私のオリジナル (※脳内設定で留まってるけど)『紅蓮冬華』のキャラクター。『紅蓮…』は幽遊の影響受けまくってたなあ……解散した盗賊団を再興するために総長だった主人公・紅珠 (くるす；♀) が流れの剣客・狩野 (かのう；♂) と旅をする話。紅珠の筆頭部下が寒椿という女顔の青年で、これが楠樹に繋がってます。つーか『Sweet Departure』1ページ2コマ目に出演してたのは実はこの寒椿なんですね。
えーい、ついでだから粗筋喋っちゃおう。“紅蓮冬華”は魔界 (←舞台が魔界という辺りが幽遊の影響受けすぎ) で最も有名な盗賊団の名前なのです。ここでは女性しか総長になれないという決まりがあり、副長の男が実権を握るという体制がずっと続いてた。ところが先代の総長・鳴瀬 (なるせ) がライバルの盗賊団・零南樹 (れなんじゅ) との抗争で死亡し、彼女に想いを寄せていた副長 (名前忘れたっっ!!) が彼女そっくりの紅珠を次の総長に迎えた。ところが彼女は副長の“傀儡”になるのを拒否し、盗賊団の実権を巡って彼と対立する。元々副長と仲の悪かった寒椿と九条 (こいつらは親友同士) は紅珠の忠実な部下となる。特に寒椿は紅珠に恋をして完全服従…… (この辺が蔵馬と楠樹の関係に繋がるわけ)。あ、当然副長のモデルは黄泉ですね (笑)。
で、この紅珠のグループと副長のグループの内部分裂で結局紅蓮冬華は解散。懸賞首の紅珠はしばらくなりを潜めていたんだけど、魔界中が戦乱に陥り盗賊団の再興を決意する。旅の途中で彼女は剣客の狩野と知り合い、寒椿や九条とも再会する。ところが紅珠のかつての知り合い (ハッキリ言えば部下) が行く手に現れ、彼女が実は零南樹の当時の総長・氷臣 (ひおみ) の実妹・珠姫 (しゅき) であることを暴露する。実は彼女は当初、紅蓮冬華との抗争に敗れ解散した零南樹と、その時戦死した兄の敵討ちのために紅蓮冬華の総長を引き受けていた。しかも再会した部下こそ鳴瀬を殺害した刺客張本人……。衝撃を受けた寒椿と九条 (実は鳴瀬は九条に恋していたのです……この辺が前副長と九条の不仲の原因) は紅珠と訣別するものの、彼女が今は本心から平和な世界を望んでいることを知り再び合流。かつての副長やその部下で鳴瀬の弟・鳴海 (なるみ) とも和解し、やがて魔界を掻き回す他の盗賊団との決戦へ……
と、ここまで決まっていたんですが小説は出だしでストップしちゃった (^^;)。数年前、改装前のサイトに書きかけの文章載せてたのを覚えている方ももう殆どいないだろうな。あと上の話じゃ影薄すぎですが狩野のモデルは黒鵺でした〜。結局この話、寒椿の存在だけが楠樹というキャラに変わり『邂逅』に繋がってます。まぁ寒椿と楠樹じゃ腹黒さが違うけどね (笑)。あれ、そういや狩野にも弟をかばって死んだ (正確には炎の中へ封印された) 妖術師の兄貴がいたな!? すっかり忘れてたー!! とするとどうやらこいつが紫の原型と呼べそうだな……容姿全然違ってたけど。
私は編集レイアウト作業は好きだけど絵を描くのは実はあまり気乗りしない。時々わっと描きたくなるものの、普段は駄文書いてる方が性に合ってます。うー、誰か代わりに絵を描いてくれっ。トーン貼りやベタ等、仕上げ作業は好きなのに……。自分の画力のなさが多分一番の理由。二番目は作業の遅さですが、多分気乗りしないから遅いんだろうな……あーぁ (TT)。
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